当記事では、歴代のジャパンカップ(G1・芝2400m)の着差をランキング形式で記載している。ランキングはグレード制が導入された1984年以降を対象としており、TOP10を記載している。
ジャパンカップの歴代最大着差は「9馬身差」。2003年のタップダンスシチーが見せた伝説の逃げ切りで出た着差である。当時は天皇賞(秋)を連覇したシンボリクリスエスが圧倒的な1番人気に支持されており、タップダンスシチーは4番手評価。前年の有馬記念では1着シンボリクリスエス、2着タップダンスシチーという結果になっており、タップダンスシチーにとっては大舞台でのリベンジ達成となった。なお、ジャパンカップの次走の有馬記念ではシンボリクリスエスが2着リンカーンに9馬身差をつけて連覇を達成するというドラマチックな展開が待っていた。
2位タイは「4馬身差」で、該当馬は2頭。2014年のエピファネイア、2023年のイクイノックスである。エピファネイアは前年の菊花賞を勝利して以来、大阪杯3着、香港で4着など精彩を欠いていたが、C.スミヨン騎手との初コンビで臨んだジャパンカップでは後方から鋭い末脚を見せたジャスタウェイに4馬身差をつけて圧勝している。当時のジャパンカップにはジェンティルドンナ、ハープスター、スピルバーグ、イスラボニータなど豪華なメンバーが揃っていた。
イクイノックスは当時、天皇賞(秋)で1分55秒2という勝ち時計を叩き出し、世界レコードを樹立した次走だった。同年に牝馬三冠を達成したリバティアイランドをはじめ、同期の日本ダービー馬ドウデュース、同期の二冠牝馬スターズオンアース、変則開催による阪神G1三冠を達成したタイトルホルダーなど、頂上決戦といっても差し支えない豪華メンバーが出走していた。
ジャパンカップとは、JRAが施行する競馬の競走である。3歳以上のサラブレッドが出走可能な国際G1。1981年に日本初の国際G1として創設され、『八大競走』と同格とみなされていた。
これまで米年度代表馬ジョンヘンリーや凱旋門賞馬トニービン、モンジュー、デインドリーム、ソレミアなど各国の強豪馬が出走している。第4回施行時にカツラギエースが日本馬として初勝利を挙げた。
2014年からロンジンとパートナーシップを締結しており、ジャパンカップ開催時の東京競馬場の時計はロンジン社仕様のものとなっている。なお、アーモンドアイが芝2400mのワールドレコードである2分20秒6を叩き出したのが当レースである。
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