【牝馬三冠】歴代の三冠牝馬一覧 史上7頭目はリバティアイランド

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 牝馬三冠(ひんばさんかん)とは、3歳牝馬限定競走である桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞(1995年まではエリザベス女王杯)を指す。2023年10月現在、歴代の三冠牝馬は7頭。当記事では歴代の三冠牝馬を紹介する。

2023年、史上7頭目の牝馬三冠を達成したリバティアイランド
2023年、史上7頭目の牝馬三冠を達成したリバティアイランド
  1. 歴代の牝馬三冠馬
    1. 1986年 メジロラモーヌ
    2. 2003年 スティルインラブ
    3. 2010年 アパパネ
    4. 2012年 ジェンティルドンナ
    5. 2018年 アーモンドアイ
    6. 2020年 デアリングタクト
    7. 2023年 リバティアイランド
  2. 歴代の三冠牝馬 誕生の瞬間 レース映像
  3. 惜しくも二冠に終わった牝馬一覧
  4. 牝馬三冠レース歴代優勝馬一覧
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歴代の牝馬三冠馬

1986年 メジロラモーヌ

メジロラモーヌ
馬名メジロラモーヌ
モガミ
メジロヒリュウ
母父ネヴァービート
馬主メジロ牧場
調教師美浦 奥平真治
生産者 メジロ牧場
生年月日1983年4月9日
産地伊達市
中央獲得賞金3億1,192万円
主な勝ち鞍86'桜花賞(G1)
86'オークス(G1)
86'エリザベス女王杯(G1)
受賞歴JRA顕彰馬選出(1987年)

 1986年に史上初となる牝馬三冠(桜花賞オークスエリザベス女王杯-全てGI)を達成した。

2003年 スティルインラブ

スティルインラブ
馬名スティルインラブ
サンデーサイレンス
ブラダマンテ
母父Roberto
馬主ノースヒルズマネジメント
調教師栗東 松元省一
生産者 下河辺牧場
馬名の意味今でも愛してる
生年月日2000年5月2日
産地門別町
中央獲得賞金4億3,777万円
主な勝ち鞍03'桜花賞(G1)
03'オークス(G1)
03'秋華賞(G1)
受賞歴JRA最優秀3歳牝馬(2003年)

 メジロラモーヌ以来17年ぶり、史上2頭目の牝馬三冠を達成。秋華賞での達成はスティルインラブが初めてとなる。

2010年 アパパネ

アパパネ
馬名アパパネ
キングカメハメハ
ソルティビッド
母父Salt Lake
馬主金子真人ホールディングス
調教師美浦 国枝栄
生産者ノーザンファーム
馬名の意味ハワイに生息する赤い鳥の名前
生年月日2007年4月20日
産地安平町
中央獲得賞金5億5,859万円
主な勝ち鞍09'阪神JF(G1)
10'桜花賞(G1)
10'オークス(G1)
10'秋華賞(G1)
11'ヴィクトリアマイル(G1)
受賞歴JRA最優秀3歳牝馬(2010年)
JRA最優秀2歳牝馬(2009年)

 史上3頭目の牝馬3冠馬。2010年のオークスでは史上初となるGIでの1着同着で栄冠を手にした。金子真人氏は05年ディープインパクトとともに、牡馬、牝馬での3冠馬オーナーとなった。

2012年 ジェンティルドンナ

ジェンティルドンナ
馬名ジェンティルドンナ
ディープインパクト
ドナブリーニ
母父Bertolini
馬主サンデーレーシング
調教師栗東 石坂正
生産者 ノーザンファーム
馬名の意味貴婦人(伊)
生年月日2009年2月20日
産地安平町
中央獲得賞金13億2,621万円
主な勝ち鞍12'桜花賞(G1)
12'オークス(G1)
12'秋華賞(G1)
12'ジャパンC(G1)
13'ジャパンC(G1)
14'ドバイシーマC(G1)
14'有馬記念(G1)
受賞歴JRA年度代表馬(2012・2014年)
JRA最優秀3歳牝馬(2012年)
JRA最優秀4歳以上牝馬(2013・2014年)

 2012年に史上4頭目の牝馬三冠を達成。ジャパンCでは、前年の牡馬三冠馬オルフェーヴルを一騎打ちの末に打ち負かし、この年の年度代表馬となった。

2018年 アーモンドアイ

アーモンドアイ
馬名アーモンドアイ
ロードカナロア
フサイチパンドラ
母父サンデーサイレンス
馬主シルクレーシング
調教師美浦 国枝栄
生産者ノーザンファーム
馬名の意味美人とされる顔の目の形
生年月日2015年3月10日
産地安平町
中央獲得賞金19億1,526万円
主な勝ち鞍18'桜花賞(G1)
18'オークス(G1)
18'秋華賞(G1)
18'20'ジャパンC(G1)
19'ドバイターフ(G1)
19'20'天皇賞(秋)(G1)
受賞歴JRA年度代表馬(2018、2020年)
JRA最優秀3歳牝馬(2018年)
JRA最優秀4歳以上牝馬(2020年)

 史上5頭目の牝馬3冠馬。国枝栄調教師は、アパパネに続く2度目の牝馬3冠を達成。年度代表馬にも満票で選ばれ、3歳牝馬の受賞は2012年のジェンティルドンナ以来、満票は2000年のテイエムオペラオー以来で、牝馬が満票で受賞したのは史上初。

2020年 デアリングタクト

デアリングタクト
馬名デアリングタクト
エピファネイア
デアリングバード
母父キングカメハメハ
馬主ノルマンディーサラブレッドレーシング
調教師栗東 杉山晴紀
生産者長谷川牧場
馬名の意味大胆な+Tactics(戦法)より。大胆な戦法。父、母名より連想
生年月日2017年4月15日
産地日高町
中央獲得賞金6億4,413万円
※2023年3月5日現在
主な勝ち鞍20'桜花賞(G1)
20'オークス(G1)
20'秋華賞(G1)
受賞歴

 アーモンドアイ以来2年ぶり、史上6頭目の牝馬3冠馬。無敗での牝馬3冠達成は史上初で、斬れる末脚を武器に同世代牝馬をなぎ倒した。

2023年 リバティアイランド

リバティアイランド
馬名リバティアイランド
ドゥラメンテ
ヤンキーローズ
母父All American
馬主サンデーレーシング
調教師栗東 中内田充正
生産者ノーザンファーム
馬名の意味アメリカ・アッパーニューヨーク湾の「自由の女神像」が建っている島
生年月日2020年2月2日
産地安平町
中央獲得賞金4億2,947万円
秋華賞出走時
主な勝ち鞍22’阪神ジュベナイルフィリーズ
23'桜花賞(G1)
23'オークス(G1)
23'秋華賞(G1)
受賞歴JRA最優秀2歳牝馬(2022年)

歴代の牝馬三冠馬

惜しくも二冠に終わった牝馬一覧

牝馬三冠レース歴代優勝馬一覧

「歴代三冠馬」まとめ

 3歳馬のクラシックレースである皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の三冠レースをすべて制した三冠馬を紹介します。

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