当記事では、種牡馬の成績を定量的に判別するための指標として用いられている「アーニング・インデックス(AEI)」について記載する。
アーニング・インデックスとは、競馬における種牡馬の成績を定量化するための、いわゆる偏差値のこと。出走馬1頭あたりの収得賞金の平均値を「1.00」として、各々の種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合を数値で表している。
平均が「1.00」となり、この数値が大きくなるほど産駒が多くの賞金を獲得している=「種牡馬として優秀である」と示される。略称として「AEI」、「EI」などと記述される。netkeibaのデータベース上では「EI」が用いられている。
(産駒の総収得賞金/産駒の出走頭数)÷(全出走馬の収得賞金/総出走頭数)=AEI
「リーディングサイアー」は出走した産駒の総収得賞金で順位が決定されるため、産駒が多いほどにリーディングへの可能性は高まるが、上記の数式を用いて導き出した指標を用いることで、産駒の平均的な質を評価できるとされている。
アーニング・インデックスと並んで、種牡馬の評価指標に使われる定量指標を記す。
コンパラブル・インデックスとは、競馬において種牡馬の成績を示す指標のひとつ。「当該種牡馬が配合された繁殖牝馬の質」を示している。
アーニング・インデックスと比較してコンパラブル・インデックスが高ければ「繁殖の質が良いにも関わらず産駒の成績が良くない」、逆にコンパラブルインデックスがアーニングインデックスを下回っている場合は「繁殖の質のわりに産駒が活躍している」という判定が可能となる。
種牡馬の産駒が勝利を挙げた際の平均的な距離。短距離戦の番組が多くなる2歳シーズンおよび障害レースを除いて計算される。「産駒の平均的なスタミナ」を示しており、これによりある程度、産駒の距離適性を測れるものとされている。
日本国内で供用されている、または供用されていた種牡馬のAEIを降順に列挙する。 なお、他にAEIが高水準だった種牡馬の例として、Kitten's Joy(ジャンダルムが活躍)、Dark Angel(マッドクールやダークペイジが活躍)、American Pharoah(カフェファラオが活躍)、Frankel(レイべリングなどが活躍)など、日本国内における産駒数が少ないものの一部活躍馬を輩出する海外の種牡馬などが挙げられる。
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