当記事では、2025年10月8日(水)20時05分に大井競馬場で開催されたジャパンダートクラシック(Jpn1・3歳・ダート2000m・16頭)の最新情報・レース結果・ニュース・レース後コメントなどを記載する。
2025年のジャパンダートクラシックを勝利したのはナルカミ。4連勝かつ不来方賞からの重賞連勝でJpn1初制覇を飾った。鞍上を務めたのは戸崎圭太騎手。
現行体制となってからの3歳ダート三冠がかかっていたナチュラルライズは2着。三冠馬誕生とはならなかった。
スタート後、好発からスムーズにナルカミが先手を主張。外からアドマイヤデイトナが競りかけ、さらにドンインザムードが進出し2番手の位置を確保した。ナチュラルライズは向正面から位置を上げて4番手の位置を取った。
4コーナーから最終直線にかけては依然としてナルカミが先頭。ナチュラルライズが交わしにかかったが、ナルカミの脚色は衰えず、最終直線ではさらに差を突き放して1着でゴール板に飛び込んだ。3馬身差の2着にナチュラルライズ。
2着ナチュラルライズからさらに9馬身差の3着には、じわじわと末脚を伸ばしたルクソールカフェが入線。これがアメリカ遠征からの復帰戦だった。
優勝馬ナルカミは父サンダースノー、母オムニプレゼンス、母の父ディープインパクトという血統。三代母マンデラの仔にはワールドエース・ワールドプレミア・ヴェルトライゼンデがいる。父サンダースノーと同様に、オーナーはゴドルフィン。サンダースノーの産駒はナルカミのほか、これまでテンカジョウが牝馬限定のダートグレード競走を3勝しているが、Jpn1制覇はこれが初めてとなった。
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