【三冠馬対決まとめ】中央競馬で実現した三冠馬対決の一覧 オルフェーヴル vs ジェンティルドンナなど

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 当記事では、日本競馬において実現した「三冠馬対決」の概要・出走馬・レース結果などを記載する。これまで日本における三冠馬対決は5レース存在し、なかでも2020年ジャパンカップでは三冠馬3頭の対決が実現した。

アーモンドアイの引退式の様子(撮影:下野雄規)
アーモンドアイの引退式の様子(撮影:下野雄規)
  1. 1984年ジャパンカップ(G1)
  2. 1984年有馬記念(G1)
  3. 1985年天皇賞(春)(G1)
  4. 2012年ジャパンカップ(G1)
  5. 2020年ジャパンカップ(G1)
  6. 「三冠馬」関連ニュース
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 なお、出走馬の当時の馬齢は現行表記に合わせている(例:1984年ジャパンカップ出走時のシンボリルドルフは旧齢4歳)。

1984年ジャパンカップ(G1)

出走した三冠馬性齢着順騎手
シンボリルドルフ牡33着岡部幸雄
ミスターシービー牡410着吉永正人

 同レースの覇者はカツラギエース。日本調教馬として初めてジャパンカップを制し、同年の優駿賞最優秀5歳以上牡馬(現JRA賞最優秀4歳以上牡馬)を受賞した。

1984年有馬記念(G1)

シンボリルドルフ(2010年撮影)
シンボリルドルフ(2010年撮影)
出走した三冠馬性齢着順騎手
シンボリルドルフ牡31着岡部幸雄
ミスターシービー牡43着吉永正人

 1983年にシンザン以来の三冠馬となったミスターシービーと、1984年に無敗三冠を達成したシンボリルドルフ、この前走で前述の2頭を下して日本調教馬初のジャパンカップ覇者となったカツラギエースが出走し、三強対決の様相を呈していた。

 ファン投票では1位ミスターシービー、2位シンボリルドルフ、3位カツラギエースの順。当日の単勝人気も同じ並びだった。レース本番、シンボリルドルフが最終直線でカツラギエースを交わし、追い上げるミスターシービーを抑えて優勝。2着はカツラギエースだった。

1985年天皇賞(春)(G1)

出走した三冠馬性齢着順騎手
シンボリルドルフ牡41着岡部幸雄
ミスターシービー牡55着吉永正人

 シンボリルドルフが古馬入りし、ミスターシービーと3度目の三冠馬対決となった。レース本番、3コーナー手前で先頭に立ったミスターシービーを直線入り口でシンボリルドルフが差し返し、そのまま後続を抑えて優勝。G1・5勝目を飾った。

2012年ジャパンカップ(G1)

2012年ジャパンカップのゴール前の様子
2012年ジャパンカップのゴール前の様子
出走した三冠馬性齢着順騎手
ジェンティルドンナ牝31着岩田康誠
オルフェーヴル牡42着池添謙一

 上記2頭に加え、凱旋門賞ソレミアが来日。クイーンエリザベス2世カップ覇者ルーラーシップなどG1馬が9頭、出走馬17頭すべてが重賞覇者という豪華なメンバーで開催された。

2020年ジャパンカップ(G1)

2020年ジャパンカップのゴール前の様子
2020年ジャパンカップのゴール前の様子

 同年の天皇賞(秋)で史上初となるG1・8勝を飾ったアーモンドアイ、世界初の父子無敗クラシック三冠を達成したコントレイル、史上初の無敗牝馬三冠を飾ったデアリングタクトが集結。3頭の三冠馬が一度に出走することは日本競馬史上初で、各種メディアには『世紀の一戦』、『空前絶後』などと表現された。

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