当記事では、2025年6月17日(火)から6月21日(土)の5日間にかけてイギリスのアスコット競馬場で行われる2ロイヤルアスコット開催(ロイヤルミーティング)のレース概要・優勝馬・最新情報などを記載する。
レース名 | 優勝馬 | 騎手 |
---|---|---|
クイーンアンS(G1) | ドックランズ | M.ザーラ |
キングチャールズ3世S(G1) | アメリカンアフェア | P.マルレナン |
セントジェームズパレスS(G1) | フィールドオブゴールド | C.キーン |
プリンスオブウェールズS(G1) | オンブズマン | W.ビュイック |
アスコットゴールドカップ(G1) | トローラーマン | W.ビュイック |
コモンウェルスカップ(G1) | タイムフォーサンダルズ | R.キングスコート |
コロネーションカップ(G1) | セルセネ | G.キャロル |
QE2世ジュビリーS(G1) | ラザット | J.ドイル |
引用:YouTube『At The Races』より
ロイヤルアスコット開催の開幕戦・クイーンアンステークスは昨年2着だったドックランズが優勝した。外から末脚を伸ばすロサリオンと馬体を合わせた追い比べの末、写真判定の結果ハナ差で軍配が上がった。
ドックランズは昨年チャーリンの2着。その後オーストラリアや香港への遠征を経験。今シーズン3戦目で重賞初制覇をG1の舞台で成し遂げた。
引用:YouTube『At The Races』より
伝統の5ハロン戦・キングチャールズ3世ステークスは20頭立てで行われ、テンから横一線の追い比べが展開されるなか、馬場の中央から抜け出したアメリカンアフェアが優勝。2着にはフロストアットドーンが入線した。
アメリカンアフェアはワシントンディーシー産駒のイギリス調教馬。今回がG1初挑戦であり、前哨戦5着から巻き返しての戴冠となった。
引用:YouTube『At The Races』より
欧州の3歳マイル王決定戦・セントジェームズパレスステークスには、イギリス・アイルランド・フランスの2000ギニー優勝馬が集結。レースでは早めに仕掛けたフィールドオブゴールドが後続をまったく寄せ付けず圧勝した。鞍上はコリン・キーン騎手。
なお、2着に仏2000ギニー優勝馬アンリマティス、3着に英2000ギニー優勝馬ルーリングコートが入線し、2000ギニー優勝馬のワンツースリー決着となった。
引用:YouTube『At The Races』より
古馬の中距離最強決定戦の一角、プリンスオブウェールズステークスを勝利したのはオンブズマン。3歳時に裏街道を進んだ素質馬がG1初挑戦で古豪を打ち負かした。直線では馬群に包まれて進路を失くすも、大外へ一気に進行方向を切り替え、先に抜け出したアンマートを並ぶ間もなく差し切る衝撃のパフォーマンスを見せた。
引用:YouTube『At The Races』より
引用:YouTube『At The Races』より
引用:YouTube『At The Races』より
引用:YouTube『At The Races』より
ロイヤルアスコット開催最終日に行われたクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス。優勝馬は昨年デビューから無傷の6連勝でG1を制した欧州の快速馬ラザットだった。これでG1通算2勝目となる。
日本からはサトノレーヴが参戦し、僅差の2着に惜敗した。ロイヤルアスコット開催での日本馬の連対はアグネスワールドに続き史上2頭目。なおアスコット競馬場で行われた重賞で3着内に入線した日本馬はこれまでアグネスワールド・ハーツクライ・ディアドラの3頭しか居らず、日本競馬史に名を刻む走りを見せた。
なお、レース後にラザットが鞍上のJ.ドイル騎手を振り落とし放馬するトラブルが発生。コースを悠々と単騎で駆けるラザットを背景にジョッキーインタビューが放送されるという珍事が起こった。
ロイヤルアスコット開催とは、例年6月に全5日間の日程で、イギリスのアスコット競馬場でおこなわれる競馬開催のこと。イギリス王室が主催している。
現地では『ロイヤルミーティング』と呼ばれている。テニスのウィンブルドン、ゴルフの全英オープン、レガッタのヘンリー・ロイヤル・レガッタなどに並ぶ夏の一大スポーツイベントとして認知されている。
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