当記事では、古馬の調教場所ごとの馬也・強め・一杯・全脚色の平均・上位5%・20%の調教タイムおよび各コースの特徴を記載している。なお、各コースの傾向については2023年のデータを元に作成。
自分の愛馬、お気に入り馬の調教タイムを各コースの平均、上位のタイムとの比較による調子の判断材料にご利用いただけます。
表示されている強め以外の項目をタップするとそれぞれのタイムが表示されます。
※調教タイムデータ提供:デイリースポーツ
- 美浦トレーニングセンター
- ウッドチップコース
- ポリトラックコース
- 坂路
- 芝コース
- ダートコース
- 栗東トレーニングセンター
- ウッドチップコース
- ポリトラックコース
- 坂路
- Bコース
- 芝コース
- Eコース
- 札幌・函館・小倉
- 札幌芝コース
- 札幌ダートコース
- 函館ウッドチップコース
- 函館芝コース
- 函館ダートコース
- 小倉ダートコース
- 今週の調教映像
- 関連情報
美浦:ウッドチップコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 88.0 | 70.0 | 54.7 | 40.0 | 12.7 |
古馬OP平均 | 87.9 | 69.8 | 54.6 | 39.9 | 12.6 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 81.7 | 65.7 | 50.9 | 36.9 | 11.4 |
上位20% | 83.2 | 67.0 | 51.9 | 37.7 | 11.7 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 85.5 | 68.2 | 53.1 | 38.9 | 12.5 |
古馬OP平均 | 85.0 | 67.7 | 52.5 | 38.4 | 12.2 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 80.9 | 64.4 | 50.4 | 36.6 | 11.3 |
上位20% | 82.3 | 65.2 | 51.2 | 37.2 | 11.6 |
素材とアカマツとスギの混合材。クッション性と排水性に優れており、天候による変化が少ない代わりに、表面に凹凸が出来やすく、また滑りやすいデメリットがある。美浦トレセンにおいて人気の高い調教馬場。
【2023年美浦ウッドチップコースデータ】
1,馬なりで上位20%の83.2秒より早く走った馬の傾向
出走が多い主要距離の中で勝率が高い条件はダート1600mの16.1%、芝1600mの12.6%、芝1800mの11.5%、の順。出走数は少ないものの、ダート1700mの勝率が17.1%と高い。
競馬場別では、出走数自体は少ないが中京での勝率は15%を超えており馬也で早いタイムが出せる馬が中京競馬場に出走した場合は要注意。
2,ラスト1F上位20%の11.7秒より早く走った馬の傾向
勝率の高い条件は1位が芝1600mの14.1%、2位が芝1400mの12.7%、3位が芝1800mの10.9%。競馬場では中山、東京への出走数が圧倒的に多く、両競馬場の比較では東京競馬場の方が成績が良く、東京芝1800mが9勝(勝率16.7%)のトップ。
美浦:ポリトラックコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 83.6 | 68.8 | 54.1 | 39.9 | 12.6 |
古馬OP平均 | 83.3 | 68.5 | 53.7 | 39.5 | 12.4 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 79.4 | 63.5 | 49.1 | 36.1 | 11.3 |
上位20% | 80.1 | 65.0 | 50.3 | 36.8 | 11.6 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.8 | 67.2 | 52.1 | 38.3 | 12.1 |
古馬OP平均 | 82.4 | 66.6 | 51.5 | 37.9 | 11.9 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 78.5 | 63.2 | 49.0 | 36.1 | 11.3 |
上位20% | 79.1 | 64.6 | 50.0 | 36.7 | 11.5 |
気象条件の影響を受けにくく、馬場状態が一定に保たれるメリットを持つコース。凍りにくく、厳寒期でも凍結防止剤を使用せずに追い切りを行える。素材の「ニューポリトラック」とは、厳寒期の調教を安全に行うために生まれた「オールウェザートラック」に使用される素材のひとつであり、電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワックスなどを混合したものである。
【2023年美浦ポリトラックコースデータ】
1,ラスト1F馬也上位20%の11.6秒より早く走った馬の傾向
芝(複勝率13.5%)よりもダート(複勝率17.3%)の方が成績が良い傾向にある。短距離での好走が目立ち、1400m(複勝率19.8%)と1200m(19.1%)の数値が高い。
2,ラスト1F強め上位20%の11.5秒より早く走った馬の傾向
馬也以上にダート(複勝率16.0%)の方が芝(複勝率7.9%)よりも成績が良い傾向にある。コース別では中山ダート1200mの成績が良く、勝率が11.8%、複勝率が29.4%と好成績を残している。
美浦:坂路コース
馬也の平均タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
古馬平均 | 56.8 | 41.3 | 27.0 | 13.3 |
古馬OP平均 | 56.7 | 41.1 | 26.8 | 13.2 |
馬也の上位タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
上位5% | 52.9 | 38.5 | 25.0 | 12.2 |
上位20% | 54.2 | 39.5 | 25.7 | 12.5 |
強め・一杯の平均タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
古馬平均 | 54.6 | 39.8 | 26.0 | 12.9 |
古馬OP平均 | 54.2 | 39.6 | 26.0 | 12.7 |
強め・一杯の上位タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
上位5% | 52.2 | 38.0 | 24.7 | 12.0 |
上位20% | 53.2 | 38.6 | 25.2 | 12.3 |
2023年10月4日より本運用が開始されたリニューアル後の美浦坂路コース。地面を掘り下げ地下約16メートルを起点とすることで、坂路全体の高低差は従来より15メートル高くなり、33メートルとなった。これは栗東トレーニングセンター坂路の32メートルをしのぐ高低差となり、より負荷がかかる調教を行えるメリットがある。
【2023年美浦坂路コースデータ】
1,馬なりで上位20%の54.2秒より早く走った馬の傾向
勝率が高い条件はダート1600m(勝率10.5%)、芝1600m(勝率9.7%)。田中博康厩舎が勝率が44.4%と高く、早く走った4頭中3頭が重賞を制するなど2023年は好成績を収めた。
2,馬也でラスト1F上位20%の12.5秒より早く走った馬の傾向
勝率が高い条件は芝2000mの16.4%、ダート1800mの12.2%。出走数は少ないがダート1700mは勝率23.1%と高い。クラス別成績では2勝クラスの勝率が13.4%、複勝率27.5%、重賞での勝率が18.8%、複勝率43.8%と高い事は心に留めておきたい。
※美浦坂路の集計期間は2023年10月4日~2023年12月31日
美浦:芝コース
馬也の平均タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 68.2 | 53.2 | 38.6 | 12.2 |
古馬OP平均 | 67.5 | 52.6 | 38.4 | 12.2 |
馬也の上位タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 64.2 | 49.4 | 35.1 | 11.1 |
上位20% | 65.6 | 50.9 | 36.7 | 11.6 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.5 | 67.4 | 52.6 | 38.7 | 12.2 |
古馬OP平均 | 81.6 | 66.6 | 52.0 | 38.4 | 12.0 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 76.7 | 63.9 | 49.6 | 36.3 | 11.3 |
上位20% | 79.0 | 65.0 | 50.5 | 37.0 | 11.5 |
構造は競馬場の芝コースと同じである。なお、美浦トレセンにおいては調教的な側面ではなく、芝コースに競走馬を慣れさせる目的で使用することが多く、利用される頻度が最も少ない調教馬場でもある。
【2023年美浦芝コースデータ】
2023年は馬也、強め一杯ともに上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。その中、芝コースで追い切った古馬は1000m、1200mで勝利を挙げるなど短距離思考の馬が多い傾向にある。
美浦:ダートコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 84.1 | 69.4 | 55.1 | 40.6 | 12.9 |
古馬OP平均 | 84.0 | 68.8 | 54.7 | 40.3 | 12.9 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 80.6 | 64.7 | 50.0 | 36.8 | 11.6 |
上位20% | 82.4 | 66.3 | 51.0 | 37.6 | 11.9 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.2 | 67.4 | 52.6 | 38.7 | 12.2 |
古馬OP平均 | 81.8 | 67.0 | 52.3 | 38.5 | 12.0 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 77.4 | 63.9 | 49.6 | 36.4 | 11.3 |
上位20% | 79.1 | 65.0 | 50.5 | 37.1 | 11.5 |
美浦のダートコース、旧名はBコース。以前はウッドチップ馬場だったが、2019年1月の南馬場大規模改修工事により、現在のダート馬場に変更。関東地区開催に応じて右回り、左回りに変更して追い切りが出来るようになっている。
【2023年美浦ダートコースデータ】
1,馬なりで上位20%の82.4秒より早く走った馬の傾向
勝率が高い条件はダート1600mが17.6%、芝1600mが14,6%、ダート1400mが11.9%の順。単純な勝利数は圧倒的に芝コースの方が多く、東京競馬場と中山競馬場の出走数はほぼ同数。2場の比較では勝率、連対率、複勝率すべて東京競馬場の方が高い。主場に比べると出走数が少ない競馬場ではあるが、中京競馬場の勝率が21.4%と高数値をマーク。
2,馬也でラスト1F上位20%の11.9秒より早く走った馬の傾向
勝率が高い条件はダート1600mが11.9%、芝1400mの11.2%、ダート1700mの10.5%、の順。厩舎では奥村武厩舎が13勝で最も多く、堀宣行厩舎と田中博康厩舎が12勝で続いている。奥村厩舎は9頭で13勝を挙げるなど、多くの馬で勝利している。
栗東:Cウッドチップコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 85.2 | 69.7 | 54.7 | 39.9 | 12.7 |
古馬OP平均 | 84.9 | 69.5 | 54.5 | 39.7 | 12.6 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 79.3 | 64.4 | 50.1 | 36.3 | 11.3 |
上位20% | 80.9 | 65.7 | 51.1 | 37.1 | 11.6 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.9 | 67.3 | 52.5 | 38.3 | 12.3 |
古馬OP平均 | 82.8 | 67.1 | 52.2 | 38.0 | 12.1 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 77.7 | 63.0 | 48.9 | 36.1 | 11.2 |
上位20% | 79.7 | 64.8 | 50.4 | 36.8 | 11.5 |
1800mのウッドチップコース。アカマツとスギで構成されている。クッション性と排水性に優れており、天候による馬場状態の変化が少ない。また競走馬に脚への負担も少ないコースである。
【2023年栗東Cウッドチップコースデータ】
1,馬なりで上位20%の80.9秒より早く走った馬の傾向
勝率高い条件は1位が芝1800mの13.3%、2位が芝1200mの9.8%、3位は芝1600mの9.1%。開催レース数の影響もあり、出走数は減るが芝2200mの勝率が20.5%と高い。また、関西主場でないため出走数は少ないが中山競馬場、新潟競馬場での勝率が12%を超えていることには注目したい。
2,ラスト1F上位20%の11.6秒より早く走った馬の傾向
勝率高い条件は1位芝1800mの12.7%、2位が芝1400mの10.6%、3位が芝1600mの10.4%。厩舎別で見ると中内田充正厩舎は複勝率40.6%、友道康夫厩舎は40.3%と高い傾向にある。6F同様中山競馬場での成績が優秀で勝率11.8%、複勝率35.4%ある。なお昨年ラスト1ハロン11秒を切った馬はドウデュースやプログノーシスなど10頭いるが、その10頭すべてが3勝クラス以上の馬。ウッドコースでラスト1ハロン11秒切れる馬は出世する可能性が高い。
栗東:Dポリトラックコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.9 | 68.2 | 53.9 | 39.7 | 12.6 |
古馬OP平均 | 82.4 | 67.9 | 53.7 | 39.4 | 12.3 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 75.7 | 62.3 | 48.9 | 36.0 | 11.1 |
上位20% | 78.4 | 63.9 | 49.8 | 36.7 | 11.3 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 80.7 | 65.8 | 51.1 | 37.7 | 11.7 |
古馬OP平均 | 80.6 | 65.5 | 50.9 | 37.5 | 11.6 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 76.0 | 61.7 | 48.8 | 35.7 | 10.9 |
上位20% | 77.4 | 62.8 | 49.1 | 36.3 | 11.1 |
2038mのニューポリトラックコース。ニューポリトラックは電線被覆材、ポリエステル不織布、硅砂、ワックス等を混合したものであり、気象条件の影響を受けにくく、馬場状態が一定に保たれるのが大きな特徴である。凍結しにくいため厳寒期でも凍結防止剤を使用せず調教が可能だが、積雪しやすい面があり、降雪時には開場できない場合もある。
【2023年栗東Dポリトラックコースデータ】
2023年に馬也の上位タイムを計測した馬がほぼいなかった。2023年は馬也、強め一杯ともに上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。2023年、馬也でラスト1F上位20%となるラスト11.3秒を切ったことがある友道厩舎の所属馬は3頭いるが、すべて馬券圏内に好走し、そのうち2頭は重賞を制している。
Dポリトラックコースで追い切った馬の距離別勝率は芝1400mが9.7%、芝1600mの複勝率が33.3%と高かった。
栗東:坂路コース
馬也の平均タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
古馬平均 | 57.3 | 41.6 | 27.1 | 13.4 |
古馬OP平均 | 57.2 | 41.5 | 27.0 | 13.3 |
馬也の上位タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
上位5% | 52.2 | 37.7 | 24.5 | 12.1 |
上位20% | 53.4 | 38.7 | 25.1 | 12.4 |
強め・一杯の平均タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
古馬平均 | 53.5 | 38.8 | 25.3 | 12.7 |
古馬OP平均 | 53.4 | 38.7 | 25.2 | 12.6 |
強め・一杯の上位タイム
| 4F | 3F | 2F | 1F |
上位5% | 50.7 | 36.9 | 24.0 | 11.9 |
上位20% | 51.5 | 37.5 | 24.4 | 12.1 |
全長1085m、幅員7m、高低差32mの坂路コース。1985年以前は「東高西低」だった立場を逆転させた大きな要因の一つとしても有名。関西馬2023年現在、もっとも利用頭数の多いコースである。また坂路の調教時計はICチップを用いて計測されており、調教参考タイムとして発表されている。
【2023年栗東坂路コースデータ】
1,馬なりで上位20%の53.4秒より早く走った馬の傾向
勝率高い条件は1位が芝1200m、2位がダート1200m、3位は芝1800mと2000mが同率。競馬場では中山、新潟、福島、阪神の順。調教師別にみると武英智厩舎は勝率が19.7%で複勝率が42.4%と辻野泰之厩舎は勝率が14.1%で複勝率が43.8%と高い傾向にある。
2,ラスト1F上位20%の12.4秒より早く走った馬の傾向
勝率高い条件は1位がダート1200m、2位がダート1800m、3位が芝2000m。競馬場では中山、福島、新潟、阪神の順。調教師別に見ると中内田充正厩舎は複勝率40.6%、友道康夫厩舎は40.3%と高い傾向にある。
栗東:Bコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 84.5 | 69.4 | 54.9 | 40.5 | 12.6 |
古馬OP平均 | 84.9 | 69.3 | 54.8 | 40.2 | 12.4 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 79.3 | 62.6 | 49.0 | 35.7 | 11.2 |
上位20% | 81.2 | 64.1 | 50.6 | 36.7 | 11.4 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.4 | 66.9 | 52.1 | 38.2 | 11.9 |
古馬OP平均 | 82.3 | 67.0 | 52.1 | 38.2 | 11.9 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 77.3 | 62.8 | 49.0 | 35.9 | 11.1 |
上位20% | 78.8 | 63.9 | 49.7 | 36.5 | 11.3 |
1600mのダートコース。天候による馬場状態の変動が大きい反面、降雪・凍結の恐れがある状況でもハロー掛けを実施することで使用可能である。日本の気候に適する馬場として発展してきた。
【2023年栗東Bコースデータ】
2023年は馬也、強め一杯ともに上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。2023年にBコースで追い切った馬のダート成績が良く(複勝率が21.9%)、その中でも阪神ダートコースは複勝率が28.1%と好成績を残している。厩舎別では、藤原英昭厩舎、藤沢則雄厩舎が比較的多く使用している。
栗東:芝コース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 81.6 | 66.5 | 51.8 | 37.8 | 12.2 |
古馬OP平均 | 81.6 | 66.1 | 51.2 | 37.4 | 12.1 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 76.7 | 61.5 | 47.8 | 34.4 | 11.2 |
上位20% | 78.4 | 62.8 | 48.7 | 35.2 | 11.4 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 80.4 | 65.4 | 50.6 | 36.9 | 11.9 |
古馬OP平均 | 80.4 | 65.2 | 50.4 | 36.8 | 12.0 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 76.4 | 61.5 | 47.7 | 34.9 | 11.1 |
上位20% | 77.4 | 62.4 | 48.4 | 35.3 | 11.2 |
1950mの芝コース。使用している芝の種類は「野芝」。降雨時には入場頭数が多くなる。
【2023年栗東芝コースデータ】
2023年は馬也、強め一杯ともに上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。傾向として、1勝クラスでの成績が勝率11.5%、複勝率34.6%と優秀な成績を挙げており、栗東芝コースで追い切りを行ったことのある馬が1勝クラスに出走した時は注目したい。総じて速いタイムを出す厩舎は少なかったが、藤原英昭厩舎は多く使用、それに続くのが武英智厩舎、友道康夫厩舎。
栗東:Eコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 87.1 | 69.4 | 55.1 | 40.8 | 13.2 |
古馬OP平均 | 85.8 | 68.8 | 54.9 | 40.2 | 13.1 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 78.6 | 61.7 | 48.0 | 35.7 | 11.6 |
上位20% | 83.3 | 65.2 | 50.4 | 36.9 | 12.0 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.4 | 64.0 | 50.3 | 37.4 | 12.2 |
古馬OP平均 | 81.6 | 63.2 | 50.0 | 37.2 | 12.2 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 75.5 | 58.8 | 46.4 | 34.6 | 11.2 |
上位20% | 76.4 | 60.7 | 47.5 | 35.3 | 11.5 |
全体2200mのダートコース。発走試験が行われるコースでもある。
【2023年栗東Eコースデータ】
2023年は馬也、強め一杯ともに上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。傾向として短距離よりも中距離向きの馬が追い切りで使用している。また、荒川義之厩舎所属馬で、Eコースで追い切った馬は3頭いたが、その3頭とも自己条件でしっかり馬券圏内に好走している。
札幌:芝コース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 82.4 | 67.1 | 52.2 | 37.6 | 12.3 |
古馬OP平均 | 81.9 | 66.7 | 51.9 | 37.3 | 12.2 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 76.3 | 61.5 | 48.1 | 34.6 | 11.2 |
上位20% | 77.1 | 63.7 | 49.4 | 35.4 | 11.5 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 79.3 | 64.5 | 50.3 | 36.3 | 12.1 |
古馬OP平均 | 78.6 | 64.4 | 50.2 | 36.1 | 11.9 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 74.4 | 59.9 | 47.5 | 34.6 | 11.4 |
上位20% | 75.5 | 61.6 | 48.3 | 34.9 | 11.6 |
一周距離が約1650m、スパイラルカーブは採用されておらず、直線も短く270m弱。使用している芝は「洋芝」。同じ洋芝の函館よりも水はけがよく、馬場の悪化が少ないコースと言われる。
【2023年札幌芝コースデータ】
2023年は上位20%より速いタイムで追い切った馬はほぼいなかった。2023年に札幌芝コースで速いタイムの追い切りを行ったのは脚色が強め一杯、出走コース別成績では、札幌ダート1000mが勝率9.1%、複勝率27.3%で最も優秀。次いで複勝率が高いのは芝1200mの20.9%となっている。
札幌:ダートコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 85.2 | 70.2 | 55.4 | 40.9 | 13.1 |
古馬OP平均 | 85.1 | 70.0 | 55.4 | 40.8 | 13.0 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 79.7 | 65.1 | 50.9 | 37.5 | 11.8 |
上位20% | 81.4 | 66.6 | 52.0 | 38.2 | 12.1 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 83.6 | 68.5 | 53.5 | 39.3 | 12.5 |
古馬OP平均 | 83.4 | 68.2 | 53.2 | 39.2 | 12.4 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 78.8 | 64.8 | 50.5 | 37.2 | 11.7 |
上位20% | 80.5 | 66.0 | 51.3 | 37.8 | 11.8 |
一周距離1487m、直線264.3mの芝コース。高低差は0.9mで、コースの横幅は20m。一周距離は1487メートルと、ローカル場のダートコースのなかでは中京に次ぐ大きさを誇るが、直線の長さは短く、264.3mしかない。
【2023年札幌ダートコースデータ】
2023年に馬也でラスト1F上位20%となる12.1秒を切ったことがある馬の成績として、勝利数自体は芝の方が多いが、複勝率はダートの方が高く、ダート1000mでは50%の複勝率があった。
函館:ウッドチップコース
馬也の平均タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 70.4 | 55.6 | 41.0 | 13.3 |
古馬OP平均 | 70.3 | 55.6 | 40.9 | 13.3 |
馬也の上位タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 66.0 | 51.6 | 37.8 | 12.2 |
上位20% | 67.5 | 52.5 | 38.5 | 12.4 |
強め・一杯の平均タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 69.0 | 53.9 | 39.7 | 13.0 |
古馬OP平均 | 68.7 | 53.6 | 39.5 | 12.9 |
強め・一杯の上位タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 65.3 | 50.8 | 37.4 | 12.1 |
上位20% | 66.4 | 51.8 | 38.1 | 12.4 |
1998年に全国の競馬場で初のウッドチップコースとして新設。以前、ダートコースの内側にあったアラブ系競走馬の調教コースとして使われていたものを改修した。このウッドチップコースで調教を行えることもあり、札幌競馬開催中も函館に滞在して調教をしている厩舎も多くいる。
【2023年函館ウッドチップコースデータ】
1,馬なりで上位20%の67.5秒より早く走った馬の傾向
全体的に芝での成績が良く、函館芝1200mがもっとも勝ち馬を出している。ダートでは札幌1700mの成績が良い。
2,馬なりでラスト1F上位20%の12.4秒より早く走った馬の傾向
距離別の勝利数は芝1200m、勝率ではダート1700mがそれぞれ1位。出走数は少ないものの、札幌芝2600mでは昨年複勝率が60%を超える好成績だった。
函館:芝コース
馬也の平均タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 66.8 | 51.7 | 38.0 | 11.9 |
古馬OP平均 | 66.6 | 51.5 | 37.8 | 11.8 |
馬也の上位タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 63.1 | 48.0 | 35.1 | 11.0 |
上位20% | 64.0 | 49.2 | 36.0 | 11.3 |
強め・一杯の平均タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 65.6 | 50.5 | 37.1 | 11.7 |
古馬OP平均 | 65.1 | 50.2 | 37.0 | 11.8 |
強め・一杯の上位タイム
| 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 61.7 | 46.9 | 34.8 | 11.2 |
上位20% | 63.2 | 48.1 | 35.6 | 11.4 |
一周距離約1675m、直線265m弱の芝コース。コースの横幅は29m。コースの高低差は3.5mと、ローカル競馬場としては最も大きい高低差。またスパイラルカーブが導入されており、3、4コーナーはスムーズに回れるようになっている。
【2023年函館芝コースデータ】
2023年は上位20%より速いタイムで追い切った馬がほぼいなかった。2023年、一度でも函館芝コースで追い切りを行った馬が、函館札幌の芝2600mのレースに出走した場合、条件に合う出走馬5頭の内、3頭が勝利を挙げる好成績を残していた。また、2023年に札幌・函館競馬場で行われた古馬の芝重賞で、3着以内に入線した15頭中9頭は2023年函館芝コースで1度以上時計が出る速い追い切りを行っている。
函館:ダートコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 83.5 | 70.4 | 55.7 | 41.0 | 12.9 |
古馬OP平均 | 83.0 | 70.2 | 55.5 | 40.8 | 12.8 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 81.1 | 66.2 | 52.2 | 38.1 | 11.7 |
上位20% | 81.3 | 67.3 | 52.9 | 38.5 | 12.0 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 83.6 | 68.9 | 53.9 | 39.6 | 12.5 |
古馬OP平均 | 82.9 | 68.3 | 53.4 | 39.1 | 12.3 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 80.1 | 65.1 | 50.9 | 37.1 | 11.6 |
上位20% | 80.6 | 66.1 | 51.7 | 37.8 | 11.9 |
1周距離は1475.8mのダートコース。3コーナーから4コーナーにかけてスパイラルカーブが導入されている。直線距離は260.3m。コース全体の高低差は3.5mとなっている。
【2023年函館ダートコースデータ】
2023年は上位20%より速いタイムで追い切った馬が少なかったが、その少ない中でも2023年に馬也でラスト1F上位20%となる12.0秒を切ったことがある馬が函館・札幌のダート1700mに出走した場合、勝率が9.1%、複勝率が36.4%と優秀。
函館ダートコースで追い切った馬の成績は、全体的にダート戦での成績が良く、函館・札幌ダート戦での成績は勝率10.3%、複勝率26.4%。注目はレース数の多い1勝クラスでの成績で、2023年函館ダートで追い切った事がある馬が1、2番人気に推された時は勝率42.9%、複勝率100%と人気でも逆らわない方が良い傾向となっていた。
小倉:ダートコース
馬也の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 85.7 | 70.7 | 55.8 | 41.0 | 12.9 |
古馬OP平均 | 83.4 | 70.9 | 56.1 | 41.4 | 12.9 |
馬也の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 80.4 | 66.6 | 52.3 | 38.2 | 11.8 |
上位20% | 82.7 | 67.8 | 53.2 | 38.9 | 12.1 |
強め・一杯の平均タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
古馬平均 | 84.5 | 69.5 | 54.5 | 39.9 | 12.5 |
古馬OP平均 | 83.4 | 68.6 | 53.9 | 39.6 | 12.3 |
強め・一杯の上位タイム
| 6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
上位5% | 82.2 | 65.7 | 51.4 | 37.6 | 11.7 |
上位20% | 82.7 | 66.9 | 52.4 | 38.3 | 11.9 |
1周距離が1445.4m、直線の長さは291.3m。全体の高低差は2.9mとなっている。2コーナーから4コーナーにかけて下り坂で、残り400m地点からは緩やかな上り勾配となっている。
【2023年小倉ダートコースデータ】
2023年に6Fの上位20%にあたる82.7秒よりも速いタイムで走った馬はほばいなかった。ラスト1ハロンの上位20%にあたる12.1秒より速く走ったことのある馬は、小倉ダート1700mで最も勝利を挙げている。また、障害2860mに出走した馬は連対率30.0%、複勝率40.0%と好成績を挙げ、これらの好走馬はすべて1番人気ではなかったことにも注目したい。
今週の調教映像
週末に開催される平地重賞の調教映像を公開中。G1は全頭分の映像を配信中
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