当記事では、日本時間2025年6月17日(火)23時40分にイギリスのアスコット競馬場で行われるキングチャールズ3世ステークス(G1・3歳上・芝1000m)の枠順を記載する。
ロイヤルアスコット開催初日に行われるキングチャールズ3世ステークスの枠順が確定した。今年は23頭立てで行われる予定。連覇を狙うオーストラリアの6歳牝馬アスフォーラは10番ゲート、アルクォーツスプリントを勝利した欧州の快速牝馬ビリーヴィングは1番ゲートからの発走となる。
2025年キングチャールズ3世ステークスに出走する注目馬を紹介する。
※YouTube『At The Races』より引用。アスフォーラが勝利した2024年キングチャールズ3世ステークスのレース映像。
アスフォーラ(Asfoora)はオーストラリアの競走馬。前年のキングチャールズ3世ステークスを勝利しており、今回は連覇がかかる。ブックメーカー「William Hill」でも開催前日時点で1番人気に指定されている。
フライングアーチー(Flying Artie)産駒の6歳牝馬で、ロイヤルアスコット開催には3年連続の遠征となる。前年は後述するビリーヴィング・リージョナルやビッグイーヴスなどの強豪馬を抑えてG1初制覇を飾っている。
※YouTube『Racing Dubai』より引用。ビリーヴィングが勝利した2025年アルクォーツスプリントのレース映像(最終直線)。
ビリーヴィング(Believing)はアイルランド生産・イギリス調教の競走馬。2024年の欧州スプリント路線を沸かせた快速牝馬である。2024年の欧州最優秀スプリンター・ブラッドセルとたびたび熾烈な激闘を演じ、ナンソープステークス(G1)やフライングファイブステークス(G1)ではワンツーフィニッシュを飾っていた。
2025年にはドバイへ遠征し、アルクォーツスプリントへ出走。好発から逃げ粘る日本馬ウインカーネリアンを猛追し、ゴール前でウインカーネリアンを差し切りG1初制覇を飾った遅咲きの快速馬である。
G1初制覇は1200mの舞台だったが、もともとヨーロッパの5ハロン戦で好走を続けており、今回は得意条件でのG1連勝を狙う。
※YouTube『Racing TV』より引用。リージョナルが勝利した2023年スプリントカップのレース映像。
リージョナル(Regional)は昨年のキングチャールズステークスの2着馬。アスフォーラへのリベンジを狙う。
4歳シーズンまではハンデ戦を中心にキャリアを重ねていたが、5歳シーズンの初戦を勝利すると、続くリステッド競走を連勝し、ナンソープステークスでG1初出走。続く2023年のスプリントカップでG1初制覇を飾った。
スプリントカップでのG1制覇はリージョナルだけでなく、管理するE.ベセル調教師および騎乗していたC.ロドリゲス騎手にとっても初めてのG1優勝だった。
その後はヨーロッパの短距離界で存在感を示すも、2024年のジュライカップ・ナンソープステークスではいずれも出走取消。復帰戦となったアルクォーツスプリントではビリーヴィング・ウインカーネリアンに続く3着入線を果たしており、さらなる飛躍がかかる一戦となる。
キングチャールズ3世ステークスとは、イギリスのアスコット競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。アスコット競馬場で例年6月に行われる「ロイヤルアスコット開催(ロイヤルミーティング)」の初日におこなわれる。2023年までは「キングズスタンドステークス」の名称で開催されていた。
創設は1860年。芝1000mで行われるスプリント戦で、ヨーロッパの短距離界のスターホースが集う。3歳以上の競走馬が出走可能な別定戦で、セン馬の出走も可能。2008年よりG1に昇格を果たした。
2000年には日本からアグネスワールドが参戦し、2着入線を果たしている。2006年にはオーストラリアのテイクオーバーターゲットが勝利し、史上初となるヨーロッパ外の出身馬による優勝を果たした。
2023年にはH.ドイル騎手がブラッドセルとのコンビで勝利。史上初の女性騎手によるロイヤルアスコット開催のG1制覇を飾っている。
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