コックスプレートとは、オーストラリアのムーニーバレー競馬場で開催される競馬の競走である。格付けは国際G1。オセアニアにおける中距離路線の最強馬決定戦のひとつとして数えられる格式高い一戦。
フルゲートは14頭。賞金総額は505万オーストラリアドル(約5億円)にのぼる高額賞金レースであり、1着賞金は300万オーストラリアドル(約3億円)が与えられる。なお、オーストラリアは南半球に属しており、競馬のシーズンが8月から始まるため、日本に置き換えると3月下旬ごろの開催にあたる。
オーストラリアにおける中距離最強決定戦のステータスを獲得しているが、3歳馬も出走資格を有している。ただし馬齢重量戦であるために、3歳の牡馬・セン馬は斤量49.5kgであることに対して、5歳以上の牡馬は59.0kgmの斤量が課せられる。3歳の牝馬は47.5kgで出走が可能であるため、同一レース内で11.5kgの斤量差が発生する場合もある。
ムーニーバレー・レーシングクラブ創設者のウィリアム・サミュエル・コックスの功績をたたえて1922年に創設された。たびたび施行距離が変更されており、創設当初は9.5ハロンで行われていた。現在の2040mに定着したのは1988年である。なお、創設以来一度も中止されずに施行されており、1946年には2レースに分割開催された。
スターホースによる連覇の事例が数多く、ウィンクスが4連覇を達成しているほか、ライジングファスト、キングストンタウンが3連覇。豪州の歴史的名馬ファーラップなども連覇を達成している。
100年以上の歴史を持つレースだが、3歳牝馬の優勝は1976年のサラウンドのみ。北半球産の3歳馬による制覇は2014年のアデレードのみ。オーストラリア・ニュージーランド以外の遠征馬による優勝は、日本のリスグラシュー、香港のロマンチックウォリアー、アイルランドのステートオブレスト&アデレードの4頭となっている(2024年現在)。
2019年にはリスグラシューが日本馬として初優勝を飾った。これまで出走した日本馬はトーセンダンディ・クルーガー・リスグラシュー・プログノーシスの4頭である。
1980年以降の歴代優勝馬を一覧形式で記載している。
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