当記事では、競走馬の一種であるアングロアラブ種の名馬(抜粋)、概要を記載している。
馬名 | 主なプロフィール |
セイユウ | アングロアラブ唯一のJRA顕彰馬。『アラブの怪物』。クラシック出走権のないアングロアラブながらセントライト記念に勝利するなど活躍した。シュンエイの全兄。 |
シュンエイ | 中央競馬におけるアラ系最多連勝となる20連勝を記録した。セイユウの全弟。 |
イナリトウザイ | 「アラブの魔女」と呼ばれた名牝。サラブレッドを相手に複数勝利を収めた。1999年、NARグランプリ特別表彰馬を受賞。 |
ホクトライデン | 南関東アラブ三冠、楠賞全日本アラブ優駿、全日本アラブ大賞典を同一年に制した『南関東五冠馬』。 |
トチノミネフジ | 1994年NARグランプリ年度代表馬。1990年代を代表するアラブの名馬である。宇都宮から南関東へ移籍後、南関東アラブ三冠を達成した。 |
ローゼンホーマ | 1980年代後半に活躍。福山競馬史上最高の名馬として知られている。生涯成績は41戦34勝で、すべてのレースで連対。全日本アラブ大賞典などを制している。 |
ケイエスヨシゼン | 1996年NARグランプリ年度代表馬。1996年に兵庫アラブ三冠を達成。岩田康誠騎手を主戦として、「アラブのメッカ」兵庫競馬の顔として数々の戦いを繰り広げた。 |
ニホンカイユーノス | 益田競馬を代表する「怪童」。のちに兵庫へ移籍し、小牧太騎手を背にケイエスヨシゼンなど強豪馬と戦いを繰り広げた。 |
コスモノーブル | 62戦22勝。1991年・1992年と全日本アラブ大賞典を連覇。2年連続でNARグランプリアラブ系年度代表馬に選出された。 |
シゲルホームラン | JRAにおけるアラブ晩年の名馬。セイユウ記念3連覇を果たした。 |
ミスダイリン | 全日本アラブ大賞典を勝利した唯一の牝馬。ホッカイドウ競馬の名牝として知られている。 |
マリンレオ | 笠松・名古屋を中心に、アラブ競走だけでなく、東海ゴールドカップなどサラブレッド重賞でも完勝するなど活躍した。 |
モナクカバキチ | 生涯成績216戦55勝。地方競馬最多勝利記録を残した。福山競馬でデビュー後、各地を転戦し13歳まで戦い抜いた。 |
アングロアラブとは、馬の種類のひとつ。中近東を原産とするアラブ種の馬とサラブレッドを交配された混血種である。日本においてはアングロアラブが「アラブ」と呼ばれることが多いが、純然たるアラブ種とはまた別である。
スピードを追求するために生産されたサラブレッドの体質に、頑丈さと温厚な気性を併せ持つアラブ種を掛け合わせることで改善を図った種類。
日本の競馬において、アングロアラブはアラブ種の血量が25%以上であることが求められる。25%に満たない場合には「サラブレッド系種」と呼ばれる。
かつてはタマツバキ、セイユウ、イナリトウザイ、トチノミネフジ、ローゼンホーマなど数々の強豪馬が存在したが、しだいにアラブ系のレースが下火となり、1984年までに大半のアラブ重賞が廃止された。JRAにおいては、1995年に行われたアラブ大賞典がアラブ系競走最後のレースとなっている。
かつては園田競馬場・福山競馬場・益田競馬場でアラブ系の競走が栄んにおこなわれていた。
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