当記事では、競走馬が馬車を引いてレースをおこなう繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)について記載する。
繋駕速歩競走とは、騎手が競走馬に直接乗るのではなく、競走馬が繋駕車(二輪の馬車)を引き、騎手が繋駕車に乗った状態で行われる競馬の競走。古代ローマ時代に行われた戦車競走に由来する。
斜対歩(左前・右後、右前・左後と対角線に結ばれた2本の肢がそれぞれ1組ずつ地面に着脱する歩法)および側対歩(左前・左後、右前・右後と同じ側の前後の肢がそれぞれ1組ずつ地面に着脱する歩法)で行われる。
日本の中央競馬では1968年に廃止されたが、海外では盛んに行われている。イギリス・アイルランドを除くヨーロッパ諸国では平地競走よりも繋駕速歩競走の人気が高く、またオーストラリアでは繋駕速歩競走の専用競馬場が各地に存在し、盛んに行われている。
日本で一般的におこなわれる平地競走とは異なり、騎手は「ドライバー」と呼ばれる。また、レースをおこなう競走馬はサラブレッドではなく「トロッター」という種類が用いられる。また、ペースで競走する馬は「ペーサー」と呼ばれる。
※YouTube『Breeders Crown』より引用
アメリカで行われる繋駕速歩競走の大レース「ブリーダーズクラウン」の様子(2023年)。
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