当記事では、2024年4月28日(日)に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1)の出走予定馬・レース概要・歴代優勝馬・騎手の一覧などを記載する。
菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)は6枠12番からのスタート。前哨戦の阪神大賞典を圧勝したテーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)は7枠14番、大阪杯11着から巻き返しを期する日本ダービー馬タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は4枠7番に入った。
ダイヤモンドステークスで僅差2着のサリエラ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)は1枠1番、阪神大賞典3着からここへ臨むブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)は3枠5番、阪神大賞典2着からここへ臨むワープスピード(牡5、美浦・高木登厩舎)は2枠4番となっている。
馬名 | 性齢 | 予定騎手 | 主な競走成績 |
---|---|---|---|
タスティエーラ | 牡4 | J.モレイラ | 23’日本ダービー(G1)1着 |
ドゥレッツァ | 牡4 | 戸崎圭太 | 23’菊花賞(G1)1着 |
テーオーロイヤル | 牡6 | 菱田裕二 | 24’阪神大賞典(G2)1着 22’ダイヤモンドステークス(G3)1着 24’ダイヤモンドステークス(G3)1着 |
ディープボンド | 牡7 | 幸英明 | 21’有馬記念(G1)2着 21’天皇賞(春)(G1)2着 22’天皇賞(春)(G1)2着 23’天皇賞(春)(G1)2着 |
牡5 | --- | 23’アルゼンチン共和国杯(G2)1着 23’香港ヴァーズ(G1)2着 24’アミールトロフィー(G3)2着 | |
ブローザホーン | 牡5 | 菅原明良 | 24’日経新春杯(G2)1着 24’阪神大賞典(G2)3着 |
チャックネイト | セ6 | 鮫島克駿 | 24’AJCC(G2)1着 |
ワープスピード | 牡5 | 三浦皇成 | 24’阪神大賞典(G2)2着 24’ダイヤモンドステークス(G3)3着 |
シルヴァーソニック | 牡8 | M.デムーロ | 22’ステイヤーズステークス(G2)1着 23’レッドシーターフハンデキャップ(G3)1着 |
サリエラ | 牝5 | 武豊 | 23’目黒記念(G2)3着 24’ダイヤモンドステークス(G3)2着 |
ハピ | 牡5 | 浜中俊 | 22’チャンピオンズカップ(G1)3着 |
ゴールドプリンセス | 牝4 | 松山弘平 | 24’松籟ステークス(3勝クラス)1着 |
スマートファントム | 牡4 | 岩田望来 | 24’御堂筋ステークス(3勝クラス)1着 |
サヴォーナ | 牡4 | 池添謙一 | 23’神戸新聞杯(G2)2着 24’日経新春杯(G2)2着 |
スカーフェイス | 牡8 | 松若風馬 | 23’大阪城ステークス(L)1着 |
ヒンドゥタイムズ | セ8 | 団野大成 | 23’小倉大賞典(G3)1着 |
プリュムドール | 牝6 | 和田竜二 | 22’ステイヤーズステークス(G2)2着 |
マテンロウレオ | 牡5 | 横山典弘 | 22’きさらぎ賞(G3)1着 |
メイショウブレゲ | 牡5 | 酒井学 | 24’万葉ステークス(OP)1着 |
シュヴァリエローズ | 牡6 | --- | 20’萩ステークス(L)1着 |
メロディーレーン | 牝8 | --- | 21’古都ステークス(3勝クラス)1着 |
ウインエアフォルク | 牡7 | --- | 23’奥の細道特別(2勝クラス)1着 |
ゼッフィーロは右前脚に屈腱炎を発症。9ヶ月以上の加療を要する見込みで、近日中に放牧に出される予定とのこと。4月7日、社台サラブレッドクラブが公式サイトで発表した。
2023年の日本ダービー馬タスティエーラが天皇賞(春)参戦を検討。4月11日にキャロットクラブが発表した。
JRAのホームページを参照。サリエラは牝馬のため、レーティングに4ポンドを加算して順位が決定されている。
天皇賞(春)とは、京都競馬場で行われる競馬の競走。格付けは国際G1。日本に存在するG1競走の中では最長距離となる芝3200mで施行されている。
「天皇賞」は一年に2回行われており、1984年に秋の天皇賞が2000mに距離短縮されて以来は「天皇賞(春)」と表記されている。通称は「春天(はるてん)」。また「春の盾」と表記されることもある。
2008年より、オーストラリアのG1競走メルボルンカップの前年度優勝馬を招待しており、また本競走の優勝馬にも同年のメルボルンカップへの優先出走権が与えられている。
大阪杯がG1に昇格を果たした2017年以降、大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念を同一年制覇を果たした競走馬には褒賞金が贈られる。
同年の阪神大賞典(G2)および日経賞(G2)の優勝馬に優先出走権が付与される。
天皇賞(春)のみが行われるコースで、外回りコースを使用。向正面半ばがスタート地点で、コースを1周半強する。
最初のコーナーまでは417m。最後の直線は404m(Aコース時)。3000m同様、内をロスなく立ち回れる馬が有利で、スタミナや折り合いも不可欠。
下り坂から仕掛けてゴールまで続く末脚の持続力も求められる。コースレコードは2017年の天皇賞(春)優勝馬キタサンブラックが計時した3分12秒5。
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