【JRA賞2023】2023年度JRA賞の一覧 年度代表馬イクイノックス・最優秀3歳牝馬リバティアイランド・特別賞ウシュバテソーロほか

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当記事では、2024年1月9日にJRAより発表された「2023年度JRA賞」の受賞馬および概要を記載する。

2023年JRA賞一覧

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  1. 2023年JRA賞一覧
  2. 2023年JRA賞概要
    1. 年度代表馬:イクイノックス
    2. 最優秀4歳以上牡馬:イクイノックス
    3. 最優秀4歳以上牝馬:ソングライン
    4. 最優秀3歳牡馬:タスティエーラ
    5. 最優秀3歳牝馬:リバティアイランド
    6. 最優秀2歳牡馬:ジャンタルマンタル
    7. 最優秀2歳牝馬:アスコリピチェーノ
    8. 最優秀スプリンター:ママコチャ
    9. 最優秀マイラー:ソングライン
    10. 最優秀ダートホース:レモンポップ
    11. 最優秀障害馬:マイネルグロン
    12. 特別賞:ウシュバテソーロ
  3. 年度代表馬・イクイノックスの関係者コメント
    1. (有)シルクレーシング・米本昌史代表
    2. 木村哲也調教師
    3. クリストフ・ルメール騎手
  4. 関連情報

2023年JRA賞概要

 2023年のJRA年度代表馬に選出されたのはイクイノックス。記者投票総数295票中293票を獲得し、2022年に続いて2年連続の年度代表馬受賞となった。

 2年連続で年度代表馬となるのはイクイノックスの父キタサンブラック(2016年・2017年)以来で、父子ともに2年連続年度代表馬となるのは史上初めてとなった。

 年度代表馬投票で他の2票を得たのは、同年に牝馬三冠を達成したリバティアイランド。同馬は最優秀3歳牝馬を受賞した。

年度代表馬:イクイノックス

 ジャパンカップ宝塚記念天皇賞(秋)およびドバイシーマクラシックを勝利したイクイノックスが2022年に続き2023年の年度代表馬となった。

最優秀4歳以上牡馬:イクイノックス

 圧倒的な強さでG1を4連勝したイクイノックスは、年度代表馬と最優秀4歳牡馬をダブル受賞。

最優秀4歳以上牝馬:ソングライン

 ヴィクトリアマイル安田記念を連勝し、G1・2勝を挙げたソングラインが最優秀4歳牝馬に選出された。

最優秀3歳牡馬:タスティエーラ

 2023年の日本ダービー馬であり、皐月賞2着・菊花賞2着とクラシック戦線の中心となったタスティエーラ最優秀3歳牡馬に選出された。投票総数295票のうち260票を獲得。

最優秀3歳牝馬:リバティアイランド

 2023年の桜花賞オークス秋華賞を制し、史上7頭目の三冠牝馬となったリバティアイランド最優秀3歳牝馬に輝いた。投票総数295票のうち294票を獲得した。

最優秀2歳牡馬:ジャンタルマンタル

 デビューから無傷の3連勝で朝日杯フューチュリティステークスを制したジャンタルマンタル最優秀2歳牡馬に輝いた。

最優秀2歳牝馬:アスコリピチェーノ

 デビューから無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制したアスコリピチェーノ最優秀2歳牝馬に輝いた。

最優秀スプリンター:ママコチャ

 新設部門である最優秀スプリンターには、スプリンターズステークス覇者ママコチャが新設された。投票総数295票のうち226票を獲得。

最優秀マイラー:ソングライン

 新設部門である最優秀マイラーにはソングラインが選出された。最優秀4歳牝馬とのダブル受賞となる。ヴィクトリアマイル安田記念を連勝して史上3頭目の安田記念連覇を達成したほか、2009年のウオッカ以来となるヴィクトリアマイルからの連勝は史上2頭目の快挙。投票総数295票のうち275票を獲得した。

最優秀ダートホース:レモンポップ

 史上4頭目となる同一年JRAダートG1ダブル制覇を達成したレモンポップが投票総数295票のうち166票を獲得し、JRA最優秀ダートホースに輝いた。ドバイワールドカップ制覇など国内外で活躍したウシュバテソーロは126票で次点だった。

最優秀障害馬:マイネルグロン

 2023年は4戦全勝。4連勝で中山大障害を制したマイネルグロン最優秀障害馬に選ばれた。

特別賞:ウシュバテソーロ

 日本調教馬として史上2頭目となるドバイワールドカップ制覇を果たしたウシュバテソーロJRA特別賞を受賞。地方でも川崎記念・東京大賞典を制するなど国内外で活躍した。

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年度代表馬・イクイノックスの関係者コメント

 当項目では、2023年の年度代表馬および最優秀4歳以上牡馬を受賞したイクイノックスについて、同馬を所有する有限会社シルクレーシングの米本昌史代表取締役、同馬を管理した木村哲也調教師、ならびに同馬の主戦騎手を務めたC.ルメール騎手のコメントを記載する。

(有)シルクレーシング・米本昌史代表

 大変名誉ある年度代表馬に選出いただき、誠にありがとうございます。特に猛暑を乗り越え更なる成長を遂げた秋の2戦、天皇賞(秋)とラストランとなったジャパンカップでのこの馬の完成形とも言える走りは、とても印象的なものでした。

 お世話になりました厩舎および牧場関係者の皆様、温かいご声援をいただきましたファンの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。早ければ2027年にはデビューしてくるイクイノックスの子供達には、本馬が成し遂げられなかったクラシック制覇を期待したいと思います。

 (JRAのホームページによる)

木村哲也調教師

 この度は管理馬でありましたイクイノックス年度代表馬に選ばれましたこと、大変光栄に思っております。2023年は、初海外、関西圏でしっかり勝ち切り、秋2戦は世界中のファンの皆様に納得していただける、世界一のパフォーマンスをしてくれたと思っております。

 本年からは、種牡馬としてファンの期待を背負うことになろうかと思いますが、彼ならその期待に応えてくれると思いますので、その日を楽しみにしていただきたいと思うと同時に、引続き中央競馬をよろしくお願い申し上げます。

 (JRAのホームページによる)

クリストフ・ルメール

 イクイノックスは、2023年、ハイレベルで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、4戦4勝というパーフェクトな成績を残してくれました。ドバイでは世界にその能力を示してくれて、直近のロンジンワールドベストレースホースランキングでも1位をキープしてくれています。

 宝塚記念天皇賞(秋)ジャパンカップでは、本当のイクイノックスの強さを見せてくれて、私にとっては忘れられない馬です。ファンの皆様だけでなく、関係者にとっても彼の走りは忘れられないものになったと思います。

 (JRAのホームページによる)

関連情報

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