当記事では、2024年6月23日(日)に京都競馬場で施行される宝塚記念(G1・芝2200m・外回り)のレース概要・出走予定馬・最新情報について記載している。
馬名 | 性齢 | 主な成績 | 前走の騎手 |
---|---|---|---|
ドウデュース | 牡5 | 23’有馬記念(G1)1着 22’日本ダービー(G1)1着 21’朝日杯FS(G1)1着 | 武豊 |
ベラジオオペラ | 牡4 | 24’大阪杯(G1)1着 | 横山和生 |
ブローザホーン | 牡5 | 24’日経新春杯(G2)1着 24’天皇賞(春)(G1)2着 | 菅原明良 |
ローシャムパーク | 牡5 | 23’オールカマー(G2)1着 24’大阪杯(G1)2着 | 戸崎圭太 |
プラダリア | 牡5 | 23’京都大賞典(G2)1着 24’京都記念(G2)1着 | 池添謙一 |
2024年3月30日に行われたドバイターフ(G1)で5着だったドウデュースは、宝塚記念を目指すことが4月3日に明らかになった。管理する友道康夫調教師は「状態次第で考えています」とコメント。
大阪杯(G1)で6着だったプラダリアが宝塚記念に直行予定。同馬は宝塚記念が施行される京都芝2200mの京都記念(G1)優勝馬。
2024年大阪杯(G1)優勝馬のベラジオオペラが宝塚記念を目指すことがわかった。鞍上は引き続き横山和生騎手。管理する上村洋行調教師は「順調なら宝塚記念に行きます。馬の様子は変わりないですね」と話した。(2024年4月25日)
宝塚記念とは、JRAが施行する競馬の競走である。格付けは国際G1。3歳以上のサラブレッドが出走可能。
創設は1960年。当初は芝1800mで行われており、1966年以降は芝2200mで開催されている。1984年のグレード制導入以降、G1に格付けされた。
有馬記念と同様、ファン投票によって出走馬が決定するグランプリ競走である(ファン投票の上位10頭に優先出走権が付与される)。
優勝馬には同年の米G1・ブリーダーズカップターフへの優先出走権および、同年の豪G1・コックスプレートへの優先出走権が付与される。2019年にはリスグラシューが宝塚記念勝利後、オーストラリア遠征を敢行しコックスプレートを優勝した。
レースレコードを保持しているのは2022年優勝馬タイトルホルダー。これは阪神競馬場の芝2200mにおけるコースレコードである。
2024年は阪神競馬場のリフレッシュ工事にともなう開催変更にともない、従来の阪神競馬場ではなく京都競馬場で開催される。
外回りコースを使用し、コースを1周強する。内回りコースの直線入り口付近がスタート地点で、1コーナーまでの距離は約400m。
向正面途中から3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。
過去に7回、京都競馬場で開催されている。近年では2006年にディープインパクトが優勝した際の宝塚記念が京都開催だった。
牝馬による優勝は過去6回。うちクロノジェネシスの連覇を含む。牝馬による初優勝は1966年のエイトクラウン。2度目の優勝は2005年のスイープトウショウで、39年ぶりとなる快挙だった。
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