【競馬の歴史】帝室御賞典(ていしつごしょうてん)とは? 天皇賞の前身となった大競走

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当記事では、かつて1896年から1944年まで日本で行われていた競馬の競走『帝室御賞典(ていしつごしょうてん)』について記載する。

現在天皇賞(春)が行われている京都競馬場(c)netkeiba.com
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  1. 帝室御賞典とは
  2. 著名な優勝馬
  3. 関連情報
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帝室御賞典とは

 帝室御賞典(ていしつごしょうてん)とは、1896年から1944年まで日本で開催されていた競馬の競走。現在施行されているG1競走『天皇賞』の前身となったレースであり、優勝馬の馬主には天皇から下賜された賞品が贈られていた。なお、レース名が「帝室御賞典」となったのは1906年の秋である。

 全国7つの公認競馬倶楽部によって定期的に施行されていたが、1936年に各地の公認競馬倶楽部が「日本競馬会」に統合され、1937年の秋からは日本競馬会が運営を引き継ぎ、帝室御賞典は東京・阪神(旧・鳴尾競馬場)の年2回の開催となった。これが第1回天皇賞と位置付けられる。

著名な優勝馬

 レース名が「帝室御賞典」となって以降の優勝馬を記載している。

馬名プロフィール
フロラーカツプ繁殖名「フロリスト」
ガーネツト牝系やシラオキ牝系などの牝祖
スターカツプフロラーカップの仔
シラオキ牝系の牝祖
子孫にスペシャルウィークウオッカなど
アストラルカブトヤマ・ガヴアナーの母
オーハヤブサ牝系の牝祖
子孫にタケホープニッポーテイオー
ホエールキャプチャなど
カブトヤマ第2回日本ダービー優勝馬
母アストラル
全弟ガヴアナー
クレオパトラトマス繁殖名「月城」
弟にクモハタ
孫にハクチカラ
子孫にゴールドシップなど
エレギヤラトマス繁殖名「月丘」
子孫にテンポイントなど
クヰンフロラー繁殖名「パシフイック」
二代母プロポンチス
子孫にレガシーワールドなど
コイワヰ小岩井農場生産の持込馬
内国産馬として優秀な成績を残した
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