第39回ホープフルステークス(2022年12月28日 G1 中山 芝2000m)、人気はないが好走してもおかしくない条件が揃っている穴馬をここでは紹介したい。
2022年の有馬記念を制したのはイクイノックスとC.ルメール騎手。そのルメール騎手がGIで騎乗しているにも関わらず、伏兵評価となっているキングズレイン。
まだOPクラスの実績もなく、対戦した馬のレベルも高くない、と見られているため12月28日11時30分時点で7番人気の評価だが、好走しても全くおかしくない条件は揃っている。データは2012年以降の集計となる。
◆中山芝2000mのルメール騎手の騎乗成績
2012年~先週までの期間、ルメール騎手は中山芝2000mの騎乗成績が[ 42-22-13-57 ]、勝率31.3%、連対率47.8%、複勝率57.5%。ざっくりいうと2回に1回は馬券圏内に好走している、ということになる。
◆ルメール騎手がGIで手塚貴久厩舎所属馬に騎乗
ルメール騎手が手塚貴久厩舎の馬に騎乗しGIに参戦した時の成績は[ 4-1-2-2 ]、勝率44.4%、連対率55.6%、複勝率77.8%。かなりの高確率で馬券圏内に好走しており、このコンビでGI出走した際はどのような条件下でもチェックが必要になる。ちなみに、ホープフルSには2019年ワーケアで挑み3着、の成績を残している。
◆中山芝2000mのルーラシップ産駒2歳戦成績
ルーラシップ産駒が2歳時に中山芝2000mに出走した時の成績は[ 7-6-6-32 ]、連対率25.5%、複勝率37.3%。ルーラーシップ産駒全体だと[ 19-17-22-136 ]、連対率18.6%、複勝率29.9%なので、2歳戦の成績は全体よりも成績は優秀で期待がもてる。
このように好走してもおかしくない条件が揃っているキングズレイン。人気はないがもっと注目してよい1頭だ。
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