2022年11月3日に盛岡競馬場で行われる第22回 JBCスプリント(Jpn1 ダート1200m)。盛岡コースは2020年のクラスターCでマテラスカイが、同年の南部杯でアルクトスが日本レコードを記録するように高速馬場で行われることが多い…。前哨戦を分析し、そこからあぶり出した本命とは?
1着レッドルゼル
2着テイエムサウスダン
4着スマートダンディー
【レース概況】
JRAとの交流競走になってからは史上最少の8頭立て。昨年のJBCスプリントを制したレッドルゼル、フェブラリーS2着馬テイエムサウスダンが秋始動戦を迎えた。
【レース内容】
8頭立てということもあって先行争いは激化せず、大井のギシギシが先手を取って600m通過は34.6と交流重賞にしては緩いペースになった。 直線は瞬発力勝負となり、先に抜け出したテイエムサウスダンをレッドルゼルが鋭く差し切った。スマートダンディーはじわじわ伸びたが4着まで。
1着ダンシングプリンス
2着スマートダンディー
3着リュウノユキナ
【レース概況】
1200mに限れば11戦連続連対と抜群の安定感を誇るリュウノユキナが1番人気に推され、リヤドダートスプリントを制して帰国初戦のダンシングプリンスが僅差の2番人気。スマートダンディーが3番人気に支持された。
【レース内容】
ダンシングプリンス、アザワク、ヒロシゲゴールドと逃げ馬が3頭揃ったがダンシングプリンスがハナを主張し、折り合いを付けながらの逃げ。 ダンシングプリンス、リュウノユキナ、スマートダンディーがそれぞれ2馬身程の差で直線を迎え、ダンシングプリンスが直線で再び伸びて優勝。リュウノユキナは伸びあぐね3着。スマートダンディーが鋭く迫ったがクビ差届かず2着。
2着ヘリオス
4着イグナイター
【レース概況】
雨は止んでいたが不良馬場で時計が速く前残りの傾向。今年のフェブラリーS勝ち馬カフェファラオなどが人気を集め、ヘリオスは6番人気、イグナイターは5番人気と伏兵扱いだった。
【レース内容】
ヘリオスがジワッと先手を取り、イグナイターは内の3番手、カフェファラオは外の2~3番手に付けた。有力どころが前目で横に大きく広がって一団。 前の隊列は大きく変わらずゴール直前でもヘリオスが粘っていたが、カフェファラオがじわじわ伸びてハナ差先着。イグナイターは内から伸びたが、外から来たシャマルのほうが伸び脚よく4着止まり。
レコード決着が頻発した一昨年ほど高速馬場ではないが、今年も軽めの馬場傾向。ワンターンの高速戦なら先行力のある馬が圧倒的に有利だ。
ダンシングプリンスの巻き返しに期待したい。昨年のカペラSはテンの3F32.8という猛ラップを楽々追走して勝利しているように国内屈指のスピード馬。
前走のクラスターCはスタートで大きく躓いて後方からの競馬に。道中追い上げたが、オーロラテソーロとジャスティンにハナを許し力を出しきれなかった。スムーズな競馬が出来ればチャンス十分。
レッドルゼルは昨年の覇者で、東京盃の覇者。差し馬のぶん対抗にしたが、ドバイゴールデンシャヒーンで2年連続2着に好走しているように速い馬場への適性もある。
テイエムサウスダンは久々の1200m戦で2着に好走。フェブラリーS2着と、当馬もかなりの実績馬だ。大井のプライルードが穴。手応え楽に抜け出し重賞2連勝。力関係は鍵だが、楽しみが大きい。重賞で好走続くヘリオスとリュウノユキナ、兵庫県勢初のJpnI制覇を狙うイグナイターまで。
◎ダンシングプリンス
◯レッドルゼル
▲テイエムサウスダン
☆プライルード
△ヘリオス
△リュウノユキナ
△イグナイター
順位 | 開催年 | タイム | 馬場 | 優勝馬 | 騎手 | 2着馬 |
1位 | 2024年 | 1分57秒1 | 良 | ジャスティンミラノ | 戸崎圭太 | コスモキュランダ |
2位 | 2017年 | 1分57秒8 | 良 | アルアイン | 松山弘平 | ペルシアンナイト |
3位 | 2016年 | 1分57秒9 | 良 | ディーマジェスティ | 蛯名正義 | マカヒキ |
4位 | 2013年 | 1分58秒0 | 良 | ロゴタイプ | M.デムーロ | エピファネイア |
5位 | 2019年 | 1分58秒1 | 良 | サートゥルナーリア | C.ルメール | ヴェロックス |
6位 | 2015年 | 1分58秒2 | 良 | ドゥラメンテ | M.デムーロ | リアルスティール |
7位 | 2002年 | 1分58秒5 | 良 | ノーリーズン | B.ドイル | タイガーカフェ |
8位 | 2004年 | 1分58秒6 | 良 | ダイワメジャー | M.デムーロ | コスモバルク |
9位 | 2009年 | 1分58秒7 | 良 | アンライバルド | 岩田康誠 | トライアンフマーチ |
10位 | 1994年 | 1分59秒0 | 良 | ナリタブライアン | 南井克巳 | サクラスーパーオー |
11位 | 2005年 | 1分59秒2 | 良 | ディープインパクト | 武豊 | シックスセンス |
12位 | 2014年 | 1分59秒6 | 良 | イスラボニータ | 蛯名正義 | トゥザワールド |
13位 | 2022年 | 1分59秒7 | 良 | ジオグリフ | 福永祐一 | イクイノックス |
14位 | 2007年 | 1分59秒9 | 良 | ヴィクトリー | 田中勝春 | サンツェッペリン |
15位 | 2006年 | 1分59秒9 | 良 | メイショウサムソン | 石橋守 | ドリームパスポート |
16位 | 1993年 | 2分00秒2 | 良 | ナリタタイシン | 武豊 | ビワハヤヒデ |
17位 | 2001年 | 2分00秒3 | 良 | アグネスタキオン | 河内洋 | ダンツフレーム |
18位 | 2023年 | 2分00秒6 | 重 | ソールオリエンス | 横山武史 | タスティエーラ |
19位 | 2021年 | 2分00秒6 | 稍 | エフフォーリア | 横山武史 | タイトルホルダー |
20位 | 2011年 | 2分00秒6 | 良 | オルフェーヴル | 池添謙一 | サダムパテック |
21位 | 2020年 | 2分00秒7 | 稍 | コントレイル | 福永祐一 | サリオス |
22位 | 1999年 | 2分00秒7 | 良 | テイエムオペラオー | 和田竜二 | オースミブライト |
23位 | 1996年 | 2分00秒7 | 良 | イシノサンデー | 四位洋文 | ロイヤルタッチ |
24位 | 2018年 | 2分00秒8 | 稍 | エポカドーロ | 戸崎圭太 | サンリヴァル |
25位 | 2010年 | 2分00秒8 | 稍 | ヴィクトワールピサ | 岩田康誠 | ヒルノダムール |
26位 | 1984年 | 2分01秒1 | 良 | シンボリルドルフ | 岡部幸雄 | ビゼンニシキ |
27位 | 2003年 | 2分01秒2 | 良 | ネオユニヴァース | M.デムーロ | サクラプレジデント |
28位 | 2012年 | 2分01秒3 | 稍 | ゴールドシップ | 内田博幸 | ワールドエース |
29位 | 1998年 | 2分01秒3 | 良 | セイウンスカイ | 横山典弘 | キングヘイロー |
30位 | 1988年 | 2分01秒3 | 良 | ヤエノムテキ | 西浦勝一 | ディクターランド |
31位 | 1992年 | 2分01秒4 | 良 | ミホノブルボン | 小島貞博 | ナリタタイセイ |
32位 | 2008年 | 2分01秒7 | 良 | キャプテントゥーレ | 川田将雅 | タケミカヅチ |
33位 | 2000年 | 2分01秒8 | 稍 | エアシャカール | 武豊 | ダイタクリーヴァ |
34位 | 1991年 | 2分01秒8 | 稍 | トウカイテイオー | 安田隆行 | シャコーグレイド |
35位 | 1987年 | 2分01秒9 | 良 | サクラスターオー | 東信二 | ゴールドシチー |
36位 | 1997年 | 2分02秒0 | 良 | サニーブライアン | 大西直宏 | シルクライトニング |
37位 | 1986年 | 2分02秒1 | 良 | ダイナコスモス | 岡部幸雄 | フレッシュボイス |
38位 | 1985年 | 2分02秒1 | 稍 | ミホシンザン | 柴田政人 | スクラムダイナ |
39位 | 1990年 | 2分02秒2 | 良 | ハクタイセイ | 南井克巳 | アイネスフウジン |
40位 | 1995年 | 2分02秒5 | 稍 | ジェニュイン | 岡部幸雄 | タヤスツヨシ |
41位 | 1989年 | 2分05秒2 | 不 | ドクタースパート | 的場均 | ウィナーズサークル |
42位 | 1983年 | 2分08秒3 | 不 | ミスターシービー | 吉永正人 | メジロモンスニー |
JBCスプリントの競馬予想・結果・速報・日程・オッズ・出馬表・注目馬・見どころ・調教・映像などがご覧いただけます。
【帝王賞2025】選定馬・出走予定馬の一覧・レース概要・歴代優勝馬 ミッキーファイト・ラムジェット出走予定など最新情報【7月2日(水)20時05分開催】
【競馬ファンが選ぶ】「2025上半期の神騎乗」アンケート企画! netkeibaユーザーが選ぶ2025年上半期のTOP10など最新情報
【さきたま杯2025予想】過去に8枠から2頭が優勝 過去10回のデータから導き出された有利・不利な枠順の分析など最新情報
【しらさぎステークス2025予想】7枠が好成績 過去10回の阪神開催データ(米子ステークス)から導き出された有利・不利な枠順の分析など最新情報
【しらさぎステークス2025予想】過去10年のデータから見る 阪神芝1600mにおける騎手の勝率・連対率・複勝率・着別度数など最新情報
【ロイヤルアスコット開催2025】レースの一覧・概要 日本からサトノレーヴなど日本馬6頭が登録など最新情報【6月17日-6月21日】
POG2025-2026 有力馬まとめ
【新種牡馬まとめ】2025年に産駒がデビューする新種牡馬の一覧【POG】
【府中牝馬ステークス2025枠順発表】全14頭 セキトバイースト7枠12番・カニキュル8枠13番・ウンブライル1枠1番など最新情報【6月22日(日)15時45分】
【フォトギャラリー】「サラブレッドコレクション」の企画・販売を実施 株式会社エスケイジャパンの競馬グッズ写真まとめ