※2024年5月1日更新
無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳女王となり、2024年の桜花賞でも2着となったアスコリピチェーノは、オークスではなくNHKマイルカップに出走予定。
2023年サウジアラビアロイヤルカップ(G3)覇者ゴンバデカーブースは喉頭蓋エントラップメントにともなう喉の手術が終了。プリンシパルステークスとの両睨み。
2023年札幌2歳ステークス(G3)覇者セットアップはラジオNIKKEI賞(G3)へ。
2022年のセレクトセールで4億5000万円の値がつけられたダノンエアズロックはNHKマイルカップとプリンシパルステークスとの両睨み。ゴンバデカーブースとともに状態面を見極めながら出否が判断される。(2024年4月19日)
ダノンエアズロックはプリンシパルステークス(L)へ出走。NHKマイルカップには向かわないこととなった(2024年4月28日)。
前哨戦・ニュージーランドトロフィー(G2)覇者エコロブルームは右前脚に違和感が出たためNHKマイルカップを回避することとなった(2024年5月1日)。これによりアルセナール・エンヤラヴフェイスが出走可能となった。
NHKマイルカップとは、JRAが施行する競馬の競走である。格付けは国際G1。芝1600mで行われる。出走条件はサラブレッド3歳牡馬・牝馬。セン馬は出走できない。
前身は1953年から1995年まで施行されていた『NHK杯』。1996年から旧4歳(現3歳)の春のマイル王決定戦として新たに創設された。
創設当初から外国産馬の出走が可能であり、外国産馬のクラシック出走が認められていなかった2000年までは『マル外ダービー』と呼ばれていた。
第一回の1996年NHKマイルカップは出走馬18頭のうち14頭が外国産馬であり、また2002年にテレグノシスが優勝するまではすべて外国産馬が優勝していた(タイキフォーチュン・シーキングザパール・エルコンドルパサー・シンボリインディ・イーグルカフェ・クロフネ)。
2024年3月現在、レースレコードを保持しているのは2010年の優勝馬ダノンシャンティ。勝ち時計は1分31秒4。
同年のニュージーランドトロフィー(G2)およびアーリントンカップ(G3)の1着・2着・3着馬に優先出走権が付与される。
直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められる。
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