当記事では2024年3月30日(土)にドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデー(ドバイミーティング)各競走に登録しているJRA所属馬(日本馬)を一覧形式で記載する。
当記事では、2024年1月19日にJRAのホームページ上で発表された内容をもとに、2024年ドバイワールドカップデーに予備登録をおこなっているJRA所属馬を各競走ごとに一覧形式で記載する。
ダート2000mで施行される国際競走。北半球産馬は4歳以上、南半球産馬は3歳以上が出走できる。1996年の創設以降、各国から強豪馬が参戦する世界最高峰のレースとして知られており、これまでの勝ち馬にはシガー、シングスピール、ドバイミレニアム、インヴァソール、カーリン、カリフォルニアクローム、アロゲートなど名馬が並ぶ。
2010年から2014年にかけてはダートではなくオールウェザーで行われており、日本から参戦したヴィクトワールピサが2011年に優勝。2着にトランセンドが入線し、日本馬ワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げている。
北半球産馬は4歳以上、南半球産馬は3歳以上が出走可能な芝2410m戦。1998年に『ドバイターフクラシック』として創設された。
これまで数々の日本馬が出走しており、2002年(当時はG2)に日本から参戦したステイゴールドが日本調教馬として初優勝。以後、2006年にはハーツクライ、2014年にはジェンティルドンナ、2022年にはシャフリヤールがそれぞれ同競走を制している。
南半球産馬3歳以上、北半球産馬4歳以上のサラブレッドが出走可能な芝1800m戦。1996年に『ドバイデューティーフリー』として創設され、2000年から芝に変更されている。
2007年に日本から出走したアドマイヤムーンが1着となり、日本調教馬として初勝利。2014年にはジャスタウェイがレコードタイムを2秒以上短縮する1分45秒52の勝ち時計で勝利し、世界ランキング1位に輝いた。
2016年にはリアルスティール、翌2017年にヴィブロス、2019年にアーモンドアイが勝利。2022年にはパンサラッサが前年覇者ロードノースとの同着優勝を飾っている。
ダート1200mで行われるスプリント戦で、3歳以上のサラブレッドが出走可能。日本からはこれまでブロードアピール、アグネスジェダイ、ローレルゲレイロ、タイセイレジェンド、マテラスカイ、レッドルゼル、コパノキッキングなど快速馬が出走している。なかでも2019年出走時のマテラスカイは2着となり、日本調教馬による初連対を果たした。
3歳の北半球産馬または4歳の南半球産馬が出走できるダート1900m戦。米G1・ケンタッキーダービーへの出走ポイント獲得の対象レースでもある。歴代勝ち馬にはディスクリートキャット、サンダースノー、メンデルスゾーンなど強豪馬が並ぶ。
2016年に日本から出走したラニが1着となり、日本調教馬として初優勝。また2022年にはクラウンプライドが勝利し、日本生産馬として白星を飾っている。
直線芝1200mで行われるスプリント戦で、3歳以上のサラブレッドが出走可能。2010年からドバイミーティングの一競走として指定されている。
日本からは2012年に前年のサマースプリントシリーズ王者エーシンヴァーゴウが初出走(12着)。以後、2016年にベルカント(12着)、2022年にラウダシオン(9着)、エントシャイデン(12着)が出走している。
芝3200mの長距離戦。2009年に創設されたレースで、北半球産馬は4歳以上、南半球産馬は3歳以上が出走できる。2012年から現在のレース名となり、2014年にはG2として施行されている。
日本からは2012年にマカニビスティー、2016年にネオブラックダイヤが出走していたがいずれも大敗。2022年に参戦したステイフーリッシュが2着馬マノーボとの激戦の末に1着となり、日本調教馬初の優勝を飾った。
北半球産馬は4歳以上、南半球産馬は3歳以上が出走できる。ダート1600mで行われる。2001年にG3競走として格付けされ、2002年にG2へ昇格した。
2006年、日本から参戦したユートピアが同競走を制し、海外ダート重賞初勝利を達成。2022年には日本馬バスラットレオンがスタートから先手を取り、後続を寄せ付けず逃げ切り勝ちをおさめた。
ドバイワールドカップミーティングとは、毎年3月下旬にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で開催される各国際招待競走の総称である。
1996年、当時アラブ首長国連邦の皇太子だったシェイク・モハメド氏によって『ドバイワールドカップ』が創設されて以降、競走体系が変革を続け、2024年現在では6つの国際G1競走を含む重賞9レースが同日に行われる。なお、2017年からは日本国内での馬券発売が実施されている。
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