長期休養明けで重賞を制した競走馬の「レース間隔」ランキング 平地重賞はヴェルトライゼンデの「中495日」

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 当記事では、日本の重賞競走を長期休養明けで勝利した競走馬の休養間隔をランキング形式で記載する。平地重賞のみ、平地重賞と障害重賞を一括した記録を記している。

2022年の鳴尾記念を制したヴェルトライゼンデ(c)netkeiba.com
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  1. 長期休養明け重賞勝利記録TOP5
  2. 平地重賞の長期休養明け重賞勝利
  3. 長期休養明けのG1勝利記録
  4. 関連情報

長期休養明け重賞勝利記録の一覧

順位馬名間隔勝利した重賞
1位テイエムドラゴン中573日(1年7ヶ月)2007年京都ハイジャンプ(JG2)
2位ヴェルトライゼンデ中495日(1年4ヶ月)2022年鳴尾記念(G3)
3位ラヴアンドポップ中476日(1年4ヶ月)東京ハイジャンプ(JG2)
4位スズパレード中461日(1年3ヶ月)1988年オールカマー(G3)
5位パフォーマプロミス中404日(1年1ヶ月)2020年鳴尾記念(G3)

 2023年現在、長期休養明けで重賞を制した競走馬の持つ最大レース間隔はテイエムドラゴンの「中573日」。2005年の中山大障害を制するなどハードル界の最前線に立っていたが、2006年の中山グランドジャンプで2着後、右第1指骨剥離骨折により戦線離脱。復帰戦では中盤から先頭に立ち、そのまま押し切って勝利を挙げた。

平地重賞の長期休養明け重賞勝利

順位馬名間隔勝利した重賞
1位ヴェルトライゼンデ中495日(1年4ヶ月)2022年鳴尾記念(G3)
2位スズパレード中461日(1年3ヶ月)1988年オールカマー(G3)
3位パフォーマプロミス中404日(1年1ヶ月)2020年鳴尾記念(G3)

 2023年現在、平地重賞における競走馬の最大レース間隔はヴェルトライゼンデの「中495日」。その血統背景と、2020年にコントレイルが制した日本ダービーで3着に好走するなどの良績から期待されていたが、ダービー出走後に骨折。その後復帰してふたたび重賞戦線に顔を出すも、2021年3月に右前脚屈腱炎を発症し長期戦線離脱を余儀なくされた。復帰戦の鳴尾記念では、大外からジェラルディーナの強襲を抑えて勝利を飾った。

 また、ヴェルトライゼンデ以前に記録を保持していたのは「中461日」のスズパレード。1987年の宝塚記念覇者である。G1勝利後、脚部不安のため1年以上の休養を余儀なくされた。しかし8歳になって迎えた復帰戦のオールカマーではコースレコードを更新する時計で快勝。脚部不安に悩まされながらも長く現役を続け、シンボリルドルフオグリキャップタマモクロスなどと大舞台で戦った。

長期休養明けのG1勝利記録

関連情報

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