当記事では、2024年3月30日(土)25時35分にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップ(G1・ダート2000m)の出走予定馬、レースの概要や歴代優勝馬・騎手の一覧など記載する。
馬名(英名) | 所属国 | 主な競走成績 |
---|---|---|
ウシュバテソーロ | 日本 | 23’ドバイワールドカップ(G1)1着 22’東京大賞典(G1)1着 23’東京大賞典(G1)1着 23’川崎記念(Jpn1)1着 24’サウジカップ(G1)2着 |
セニョールバスカドール (Senor Buscador) | アメリカ | 24’サウジカップ(G1)1着 |
ウィルソンテソーロ | 日本 | 23’チャンピオンズカップ(G1)2着 23’東京大賞典(G1)2着 |
デルマソトガケ | 日本 | 23’UAEダービー(G2)1着 23’BCクラシック(G1)2着 22’全日本2歳優駿(Jpn1)1着 |
ドゥラエレーデ | 日本 | 22’ホープフルステークス(G1)1着 23’チャンピオンズカップ(G1)3着 |
ディファンデッド (Defunded) | SAU | 23’ハリウッドゴールドカップ(G1)1着 22’オーサムアゲインS(G1)1着 |
カビールカーン (Kabirkhan) | UAE | 24’アルマクトゥームチャレンジ(G1)1着 |
ニューゲート (Newgate) | アメリカ | 24’サンタアニタH(G1)1着 |
クルッピ (Crupi) | アメリカ | 24’ペガサスワールドカップ(G1)3着 |
ローレルリバー (Laurel River) | UAE | 22’パットオブライエンS(G2)1着 24'バージナハール(G3)1着 |
ニューグランジ (Newgrange) | アメリカ | 23’サンパスカルステークス(G2)1着 24’サンパスカルステークス(G2)1着 |
クラプトン (Clapton) | アメリカ | 23’ルーカスクラシック(G2)1着 |
ミリタリーロー (Military Law) | UAE | 24’アルマクトゥームクラシック(G2)1着 20’アルマクトゥームCR3(G1)2着 |
ドバイワールドカップとは、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。
1996年、当時アラブ首長国連邦の皇太子だったシェイク・モハメド氏によって創設された国際競走。当初の総賞金額は400万ドルだったが、年々増額され、現在は1200万ドルにのぼる。2020年にサウジカップが創設されるまでは世界最高賞金を誇っており、世界各国から強豪馬が集う大レースとして広く知られていた。
創設時から2009年にかけてはナドアルシバ競馬場のダートコースで行われていたが、2010年からメイダン競馬場に開催場を変更。2010年から2014年にかけてはオールウェザーコースで開催されたが、諸般の事情により2015年からはダートコースに戻されている。
1996年の創設以降、各国から強豪馬が参戦する世界最高峰のレースとして知られており、これまでの勝ち馬にはシガー、シングスピール、ドバイミレニアム、インヴァソール、カーリン、カリフォルニアクローム、アロゲートなど名馬が並ぶ。
2010年から2014年にかけてはダートではなくオールウェザーで行われており、日本から参戦したヴィクトワールピサが2011年に優勝。2着にトランセンドが入線し、日本馬ワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げている。
2023年、ウシュバテソーロが川田将雅騎手とのコンビで優勝。ダート開催のドバイワールドカップを日本馬が優勝する快挙を成し遂げた。
開催年 | 優勝馬(英名) | 性齢 | 騎手 |
---|---|---|---|
2023年 | ウシュバテソーロ | 牡6 | 川田将雅 |
2022年 | カントリーグラマー(Country Grammer) | 牡5 | L.デットーリ |
2021年 | ミスティックガイド(Mystic Guide) | 牡4 | L.サエス |
2020年 | ーー | ーー | ーー |
2019年 | サンダースノー(Thunder Snow) | 牡5 | C.スミヨン |
2018年 | サンダースノー(Thunder Snow) | 牡4 | C.スミヨン |
2017年 | アロゲート(Arrogate) | 牡4 | M.スミス |
2016年 | カリフォルニアクローム(California Chrome) | 牡5 | V.エスピノーザ |
2015年 | プリンスビショップ(Prince Bishop) | セ8 | W.ビュイック |
2014年 | アフリカンストーリー(African Story) | セ7 | S.デソウサ |
2013年 | アニマルキングダム(Animal Kingdom) | 牡5 | J.ロザリオ |
2012年 | モンテロッソ(Monterosso) | 牡5 | M.バルザローナ |
2011年 | ヴィクトワールピサ | 牡4 | M.デムーロ |
2010年 | グロリアデカンペオン(Gloria de Campeao) | 牡6 | T.ペレイラ |
2009年 | ウェルアームド(Well Armed) | セ6 | A.グライダー |
2008年 | カーリン(Curlin) | 牡4 | R.アルバラード |
2007年 | インヴァソール(Invasor) | 牡5 | F.ハラ |
2006年 | エレクトロキューショニスト(Electrocutionist) | 牡5 | L.デットーリ |
2005年 | ロージズインメイ(Roses in May) | 牡5 | J.ヴェラスケス |
2004年 | プレザントリーパーフェクト(Pleasantly Perfect) | 牡6 | A.ソリス |
2003年 | ムーンバラッド | 牡4 | L.デットーリ |
2002年 | ストリートクライ(Street Cry) | 牡4 | J.ベイリー |
2001年 | キャプテンスティーヴ(Captain Steve) | 牡4 | J.ベイリー |
2000年 | ドバイミレニアム(Dubai Millennium) | 牡4 | L.デットーリ |
1999年 | アルムタワケル(Almutawakel) | 牡4 | R.ヒルズ |
1998年 | シルヴァーチャーム(Silver Charm) | 牡4 | G.スティーヴンス |
1997年 | シングスピール(Singspiel) | 牡5 | J.ベイリー |
1996年 | シガー(Cigar) | 牡6 | J.ベイリー |
1996年は格付けなし(優勝馬シガー)。1997年はリステッド競走として施行(優勝馬シングスピール)されており、シルヴァーチャームが優勝した1998年以降は国際G1である。
2010年から2014年まではオールウェザーコースで開催。この期間中に日本馬ヴィクトワールピサが優勝している。2015年以降はふたたびダートコースで施行されており、ウシュバテソーロはダート開催のドバイワールドカップを日本馬として初めて優勝している。
開催年 | 出走した日本馬 | 着順 | 騎手 |
2023年 | ウシュバテソーロ | 1着 | 川田将雅 |
テーオーケインズ | 4着 | O.マーフィー | |
クラウンプライド | 5着 | D.レーン | |
パンサラッサ | 10着 | 吉田豊 | |
ジオグリフ | 11着 | C.ルメール | |
カフェファラオ | 12着 | J.モレイラ | |
ヴェラアズール | 13着 | C.デムーロ | |
ジュンライトボルト | 15着 | R.ムーア | |
2022年 | チュウワウィザード | 3着 | 川田将雅 |
2021年 | チュウワウィザード | 2着 | 戸崎圭太 |
2019年 | ケイティブレイブ | 取消 | J.モレイラ |
2018年 | アウォーディー | 6着 | 武豊 |
2017年 | アウォーディー | 5着 | 武豊 |
ラニ | 8着 | R.ムーア | |
アポロケンタッキー | 9着 | C.ルメール | |
ゴールドドリーム | 14着 | J.モレイラ | |
2016年 | ホッコータルマエ | 9着 | 幸英明 |
2015年 | ホッコータルマエ | 5着 | 幸英明 |
エピファネイア | 9着 | C.スミヨン | |
2014年 | ベルシャザール | 11着 | C.ルメール |
ホッコータルマエ | 16着 | 幸英明 | |
2012年 | エイシンフラッシュ | 6着 | C.ルメール |
スマートファルコン | 10着 | 武豊 | |
トランセンド | 13着 | 藤田伸二 | |
2011年 | ヴィクトワールピサ | 1着 | M.デムーロ |
トランセンド | 2着 | 藤田伸二 | |
ブエナビスタ | 8着 | R.ムーア | |
2010年 | レッドディザイア | 11着 | C.スミヨン |
2009年 | カジノドライヴ | 8着 | 安藤勝己 |
2008年 | ヴァーミリアン | 12着 | 武豊 |
2007年 | ヴァーミリアン | 4着 | C.ルメール |
2006年 | カネヒキリ | 4着 | 武豊 |
スターキングマン | 7着 | O.ペリエ | |
2005年 | アジュディミツオー | 6着 | 内田博幸 |
2004年 | アドマイヤドン | 8着 | 安藤勝己 |
リージェントブラフ | 9着 | 吉田豊 | |
サイレントディール | 12着 | 武豊 | |
2002年 | アグネスデジタル | 6着 | 四位洋文 |
トゥザヴィクトリー | 11着 | O.ペリエ | |
2001年 | トゥザヴィクトリー | 2着 | 武豊 |
レギュラーメンバー | 9着 | 松永幹夫 | |
2000年 | ワールドクリーク | 6着 | 加藤和宏 |
1998年 | キョウトシチー | 6着 | 松永幹夫 |
1997年 | ホクトベガ | 中止 | 横山典弘 |
1996年 | ライブリマウント | 6着 | 石橋守 |
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