【メルボルンカップ2023】レース概要・歴代優勝馬・出走予定の日本馬・最新ニュースなど オーストラリアの国民的行事

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 当記事では、オーストラリアメルボルンに所在するフレミントン競馬場で開催されるG1競走・メルボルンカップのレース概要・歴代優勝馬について記載する。

2019年メルボルンカップの様子(提供:racing photos)
2019年メルボルンカップの様子(提供:racing photos)
  1. レース結果
  2. レース概要
  3. 過去の優勝馬
  4. 出走予定の日本馬
  5. 日本馬の成績
  6. オーストラリアの競馬場一覧
  7. 関連情報
  8. もっと見る
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レース結果

 2023年の覇者はウィズアウトアファイト(Without A Fight)。日本から参戦したブレークアップは中団馬群から伸びきれず16着での入線となった。

レース概要

 メルボルンカップはオーストラリアのG1競走。メルボルンのフレミントン競馬場で施行される。1861年に創設された歴史あるレースであり、2017年にジ・エベレストが新設されるまではオセアニアにおける最高賞金額を誇る競走だった。

 賞金総額は600万ドル(約6億円)、3歳以上のサラブレッドが出走可能のハンデキャップ競走。例年多頭数かつハンデ戦という点も相まって、ときには大波乱が生まれることで知られている。

「The Race That Stops The Nation(国を止めるレース)」と形容されるほどに規模が大きく、オーストラリアにおける国民的行事のひとつに数えられる。毎年メルボルンカップの開催日は、メルボルン地区が祝日になる。

 2006年、日本から参戦したデルタブルースが優勝。同じく日本馬ポップロックが2着に入線し、史上初の日本調教馬によるメルボルンカップ制覇の栄光を掴み取るとともに、日本馬ワンツーフィニッシュの快挙を達成した。

過去の優勝馬

開催年 優勝馬 性齢 英名
2023年 ウィズアウトアファイト セ7 Without A Fight
2022年 ゴールドトリップ 牡5 Gold Trip
2021年 ベリーエレガント 牝6 Verry Elleegant
2020年 トワイライトペイメント セ6 Twilight Payment
2019年 ヴァウアンドディクレア セ4
2018年 クロスカウンター セ3 Cross Counter
2017年 リカインドリング 牡3 Rekindling
2016年 アルマンダン セ6 Almandin
2015年 プリンスオブペンザンス セ6 Prince of Penzance
2014年 プロテクショニスト 牡4 Protectionist
2013年 フィオレンテ 牡5 Fiorente
2012年 グリーンムーン 牡5 Green Moon
2011年 ドゥーナデン 牡5 Dunaden
2010年 アメリケン 牡5 Americain
2009年 ショッキング 牡4 Shocking
2008年 ヴュード 牡5 Viewed
2007年 イフィシャント セ4 Efficient
2006年 デルタブルース 牡5
2005年 マカイビーディーヴァ 牝6 Makybe Diva
2004年 マカイビーディーヴァ 牝5 Makybe Diva
2003年 マカイビーディーヴァ 牝4 Makybe Diva

出走予定の日本馬

馬名性齢主な勝ち鞍
ブレークアップ牡52022年アルゼンチン共和国杯(G2)

 なお、当初オーストラリア遠征を予定していたシルヴァーソニックは、左前肢球節部にむくみの症状が見られたことで見送ることとなった。症状は回復傾向にあるが、夏場も同様の症状があり、慎重に立ち上げて国内のレースに専念する予定。

日本馬の成績

 デルタブルースメルボルンカップ優勝後、オーストラリアにおける年度表彰で最優秀ステイヤーに選出された。

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