【香G1・スチュワーズC2023結果】香港競馬の最強格3頭が対決 ゴールデンシックスティ・ロマンチックウォリアー・カリフォルニアスパングルが対決

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 2022年1月29日に香港のシャティン競馬場で行われるスチュワーズカップ(香G1)に、ゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアー、カリフォルニアスパングルの香港強豪馬3頭が出走した。当記事ではスチュワーズCの結果および概要、注目馬について記載していく。

2023年スチュワーズCに集結した『香港三強』
2023年スチュワーズCに集結した『香港三強』
  1. 2023年スチュワーズC結果
  2. スチュワーズCとは?
  3. 出走馬の詳細(出走前)
    1. 【1着】ゴールデンシックスティ
    2. 【2着】ロマンチックウォリアー
    3. 【3着】カリフォルニアスパングル
  4. レース映像(ゴール前)
  5. 関連情報

2023年スチュワーズC結果

着順馬名性齢騎手
1着ゴールデンシックスティセ7C.ホー
2着ロマンチックウォリアーセ5K.ティータン
3着カリフォルニアスパングルセ5Z.パートン
4着ワイククセ8R.ムーア
5着ビューティージョイセ6H.ボウマン
6着ロシアンエンペラーセ6H.ベントレー
7着パンフィールド牡6A.アムラン

 レース本番ではカリフォルニアスパングルが先手を取り、最終直線で馬場外目からロマンチックウォリアーが進出。2頭の間を割るかたちでゴールデンシックスティが鋭伸し、香港三強が他馬を寄せ付けず入線を果たした。

スチュワーズCとは?


 香港スチュワーズCとは、香港のシャティン競馬場で行われるG1競走。2014年ー2015年シーズンからは国際G1の格付けを与えられている。芝1600mで施行されており、香港ゴールドC、香港チャンピオンズ&チャターCとともに『香港三冠』のうち、当レースはその第1戦にあたる。

 1954年に創設され、歴代の勝ち馬には数々の名馬が名を連ねる。2000年以降では、2000年の安田記念覇者フェアリーキングプローンや2006年の安田記念覇者ブリッシュラック、2008年安田記念2着馬アルマダなどが制しているほか、グッドババ、エイブルフレンド、ビューティージェネレーションなどが勝利している。

出走馬の詳細(出走前)


 この項目では、2023年スチュワーズCに出走した『香港三強』について詳述する(レース発走前の時点のプロフィール)。

【1着】ゴールデンシックスティ


 ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統の豪州産馬。通算成績は26戦22勝。

 2019年3月にデビューし、2020年に香港クラシックマイル・香港クラシックカップ・香港ダービーの香港4歳三冠を達成。その後も香港マイル連覇などを含む16連勝を記録し、香港最強馬に君臨した。

 2022年初戦のスチュワーズカップで2着に敗れ、連勝がストップ。チャンピオンズマイルで復活のG1勝利を果たした。同年の香港マイルではカリフォルニアスパングルからクビ差の2着となるなど、香港競馬の代表格として活躍を続けている。

【2着】ロマンチックウォリアー



 ロマンチックウォリアーは父Acclamation母Folk Melody、母の父Street Cryという血統の愛国産馬。通算成績は10戦9勝。

 2021年10月にデビューし、翌年の香港クラシックマイルまで無傷5連勝。香港クラシックカップで初めて土がついたが、そこから再び連勝街道が始まり、2022年春にはクイーンエリザベス2世カップでG1初制覇。

 同年の香港カップでは、ダノンザキッドパンサラッサら日本馬5頭を相手に4馬身半差の快勝劇を見せた。

【3着】カリフォルニアスパングル



 カリフォルニアスパングルは父Starspangledbanner母Pearlitas Passion、母の父High Chaparralという血統の愛国産馬。通算成績は14戦9勝。

 2021年6月にデビューし、翌年の香港クラシックカップでは当時無敗だったロマンチックウォリアーを撃破。2022年のチャンピオンズマイルではゴールデンシックスティに後塵を拝したが、同年12月の香港マイルでは激闘の末ゴールデンシックスティにリベンジを果たし、初のG1タイトルを手に入れた。

 なお同馬はデビューしてから一度も連対を外しておらず、高い安定感を誇っていた。

レース映像(ゴール前)

関連情報

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