第67回有馬記念(2022年12月25日 G1 中山 芝2500m)、人気はないが好走してもおかしくない条件が揃っている“高配当の使者”をここでは紹介したい。
2022年、カタールで開催されたワールドカップはアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。そして今年のアルゼンチン共和国杯を優勝したのはブレークアップ。
この文章だけだとサイン馬券の予想になってしまうが、騎乗する戸崎圭太騎手含めブレークアップには穴馬たる資格が十分にある。8枠に入ってしまったことで人気が下がっている感じがするが、下記の点に注目すると勝負になる馬であることが見えてくる。
ブレークアップは初勝利含め中山で3勝、中山芝2500mの複勝率は100%、11~1月の寒い時期のレースは[ 2-1-2-1 ]と好相性。中山芝2500での勝ち鞍はないが、2022年4月17日のサンシャインSでは後にジャパンCを制するヴェラアズールに先着、そして昨年の有馬記念同日に行われたグッドラックハンデでは外目の枠である14番からスッと先行、先行馬に展開が向かずも3着に好走している。
今回騎乗する戸崎圭太騎手は集計期間を2012年1月5日~2022年12月18日とした時の中山芝2500の騎乗成績が[ 11-11- 2-32 ]、勝率19.6%、連対率39.3%、複勝率42.9%と好成績。2020年以降の直近2年で見ると[ 2-3-2-2 ]、集計後ではあるが有馬記念前日のグレイトフルSでも2着に好走しており、それを加えると複勝率は80%を超える事となる。
母父のクロフネの成績が良いとは言われているが、条件をより絞り期間2012年~2022年12月18日、11月~1月の中山冬開催の成績で見ると[ 3-0-3-4 ]、複勝率60%と信頼度が増す。
このように好走してもおかしくない条件が揃っているブレークアップ。人気はないがもっと注目してよい1頭だ。
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