2022年12月8日、JRA新規調教師免許試験に福永祐一騎手が合格し、2023年2月に騎手を引退、新たに調教師の道へ進むこととなった。当記事では、数々のビッグレースを制した福永祐一騎手について記載する。
「天才」と呼ばれた名ジョッキー・福永洋一元騎手の子息、また“競馬学校花の12期生”として注目を集め、1996年、北橋修二厩舎からデビューした福永祐一騎手。初日に2連勝を飾ると、同年は53勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に輝いた。
福永祐一氏はJRAの騎手。1976年12月9日生まれ、滋賀県出身。競馬学校の同期には和田竜二騎手、柴田大知騎手、柴田未崎元騎手、細江純子氏などがいる。1996年に栗東・北橋修二厩舎からデビューし、同年3月2日の中京2Rでマルブツブレベストの手綱を執り初騎乗初勝利の快挙を達成した。
1997年、キングヘイローとのコンビで東京スポーツ杯3歳SでJRA重賞初勝利を飾ると、1999年にはプリモディーネとのコンビで桜花賞を制しGI初勝利。2018年にはワグネリアンとのコンビで悲願の日本ダービー制覇を果たし、2020年にはコントレイルの手綱を執り、ディープインパクト以来となる無敗でのクラシック三冠を達成。2021年にはシャフリヤールの手綱を執り3度目の日本ダービー制覇を果たすなど、日本を代表する騎手として活躍した。
生年月日 | 1976年12月09日 |
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デビュー年 | 1996年 |
初騎乗 | 1996年03月02日 中京2R マルブツブレベスト(1着) |
日付 | 競馬場 | レース名 | 騎乗馬 |
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1997年11月15日 | 東京 | 東京スポーツ杯3歳S | キングヘイロー |
7月、川崎競馬場で行われたエンプレス杯でシルクフェニックスに騎乗、重賞初制覇を達成。また10月にデビュー戦で手綱を取ったキングヘイローとのコンビで東京スポーツ杯3年ステークスを勝利しJRA重賞初勝利を果たした。なお、同レースの2着馬は後にスプリンターズステークスを制するマイネルラヴだった。また、キングヘイローの鞍上として翌1998年に日本ダービー初騎乗を果たした。
1997年の桜花賞でプリモディーネの手綱を執りG1初勝利。同年の朝日杯フューチュリティステークスでエイシンプレストンに騎乗しG1・2勝目を挙げた。またエイシンプレストンとのコンビで2001年の香港マイルを制し海外G1初勝利。エイシンプレストンとのコンビでは香港G1・3勝という好成績を挙げた。
日付 | 競馬場 | レース名 | 騎乗馬 |
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2018年05月27日 | 東京 | 日本ダービー(東京優駿) | ワグネリアン |
日付 | 競馬場 | レース名 | 騎乗馬 |
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2020年05月31日 | 東京 | 日本ダービー(東京優駿) | コントレイル |
日付 | 競馬場 | レース名 | 騎乗馬 |
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2021年05月30日 | 東京 | 日本ダービー(東京優駿) | シャフリヤール |