当記事では2025年11月3日(月)に開催されるダート競馬の祭典・JBC2025各競走(JBCクラシック・JBCスプリント・JBCレディスクラシック・JBC2歳優駿)の結果・レース後コメント・ニュース・最新情報を記載する。
| 発走 | レース | 結果 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 15:25 | JBCレディス クラシック(Jpn1) | 1着アンモシエラ 2着テンカジョウ 3着オーサムリザルト | 横山武史 松山弘平 武豊 |
| 16:10 | JBCスプリント(Jpn1) | 1着:ファーンヒル 2着:ママコチャ 3着:サンライズアムール | 笹川翼 川田将雅 松山弘平 |
| 17:55 | JBC2歳優駿(Jpn3) | 1着:タマモフリージア 2着:フルールドール 3着:アヤサンジョウタロ | 田口貫太 北村友一 落合玄太 |
| 17:20 | JBCクラシック(Jpn1) | 1着:ミッキーファイト 2着:メイショウハリオ 3着:サントノーレ | C.ルメール 浜中俊 矢野貴之 |
先手を取ったのはアンモシエラ。2番手にオーサムリザルトが続き、馬群は縦長となった。バックストレッチで後方からテンカジョウが進出し、3コーナー手前からアンモシエラが後続を振り切りにかかり、最終直線へ。
オーサムリザルトが差を詰めにかかるもアンモシエラの脚は衰えず、最終直線でテンカジョウが2番手に進出するも、そのまま振り切ってアンモシエラがJBCレディスクラシック連覇を達成した。
2025年JBCスプリントの優勝馬はファーンヒル。鞍上は笹川翼騎手が務めた。大井競馬場・荒山勝徳厩舎の所属馬。同馬は今年6月まで中央競馬で現役生活を送っており、その後地方へ転籍。南関東のスプリント重賞を連勝して大舞台に臨んだ。
スタート後、内からファーンヒル、外からエンテレケイアが激しい先行争い。さらに外からシアージストなどがポジションを取りにかかった。結果的にファーンヒルが逃げる形となった。
最終コーナー手前でママコチャが進出。しかしファーンヒルのスピードは衰えず、インコースからサンライズアムール、外からチカッパなどが詰めかけるなか、そのまま先頭でゴールポストに飛び込んだ。
2025年JBC2歳優駿の優勝馬はタマモフリージア。鞍上は田口貫太騎手が務めた。
好位から直線で脚を伸ばした田口貫太騎手騎乗の6番人気タマモフリージア(牝2、栗東・大橋勇樹厩舎)が、2番手から脚を伸ばした3番人気フルールドール(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)にクビ差をつけ優勝した。
勝ったタマモフリージアは、父ルヴァンスレーヴ、母タマモエルドラド、その父ゴールドアリュールという血統。前走の新馬戦に続き、これで無傷の2連勝。ダートグレード競走初制覇となった。
なお、田口貫太騎手は所属する大橋勇樹厩舎の管理馬で重賞制覇を達成。種牡馬ルヴァンスレーヴは前年のソルジャーフィルドに続きJBC2歳優駿連覇となる。
2025年JBCクラシック優勝馬はミッキーファイト。鞍上はC.ルメール騎手が務めた。
スタート後、先手を取ったのはサントノーレ。外からシャマルが続く展開となった。キングズソードやミッキーファイト、インコースからウィルソンテソーロが好位置で続く展開。縦長の隊列のなか、バックストレッチでメイショウハリオが後方からポジションを上げた。
第4コーナーでミッキーファイトがサントノーレを交わして先頭へ。メイショウハリオが鋭い末脚で肉薄し、サントノーレが粘る。最終直線ではミッキーファイトが追撃するメイショウハリオをさらに突き放してゴールポストに飛び込んだ。2着にメイショウハリオ、3着には粘り込んだサントノーレ、4番手にキングズソードという入線順となった。
当項目では、2025年11月3日(月)に船橋競馬場・門別競馬場でおこなわれるJBC各競走の枠順を一覧形式で記載する。
JBCレディスクラシックとは、毎年地方競馬場の持ち回りで開催される競馬の競走。格付けはJpn1。2011年に創設された。創設から2年間はダートグレード競走としての格付けは行われず、2011年は南関東重賞(S1)、2012年は「重賞」として施行された。2013年以後はJpn1に格付けされている。
過去にはミラクルレジェンド、ホワイトフーガが連覇を果たしており、牝馬路線のダート競走における女王決定戦として位置付けられている。2018年には京都競馬場で施行された。
武豊騎手が継続騎乗しているオーサムリザルトは6枠9番、Jpn1初制覇がかかるテンカジョウは2枠2番、マリーンカップを制した地元馬プラウドフレールは4枠6番に入った。
そのほかにも、初ダートでレディスプレリュードを勝利したビヨンドザヴァレー、連覇を狙うアンモシエラなどが出走を予定している。
JBCスプリントとは、毎年地方競馬場の持ち回りで開催される競馬の競走。格付けはJpn1。日本国内のダート短距離重賞における唯一のG1級競走であり、地方所属馬だけでなくJRAを含め全国のダートスプリンターが目標とするレースである。
地方所属馬の活躍も目立つレースで、2007年にはフジノウェーブ、2019年にはブルドッグボス、2020年にサブノジュニアがそれぞれ地元開催のJBCスプリントを制している。
2023年のスプリンターズステークス覇者ママコチャは8枠13番、馬体重が600kg超えの大型馬ドンフランキーは4枠5番にからのスタートとなる。ドンフランキーはこれを勝利すればJpn1初制覇となる。
その他、森泰斗調教師の重賞初挑戦となるコパノパサディナ、船橋所属で活躍したフリオーソの産駒クロジシジョーなどが出走を予定している。クロジシジョーの鞍上を務めるのは、父フリオーソの主戦を務めた戸崎圭太騎手。
JBCクラシックとは、競馬のレースである。アメリカのブリーダーズCを模範として、生産者主導で発案・実施されるダートの祭典として創設された。正式名称はジャパンブリーディングファームズカップクラシック。帝王賞、東京大賞典と共に地方ダートレースの最高峰に位置付けられている。
毎年地方競馬場の持ち回りで開催される。格付けはJpn1。地方競馬では史上最高額となる1着賞金1億円の重賞として2001年に創設された。2025年は船橋競馬場で開催される。
創設以来、アドマイヤドン、タイムパラドックス、ヴァーミリアン、スマートファルコン、コパノリッキーなどダートの名馬が出走・優勝・連覇(3連覇)を達成するなど圧倒的なパフォーマンスを見せている。また2021年には船橋競馬所属のミューチャリーが地方所属馬として初めて王者に輝いた。
今年の帝王賞覇者ミッキーファイトは8枠13番、南部杯を制したウィルソンテソーロは6枠9番からのスタートとなる。
そのほかにもフリオーソレジェンドカップで8馬身差の圧勝を飾った地方の強豪馬サントノーレ、Jpn1を4勝しているメイショウハリオ、かしわ記念を連覇した快速馬シャマル、キングズソード、サンライズジパング、ライトウォーリアなどの実績馬が多数出走を予定している。発走予定日時は11月3日(祝・月)の17時20分。
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