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【ムーランドロンシャン賞2025】日本馬ゴートゥファーストが参戦予定 レース概要・歴代優勝馬など最新情報【2025年9月7日22時50分】

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当記事では、2025年9月7日(日)22時50分にフランスのパリロンシャン競馬場で行われるムーラン・ド・ロンシャン賞(G1・3歳上・芝1600m)の出走予定馬・レース概要・歴代優勝馬など最新情報を記載する。

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ムーラン・ド・ロンシャン賞が行われるパリロンシャン競馬場(撮影:高橋正和)
ムーラン・ド・ロンシャン賞が行われるパリロンシャン競馬場(撮影:高橋正和)
  1. 出走予定馬の一覧
    1. ゴートゥファースト
    2. ディエゴヴェラスケス
    3. ザリガナ
    4. アンリマティス
    5. ザライオンインウィンター
  2. ムーラン・ド・ロンシャン賞とは
  3. ムーラン・ド・ロンシャン賞の歴代優勝馬一覧
  4. 最新情報

出走予定馬の一覧

 当項目では、2025年ムーラン・ド・ロンシャン賞(G1・3歳上牡牝・芝1600m)の出走予定馬を一覧形式で記載する。

ゴートゥファースト

ゴートゥファーストは父ルーラーシップ、母はタイトルパート、母の父はアグネスタキオンという血統。

 2024年5月のテレ玉杯(芝1600m・2勝クラス)、同年12月のファイナルステークス(芝1600m・3勝クラス)を勝利しオープン入りを果たした。

 今年から重賞へ参戦しており、東京新聞杯(G3)と4月のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)に挑戦したが、いずれも掲示板を外している。しかし8月17日のジャックルマロワ賞(G1)では、海外遠征かつ初のG1挑戦ながら5着と健闘を見せ、海外でも通用する素地を示している。

 主な競走成績:2024年ファイナルステークス(3勝クラス)1着

ディエゴヴェラスケス

 ※YouTube『Racing TV』より引用。ディエゴヴェラスケスが優勝した2025年ジャックルマロワ賞のレース映像。

 主な競走成績:2025年ジャックルマロワ賞(G1)1着・2023年チャンピオンズジュベナイルステークス(G2)1着・2024年ソロナウェイステークス(G2)1着・2025年ミンストレルステークス(G2)1着ほか

ザリガナ

 ※YouTube『Equidia』より引用。ザリガナが優勝した2025年プール・デッセ・デ・プーリッシュ(=仏1000ギニー)のレース映像。

 ザリガナはイギリス産駒・フランス調教の3歳牝馬。父はシユーニ、母ザルカミヤという血統。二代母は2007年から2008年にかけて7戦7勝、生涯全勝でフランス牝馬三冠および凱旋門賞制覇を達成したザルカヴァ

 今年の仏1000ギニー覇者である。なお仏1000ギニーではシーズパーフェクトが4着イグザクトリーの進路を妨害し、イグザクトリーが連鎖的にザリガナへ影響を与えたとして着順が入れ替わる結末となり、シーズパーフェクトの1位入線降着によって繰上げ優勝となった。

 昨年のマルセルブサック賞で2着、今年6月のコロネーションステークスでも2着と、ここまで6戦して連対を外していない。

アンリマティス

 ※YouTube『Equidia』より引用。アンリマティスが勝利したプール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)のレース映像。

 アンリマティス(Henri Matisse)はアイルランドの競走馬。今年の仏2000ギニー優勝馬である。

 父はWootton Bassett、母は現役時代にコロネーションステークスとジャックルマロワ賞を連勝し、その後日本遠征を敢行してマイルチャンピオンシップに出走したイモータルヴァースである。また、半姉にはG1を2勝したテネブリズムがいる。

 2歳時の5月にデビューを迎え、3連勝でG1に駒を進めると、ナショナルステークス2着、ジャンリュックラガルデール賞5着を経てアメリカへ遠征。BCジュヴェナイルターフでG1初制覇を飾った。

 3歳シーズン初戦の前哨戦を勝利すると、続く仏2000ギニーでは後のフランスダービー馬カミーユピサロなどを振り切り2回目のG1制覇を果たしている。

ザライオンインウィンター

 ※YouTube『At The Races』より引用。ザライオンインウィンターが3着だった2025年ジャンプラ賞のレース映像。優勝馬はウッドショーナ。

 主な競走成績:2024年エイコムステークス(G3)1着・2025年ジャンプラ賞(G1)3着

ムーラン・ド・ロンシャン賞とは

 ムーラン・ド・ロンシャン賞とは、フランスのパリロンシャン競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。芝1600mで行われ、3歳以上のマイラーが激突する舞台として知られている。秋競馬シーズンの幕開けを飾る一戦であり、同じマイル路線のジャックルマロワ賞と並んで欧州における最高峰のマイル戦のひとつに数えられる。

 創設は1957年。レース名は競馬場内にある水車小屋(Moulin=風車・水車)に由来する。創設以来、フランスを代表するマイラーはもちろん、英国・アイルランドをはじめとする欧州各国からの強豪も参戦し、数々の名勝負を演出してきた。

 1994年には武豊騎手スキーパラダイスとのコンビで勝利。日本人騎手による海外G1初優勝となった。

 歴代の勝ち馬には、欧州マイル戦線を席巻した名牝ゴルディコヴァや、日本でも大きな知名度を誇るバーイードらが名を連ねている。2024年にはトリバリストが優勝し、古馬としての実力を示した。

 2025年には、日本からゴートゥファーストが参戦を予定しており、日本調教馬として初めての同競走勝利なるかに注目が集まっている。

ムーラン・ド・ロンシャン賞の歴代優勝馬一覧

 過去にはルションメンデスなど、90年代の日本競馬にも馴染み深い種牡馬や、ミエスク、ゴルディコヴァなど欧州の伝説的な名牝も歴代優勝馬に名前を刻んでいる。

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