当記事では、2025年6月29日(日)15時25分に函館競馬場で施行される函館記念(G3・3歳上・ハンデ・芝2000m)に向けて、函館競馬場で開催された過去10回のレースにおける枠順別の成績を分析している。
過去10年の函館記念では、3枠・4枠の出走馬がそれぞれ2勝を挙げている。なかでも4枠の出走馬は複勝率が3割ある点は、混戦模様となるハンデ戦のなかでも注目すべき部分である。
ローシャムパークが優勝した2023年は、2着ルビーカサブランカと3着ブローザホーンがいずれも4枠。ハヤヤッコが勝利した2022年は3着スカーフェイスが4枠。2021年の優勝馬トーセンスーリヤと2018年の優勝馬エアアンセムがそれぞれ4枠である。
また、8枠の出走馬が過去10年で勝利を挙げていない点にも注目。過去10年で3着が3回あるものの、大外枠の出走馬はまったく複勝圏内に絡んでいない。
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