当記事では、2024年12月8日に香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される香港国際競走に出走を予定している競走馬のうち、注目の外国馬のレース映像を各レースごとに一覧形式で記載する。
※YouTube『Flemington Racecourse VRC』より引用。ウィズアウトアファイトが優勝した2023年メルボルンカップ(G1)のレース映像。
ウィズアウトアファイトはアイルランド産のオーストラリア調教馬。2023年のコーフィールドカップ(G1)とメルボルンカップ(G1)を連勝した。その後、腱の負傷により休養に入ったが、2024年の豪チャンピオンズステークス(G1)で復帰を果たし、3着に好走している。
選出時の国際レーティングは121。
※YouTube『At The Races』より引用。ドバイオナーが勝利した2024年サンクルー大賞(G1)のレース映像。
ドバイオナーはアイルランド産のイギリス調教馬。2023年にオーストラリアへ遠征し、ランヴェットステークス(G1)とクイーンエリザベスステークス(G1)を連勝するなど活躍。2024年にはサンクルー大賞で1番人気に支持され、フィードザフレーム、ポイントロンズデール、イレジン、ザリアなどを相手に追い比べを制し、欧州で初めてのG1制覇を飾っている。
選出時の国際レーティングは118。
※YouTube『At The Races』より引用。カーインライジングが勝利したジョッキークラブスプリント(G2)のレース映像。
香港の短距離界にあらわれた新星。通算成績は10戦8勝(うち2着2回)。前哨戦のジョッキークラブスプリントでは、残り50mから鞍上のZ.パートン騎手が流してガッツポーズを見せる余裕を見せながら、勝ち時計の1分07秒43は同コースにおけるレコードタイム。ヘリオスエクスプレスやカリフォルニアスパングル、ビクターザウィナーなど香港短距離界のトップホースを置き去りにする圧勝劇を見せた。
選出時の国際レーティングは121。
※YouTube『HKJC』より引用。ヴォイッジバブルが勝利した2024年ジョッキークラブマイル(G2)のレース映像。
ヴォイッジバブルは父Deep Field、母の父Rahyという血統。香港クラシックマイルと香港ダービーを勝利した香港4歳二冠馬で、2024年の香港スチュワーズカップで国際G1初制覇。以後は国外にも遠征し、2024年の安田記念にも来日している。前シーズンではゴールデンシックスティやロマンチックウォリアーに敗れてG1で2着となるシーンが多かった同馬だが、24/25シーズン2戦目でライバルを蹴散らし勝利をもぎ取った。
選出時の国際レーティングは119。
※YouTube『At The Races』より引用。ラザットが勝利した2024年モーリスドゲスト賞(G1)のレース映像。
欧州短距離界の新星として注目される3歳馬ラザット(Lazzat)。デビューから無傷の6連勝でG1・モーリスドゲスト賞を制覇し、その後アークウィークエンドをスキップしてオーストラリアに遠征。出走したゴールデンイーグルではそれまで見せていた競馬からは一変、積極策を取って僅差2着に粘り込み、新境地を開拓した。
選出時の国際レーティングは118。
※YouTube『At The Races』より引用。ロマンチックウォリアーが勝利した2024年ジョッキークラブカップ(G2)のレース映像。
香港カップの前哨戦で、単勝オッズ1.1倍の支持に応えて4馬身差の圧勝を飾った。同馬は2023年のコックスプレート・香港カップ・2024年の香港ゴールドカップ・クイーンエリザベス2世カップ・安田記念とG1を5連勝しており、今回の勝利で6連勝となった。
ロマンチックウォリアーは父Acclamation、母の父ストリートクライのアイルランド産馬。2023/2024シーズンの香港年度代表馬であり、クイーンエリザベス2世カップ3連覇、香港カップ連覇などG1競走8勝を飾っている。
選出時の国際レーティングは122。
※YouTube『At The Races』より引用。スピリットダンサーが勝利した2024年ネオムターフカップ(G2)のレース映像。
2023年から2024年にかけてバーレーンインターナショナルトロフィー(G2)連覇、サウジアラビアでネオムターフカップ(G2)を制したイギリスの競走馬。インターミディエイトを得意条件としており、国際競走においてキラーアビリティやヤマニンサンパなど日本馬を完封している。
選出時の国際レーティングは120。
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