当記事では、2000年以降の有馬記念(G1)における1着馬・2着馬・3着馬の単勝人気の分布を一覧形式で記載している。
2000年以降の有馬記念では、単勝1番人気の競走馬の成績が飛び抜けて優秀である。勝率は56%、連対率と複勝率は80%に迫る勢いである。
上記のデータは、2000年以降の有馬記念における1着・2着・3着馬の単勝人気をさまざまなパターンでグルーピングしたものである。見てみると、1番人気・2番人気の連対率はともに50%と高水準である。
開催年 | 優勝馬 | 単勝人気 | 単勝オッズ |
2022年 | イクイノックス | 1番人気 | 2.3倍 |
2021年 | エフフォーリア | 1番人気 | 2.1倍 |
2020年 | クロノジェネシス | 1番人気 | 2.5倍 |
2019年 | リスグラシュー | 2番人気 | 6.7倍 |
2018年 | ブラストワンピース | 3番人気 | 8.9倍 |
2017年 | キタサンブラック | 1番人気 | 1.9倍 |
2016年 | サトノダイヤモンド | 1番人気 | 2.6倍 |
2015年 | ゴールドアクター | 8番人気 | 17.0倍 |
2014年 | ジェンティルドンナ | 4番人気 | 8.7倍 |
2013年 | オルフェーヴル | 1番人気 | 1.6倍 |
2012年 | ゴールドシップ | 1番人気 | 2.7倍 |
2011年 | オルフェーヴル | 1番人気 | 2.2倍 |
2010年 | ヴィクトワールピサ | 2番人気 | 8.4倍 |
2009年 | ドリームジャーニー | 2番人気 | 4.0倍 |
2008年 | ダイワスカーレット | 1番人気 | 2.6倍 |
2007年 | マツリダゴッホ | 9番人気 | 52.3倍 |
2006年 | ディープインパクト | 1番人気 | 1.2倍 |
2005年 | ハーツクライ | 4番人気 | 17.1倍 |
2004年 | ゼンノロブロイ | 1番人気 | 2.0倍 |
2003年 | シンボリクリスエス | 1番人気 | 2.6倍 |
2002年 | シンボリクリスエス | 2番人気 | 3.7倍 |
2001年 | マンハッタンカフェ | 3番人気 | 7.1倍 |
2000年 | テイエムオペラオー | 1番人気 | 1.7倍 |
上記の一覧は、2000年以降の有馬記念における優勝馬の単勝人気・単勝オッズを一覧化したものである。近年ではクロノジェネシス・エフフォーリア・イクイノックスと1番人気の出走馬が優勝している。
2000年以降に優勝馬の単勝オッズが10倍を超えた例は、2015年のゴールドアクターと2007年のマツリダゴッホ、そして2005年のハーツクライ。ハーツクライの年は無敗の三冠馬ディープインパクトが圧倒的な人気を占めており、相対的にハーツクライの配当が上がっていた。
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