【2024年施行】3歳ダート三冠競走まとめ 羽田盃・東京ダービーがJpn1となる新たなダート競走体系

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当記事では2024年より施行される『3歳ダート三冠競走』の競走体系について記載する。

ルヴァンスレーヴ(左)、クリソベリル(右)(撮影:高橋正和)
ルヴァンスレーヴ(左)、クリソベリル(右)(撮影:高橋正和)
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  1. 概要
  2. 3歳ダート三冠競走
  3. 前哨戦
  4. 開始時期
  5. 関連情報
  6. もっと見る

概要

 1997年に全国的な統一格付基準が導入されたことにより体系化され、発展してきたダートグレード競走。しかし芝のレースに比べてダート路線は全日本規模の競走体系が構築しきれていない。

 この現状を打開すべく、地方競馬が主体となってダート路線の競走体系整備をおこなうことを発表。当記事で記載する『3歳ダート三冠競走』の創設は、当施策のうちのひとつである。

3歳ダート三冠競走

レース名距離時期1着賞金
羽田盃ダ1800m4月下旬5000万円
東京ダービーダ2000m6月上旬1億円
ジャパンダートクラシックダ2000m10月上旬7000万円

 中央競馬地方競馬の所属の枠を越えた3歳ダート王を決定するための競走体系を構築すべく、これまで地方重賞として開催されていた羽田盃・東京ダービーを新たにダートグレード競走として実施。格付けはいずれもJpn1、出走可能な性齢は3歳牡馬と3歳牝馬。以前と変わらず大井競馬場で実施される。この3競走は『3歳ダート三冠競走』と位置付けられ、賞金増額および三冠ボーナスが設定される。

 また、これまで7月に開催されていた『ジャパンダートダービー(Jpn1)』は『ジャパンダートクラシック』へ改称。開催時期が10月上旬へと変更される。加えて同競走の1着馬にJBCクラシック(Jpn1) への優先出走権が付与される。

前哨戦

レース名(格)開催場・距離時期負担重賞
ブルーバードカップ(Jpn3)船橋ダ1800m1月中旬別定
雲取賞(Jpn3)大井ダ1800m2月中旬別定
京浜盃(Jpn2)大井ダ1700m3月中旬定量
ユニコーンS(G3)東京ダービーの前哨戦として整備
不来方賞(Jpn2)盛岡ダ2000m9月上旬定量

 3歳ダート路線の空白期間を埋めるべく、複数の3歳限定ダートグレード競走が新設および新たに位置付けられ、三冠競走に向けたレース体系が整備される。

開始時期

 3歳ダート三冠競走については2024年から開始される予定。

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関連情報

順位 勝ち時計 優勝馬 開催年 馬場 騎手
1位 2分00秒4 スマートファルコン 2010年 武豊
2位 2分01秒8 スマートファルコン 2011年 武豊
3位 2分02秒6 アジュディミツオー 2004年 内田博幸
4位 2分03秒0 サウンドトゥルー 2015年 大野拓弥
ホッコータルマエ 2014年 幸英明
6位 2分03秒1 アジュディミツオー 2005年 内田博幸
7位 2分03秒2 ヴァーミリアン 2007年 不良 武豊
8位 2分03秒5 ブルーコンコルド 2006年 稍重 幸英明
9位 2分03秒7 スターキングマン 2003年 武豊
10位 2分04秒1 オメガパフューム 2021年 M.デムーロ
11位 2分04秒2 コパノリッキー 2017年 田辺裕信
12位 2分04秒5 カネヒキリ 2008年 C.ルメール
13位 2分04秒9 オメガパフューム 2019年 稍重 M.デムーロ
ファストフレンド 2000年 蛯名正義
15位 2分04秒9 ワールドクリーク 1999年 加藤和宏
16位 2分05秒0 ウシュバテソーロ 2022年 横山和生
17位 2分05秒2 トーホウエンペラー 2001年 菅原勲
18位 2分05秒4 アブクマポーロ 1998年 石崎隆之
19位 2分05秒6 ゴールドアリュール 2002年 武豊
20位 2分05秒8 アポロケンタッキー 2016年 内田博幸
21位 2分05秒9 オメガパフューム 2018年 M.デムーロ
ローマンレジェンド 2012年 岩田康誠
サクセスブロッケン 2009年 内田博幸
24位 2分06秒6 ホッコータルマエ 2013年 幸英明
25位 2分06秒9 オメガパフューム 2020年 M.デムーロ
26位 2分07秒3 ウシュバテソーロ 2023年 川田将雅

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