ゴールデンシックスティ(香港表記:金鎗六十)(英名:Golden Sixty)は香港の競走馬。地元・香港だけでなく、その実績から日本でも注目を集める強豪馬である。当記事では、ゴールデンシックスティの歩んだ蹄跡を振り返る。
【ゴールデンシックスティ最新情報】
ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro、母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統の豪州産馬である。2023年1月30日時点の競走成績は27戦23勝。2019/2020年に香港4歳三冠を達成、香港マイル(香G1)連覇を含む16連勝を記録するなど大活躍を見せている香港の強豪馬である。デビューから2023年1月現在まで、鞍上は一貫してC.ホー騎手が務めている。
なお、香港における開催シーズンは毎年9月から翌年7月初旬をひと区切りとしており、馬齢はそれぞれの産地に準拠して、北半球産馬は1月1日、南半球産馬は8月1日に加算される。当記事では日本基準に統一して記載する。
2019年3月にシャティン競馬場のハンデ戦でデビュー。3連勝の後、4戦目のハンデ戦で10着(現時点で唯一の着外)と敗れたが、そこからまた連勝を積み重ねる。2020年1月のチャイニーズクラブCC(香G3)で重賞初制覇を果たした。その後、ゴールデンシックスティは香港4歳クラシックシリーズへ挑むこととなる。
香港競馬におけるクラシック三冠は香港クラシックマイル、香港クラシックC、香港ダービーの3レース。この3レースをすべて制し香港4歳三冠馬となったのは2017年のラッパードラゴンのみだった。
香港クラシックマイル、香港クラシックCをそれぞれ後方待機策から鋭い末脚を繰り出して連勝すると、香港ダービーでは第3コーナーから捲り気味に進出し、ゴール前で逃げ馬を捉え、史上2頭目の香港4歳三冠馬となった。
三冠馬となったゴールデンシックスティは同年の9月に復帰。セレブレイションC(香G3)、シャティンT(G2)、ジョッキークラブマイル(香G2)と重賞を3連勝し、国際G1・香港マイルへ向かった。
同レースには香港の古豪ビューティージェネレーションに加え、前年覇者アドマイヤマーズが日本から参戦。その他サザンレジェンド、ワイククなど地元の強豪馬が揃うなか圧倒的な1番人気に推され、レース本番では後方待機策から徐々に進出を開始。鋭い末脚で後続の追撃を封じ込め、2馬身差をつけて完勝。国際G1初制覇を飾った。この時点での連勝数は「11」。
国際G1ウィナーとなったゴールデンシックスティはその後も勢い止まらず、2021年1月の香港スチュワーズC(香G1)に出走。ここでも危なげなく完勝すると、続く香港ゴールドC(香G1)でも地元の強豪馬エグザルタントなどを相手に快勝。さらに4月のチャンピオンズマイル(香G1)では、僚馬モアザンディスの追撃をアタマ差抑えて勝利。G1・4連勝を果たした。
復帰戦となった同年秋のジョッキークラブマイルを勝利し、連覇のかかる香港マイルへ向かったゴールデンシックスティ。同レースには日本から安田記念覇者ダノンキングリー、2019年の春秋マイル王者インディチャンプ、2019年の朝日杯FS覇者サリオス、同年のドバイターフで2着に好走したヴァンドギャルドが出走するなか、香港だけでなく日本においても圧倒的な1番人気に支持された。
レースでは中団での追走から最終直線で馬群を割って抜け出し、みるみるうちに後続を突き放す圧勝で連覇を達成。連勝記録は「16」となり、香港においてサイレントウィットネスが記録した史上最高連勝記録「17」まであと1勝と迫った。
【当時の記事】
2022年。二度目の香港マイル制覇後、連覇を狙ってスチュワーズCに向かったゴールデンシックスティだったが、普段どおりの中団待機策からわずかに届かず、2020年の同レース覇者ワイククの後塵を拝する2着となった。この時点で連勝記録は「16」でストップし、サイレントウィットネスの記録に並ぶことは叶わなかった。続いて香港ゴールドカップにも出走したが、ロシアンエンペラー、サヴィーナインを捉えきれず3着となった。
しかし4月のチェアマンズトロフィー(香G2)ではロシアンエンペラー、サヴィーナイン、ワイククにリベンジを果たすかたちで再度勝ち星を挙げ、続くチャンピオンズマイルでは新星カリフォルニアスパングルを交わし去り、同レース連覇を飾った。
その後、安田記念への来日プランが出たものの、チャンピオンズマイル勝利後に熱中症のような症状が出たため、オーナーとトレーナーによる協議の結果、来日を見送り休養へ。同年7月、前年に続き2シーズン連続で香港の年度代表馬に輝いた。
【当時の記事】
新シーズンの始動戦となったジョッキークラブマイルでは1番人気をカリフォルニアスパングルに譲ったものの、ゴール前で同馬を差し切り同レース3連覇を達成。香港マイルへと向かった。レースでは最終直線でカリフォルニアスパングルが早々に抜け出し、ゴールデンシックスティが追う展開。寸前まで追い詰めたもののクビ差届かず2着となった。
そして2023年1月29日に行われたスチュワーズC。同レースにはカリフォルニアスパングルに加え、香港カップを4馬身半差で圧勝したロマンチックウォリアーが出走し「香港三強」が一堂に介した。
レース本番、積極策で馬群を牽引したカリフォルニアスパングルが逃げ粘り、外馬場からロマンチックウォリアーが追随。これをインコースから見る位置で追走したゴールデンシックスティが鋭伸し、2頭を交わし去って突き抜けて勝利を飾った。
その後、香港ジョッキークラブのホームページに掲載されたインタビューによると、陣営は香港ゴールドカップ、または海外遠征を検討中とのこと。2023年3月のドバイターフに登録を済ませており、その後安田記念に来日参戦する可能性も検討されている。
2024年9月5日、ゴールデンシックスティの引退が決まったと香港の地元紙「星島日報」が報じた。9月13日に記者会見で発表され、9月22日には引退セレモニーが開催されると報じられている。
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