【JBC2歳優駿予想】頭数が揃う今回、ペースが上がりこの馬の末脚が活きる!

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2022年11月3日に門別競馬場で行われる第3回 JBC2歳優駿( Jpn3 ダート1800m)。前身の北海道2歳優駿の時代から数えて、昨年までにJRA所属馬13勝・北海道所属馬12勝と全く五分の成績。このレースの鍵は中央・地方の力関係を紐解くことがキーとなる。前哨戦を分析し、そこからあぶり出した本命とは?

この馬向きの展開になりそうなベルピット(撮影:田中哲実)
この馬向きの展開になりそうなベルピット(撮影:田中哲実)
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前哨戦回顧

9月22日 サンライズカップ(門別・H1・ダ1800m)

1着オーマイグッネス
2着ベルピット
3着リアルガー
4着タイガーチャージ
【レース概況】
グロリオサが取り消して7頭立て。ベルピット以下、角川秀樹厩舎が4頭出しで1番人気は重賞連勝中のベルピット。デビュー3連勝のグラビティモデルが2番人気で、オーマイグッネスタイガーチャージと続いた。
【レース内容】
 オーマイグッネスがハナを切り、2番手にタイガーチャージが付けた。3馬身ほど空いてベルピットリアルガーは大きく離れた5番手を追走。向こう正面ではかなりの縦長になった。 3コーナー過ぎでタイガーチャージが一杯になり、外からベルピットが追い上げ直線は2頭の叩き合いになった。一旦はベルピットが前に出たが、オーマイグッネスが差し返して1着。離れた3着は追い込んだリアルガータイガーチャージは4番手で入線。

98月24日 サッポロクラシックカップ(門別・H2・ダ1700m)

1着ベルピット
2着オーマイグッネス
4着リアルガー
【レース概況】
 角川秀樹厩舎の3頭が人気を集め、前走で僚馬オーマイグッネスに2馬身半差を付けて重賞初制覇を飾ったベルピットが単勝1倍台の圧倒的な人気を集めた。オーマイグッネスは3番人気で、リアルガーは7番人気。
【レース内容】
 オーマイグッネスが若干押し出されるように逃げ、ベルピットが1馬身ほど後ろで外の2番手。リアルガーは大きく離れた6番手を追走。7頭立てだが縦長の展開になった。  4コーナー過ぎからは僚馬2頭の叩き合いになり、ベルピットが残り50mほどの地点で前に出て押し切った。しぶとく食い下がったオーマイグッネスが2番手。リアルガーは7馬身+3/4馬身差の4着に敗れた。

10月9日 2歳新馬(阪神・2歳新馬・ダ1400m)

1着エコロアレス
【レース概況】
 直前追い切りで良い時計を出したエコロアレスが1番人気に推されたが3.6倍の人気で圧倒的な支持を集めていたわけではない。6頭が1桁台の人気となり、混戦模様だった。
【レース内容】
 エコロアレスがスタートを決めて首尾よく先手を取った。道中、競りかけてくる馬はおらず、折り合いを付けつつ600mは34.8と平均的なペースで運んだ。4コーナー過ぎで軽く仕掛けられると抜群の手応えで進出開始。直線でも終始楽に末脚を伸ばして後続に5馬身差を付けて快勝。2着のゼットリアンは次走10月22日の未勝利戦を勝ち上がっている。

今回改めてこの馬の末脚に期待!

 前身の北海道2歳優駿の時代から数えて、昨年までにJRA所属馬13勝・北海道所属馬12勝と全く五分の成績。このレースの鍵は中央・地方の力関係を紐解くところから始めたい。

 今年は札幌競馬場で行われた芝の2歳OPでホッカイドウ競馬所属馬が2勝を挙げる活躍を見せておりレベルが高そうだ。一方のJRA所属馬は1勝馬のみで、強力馬が不在。エーデルワイス賞ではJRA所属馬が上位独占だったが、実績と経験豊富な地元所属馬の巻き返しに期待したい。

 ベルピットの末脚に期待する。前走は僚馬オーマイグッネスの後塵を拝す形となったが、直線で一旦前に出るシーンもあった。ペース次第では十分チャンスがあった内容で、今回改めて期待する。一昨年、昨年とハイペースで後方待機の馬が勝利しているように、頭数が揃う分ペースが上がりやすい。逃げ馬のオーマイグッネスよりも揉まれ強いベルピットに分があると見る。

 ハイペースになる展開なら、穴で面白いのはリアルミー。キャリア2戦で目立つ実績はないが、前走は600mの距離延長を克服して連勝。直線の短い内回りの1600mで絶望的とも思える位置から差し切った末脚は目を惹く。2着に下したエイシンケプラーが次走で岩手の重賞・南部駒賞を制している点を考えても要注目の一頭。

 前走はマイペースの逃げで重賞初制覇を飾ったオーマイグッネスにもチャンス有り。デビュー戦で勝利を挙げて以降2着続きだったが、常に僚馬ベルピットと僅差の勝負をしてきた。前走で待望の重賞制覇。勢いに乗ったいまなら期待十分。

 スギノプリンセスは距離が延びるにつれてパフォーマンスを挙げ、1600mのJRA認定競走でレコード勝ち。前走のブロッサムCで重賞を制覇している。4戦連続で上がり最速を記録した末脚が武器で、ハイペースになれば怖い一頭。

 重賞実績はないが末脚鋭いリストンにも注意。JRA所属馬ではダート替わりの前走を圧勝したナチュラルリバーと、新馬戦圧勝のエコロアレスに期待。

ベルピット
リアルミー
オーマイグッネス
スギノプリンセス
リストン
ナチュラルリバー
エコロアレス

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