【WASJ2024】ワールドオールスタージョッキーズ2024の出場騎手・騎乗予定馬の一覧 武豊騎手は第2戦でゴールドシップ産駒マイネルエンペラーに騎乗など最新情報

  • 更新日:

 当記事では、2024年8月24日(土)から8月25日(日)にかけて札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズの出場騎手と、各レースにおける騎乗予定馬を一覧形式で記載する。

netkeibaNo.1競馬アプリ 無料ダウンロード
WASJ2023の表彰式の様子(撮影:高橋正和)
WASJ2023の表彰式の様子(撮影:高橋正和)
netkeibaNo.1競馬アプリ 無料ダウンロード
  1. 出場騎手と騎乗予定馬の一覧
    1. 横山典弘騎手
    2. 松山弘平騎手
    3. クリストフ・ルメール騎手
    4. 戸崎圭太騎手
    5. 川田将雅騎手
    6. 武豊騎手
    7. 坂井瑠星騎手
    8. 吉村智洋騎手
    9. カリス・ティータン騎手
    10. チャクイウ・ホー騎手
    11. ダミアン・レーン騎手
    12. ジョアン・モレイラ騎手
    13. タイグ・オシェア騎手
    14. デルフィンヌ・サンチアゴ騎手
  2. ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)とは
  3. 最新情報

出場騎手と騎乗予定馬の一覧

 当項目では、WASJ2024に出場するジョッキー14名および騎乗予定馬の一覧を記載する。

横山典弘騎手

 1968年2月23日生まれの56歳。2024年の日本ダービーダノンデサイルで制し、WASJのJRA選定順位1位「本年の日本ダービー優勝騎手」となり、JRA代表騎手として選定された。

 これまでメジロライアントロットサンダーサクラローレルセイウンスカイブエナビスタゴールドシップなど数々の名馬とコンビを組み、ロジユニヴァースワンアンドオンリーダノンデサイルとのコンビで日本ダービーを3勝。数々の記録を打ち立てている。

松山弘平騎手

 1990年3月1日生まれの34歳。2023年度のJRA賞騎手部門「MVJ」を受賞したことでWASJのJRA代表騎手として選定された。

 2015年のJBCスプリントをコーリンベリーとのコンビで勝利し、G1級競走初制覇。その後アルアインとのコンビで皐月賞を制しJRAにおけるG1初制覇を飾ると、2020年にはデアリングタクトの手綱を執り、史上初となる無敗での牝馬三冠制覇を達成した。

クリストフ・ルメール騎手

 1979年5月20日、フランス生まれの45歳。1999年にフランスの騎手免許を取得し、ディヴァインプロポーションズやイルーシヴウェーヴスタセリタ、ルアーヴルなどでG1を制覇。2015年にJRAの騎手免許試験を受験し、日本に移籍を果たした。

 短期免許来日時にハーツクライカネヒキリウオッカなどでJRAのG1を制しており、移籍後はアーモンドアイレイデオロフィエールマンイクイノックスなど数々の名馬の鞍上を務め、G1を制している。

戸崎圭太騎手

 1980年7月8日生まれの44歳。1998年に地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得。大井競馬場を拠点に騎手としてのキャリアを開始した。地方所属時代にはフリオーソとのコンビで数々の重賞を制覇。2013年に中央競馬へ移籍を果たした。

 中央移籍後、2014年から2016年にかけて3年連続でJRAリーディング騎手に輝いた。また、2022年にもリーディングを獲得。2024年にはジャスティンミラノを無敗の皐月賞制覇に導いた。

川田将雅騎手

 1985年10月15日、佐賀県生まれの38歳。曾祖父、祖父、父、伯父が調教師という競馬一家に生を受けた。選考委員会によって2024年WASJ出場騎手に選出された。

 2008年にキャプテントゥーレ皐月賞を勝利し、G1及びクラシック競走初制覇を飾る。2016年にマカヒキ日本ダービーを勝利し、ダービージョッキーに輝くとともに、史上8人目のクラシック競走完全制覇を達成した。

武豊騎手

 1969年3月15日生まれの55歳。選考委員会によって2024年WASJ出場騎手に選出された。デビュー年に当時の新人最多勝記録を樹立し、2年目にはスーパークリークとのコンビで菊花賞を制覇。3年目には全国リーディングを獲得した。

 JRAリーディング18回獲得、通算G1勝利数100勝以上、通算4000勝、歴代最多騎乗数記録を保持。日本ダービーは計6勝。2023年にはドウデュースとのコンビで有馬記念を制するなど、今もなお現役で走り続ける「競馬界のレジェンド」である。

坂井瑠星騎手

 1997年5月31日生まれの27歳。勝利数上位の騎手としてWASJ出場騎手に選出された。2016年に騎手デビューを果たすと、2017年よりオーストラリアへ渡り自主研修を開始。2018年には日本馬ソールインパクトとのコンビで、異国の地でG1初騎乗を果たした。

 2020年にはダノンファラオとのコンビでG1級競走初制覇。以降、スタニングローズドルチェモアレモンポップとのコンビでG1を制し、2024年にはマッドクール高松宮記念を制覇。またフォーエバーヤングの主戦を務め、ケンタッキーダービーで僅差の3着に入線するなど、活躍を続けている。

吉村智洋騎手

吉村智洋騎手(撮影:稲葉訓也)
吉村智洋騎手(撮影:稲葉訓也)

 1984年生まれの39歳。地方競馬所属の代表騎手としてWASJに選出された。兵庫所属。2002年に騎手としてのキャリアをスタートし、エイシンニシパナリタミニスターなどの鞍上として数々の重賞を制している。

 スマイルミーシャの主戦騎手であり、同馬とのコンビで快進撃を続け、10年ぶりの牝馬ダービー馬誕生に導いている。また、5月には高知所属馬シンメデージーとのコンビで西日本クラシックを制覇。無敗4連勝中だった兵庫の注目馬オーシンロクゼロを破っている。

カリス・ティータン騎手

K.ティータン騎手(撮影:高橋正和)
K.ティータン騎手(撮影:高橋正和)

 1990年6月3日生まれの34歳。インド洋に位置するモーリシャスの出身で、「モーリシャスの魔術師」の異名を持っている。2013年より香港を拠点に騎乗しており、以降香港のリーディング上位として活躍。2019年のWASJでは個人3位に入賞した。

 南アフリカではジャクソンとのコンビでG1・ケープダービーなどを制覇。香港ジョッキークラブではミスタースタニングロマンチックウォリアーなどの鞍上を務め、活躍している。

チャクイウ・ホー騎手

C.ホー騎手(撮影:高橋正和)
C.ホー騎手(撮影:高橋正和)

 1990年5月25日、香港出身の34歳。16歳で香港ジョッキークラブの競馬学校に入学し、09/10年シーズンに騎手デビュー。2022年と2023年にはJRA短期免許で来日し、来日初年度にはカフジオクタゴンとのコンビでレパードステークスを制し、JRA重賞初制覇を挙げている。

 世界最高賞金獲得馬ゴールデンシックスティの主戦として知られている。2020年に史上2頭目の香港4歳三冠を達成し、覇竹の16連勝で数々のG1を制し香港マイル3勝、チャンピオンズマイル三連覇を飾っている。また日本馬ラヴズオンリーユーが2021年のQE2世Cに遠征した際に鞍上を務め、同馬を優勝に導いた。

ダミアン・レーン騎手

D.レーン騎手(撮影:下野雄規)
D.レーン騎手(撮影:下野雄規)

 1994年2月6日生まれ、オーストラリア出身の30歳。15歳で見習い騎手としてデビューすると、2014年にはG1初勝利を飾った。日本から移籍したトーセンスターダムとのコンビではG1・2勝を挙げている。

 日本にたびたび来日しており、メールドグラースリスグラシューオメガパフュームの鞍上を務め数々の大レースを制覇。2023年にはタスティエーラとのコンビで、テン乗りながら日本ダービーを勝利した。テン乗りでの日本ダービー制覇は史上4人目。JRA史上初の南半球出身ダービージョッキーである。

ジョアン・モレイラ騎手

J.モレイラ騎手(撮影:下野雄規)
J.モレイラ騎手(撮影:下野雄規)

 1983年9月26日、ブラジル出身の40歳。ブラジルや南アフリカで1000勝以上を挙げ、2009年からはシンガポールに拠点を移した。2010年から2013年までリーディングを獲得。その後香港に移籍し、ラッパードラゴンとのコンビで香港4歳三冠を達成した。

 圧倒的な戦績を誇り、各メディアからは「雷神」や「マジック・モレイラ」などと呼ばれている。日本でも優秀な成績をおさめており、リスグラシューエリザベス女王杯を、キングズソードでJBCクラシックを、ステレンボッシュ桜花賞を勝利している。

タイグ・オシェア騎手

T.オシェア騎手(撮影:小金井邦祥)
T.オシェア騎手(撮影:小金井邦祥)

 1982年2月1日、アイルランド生まれの42歳。UAEを拠点として騎手生活を送っており、21/22シーズンから3季連続でリーディングに輝いた。2022年にはスイッツァランドとのコンビでドバイゴールデンシャヒーンを勝利した。

 2024年のドバイワールドカップではローレルリバーに騎乗。最終コーナー手前で後続を大きく突き放す圧勝劇でウシュバテソーロの連覇を阻止した。また、日本にもJRA短期免許で来日し、勝利を飾っている。

デルフィンヌ・サンチアゴ騎手

 1979年2月28日生まれ、フランス出身の45歳。1995年にデビューし、翌年には女性騎手のリーディングに輝いた。年度最優秀女性騎手に贈られる「クラヴァシュドール」を11回受賞している、フランスにおける女性騎手の先駆者であり、女性トップジョッキーである。

 2024年6月には女性騎手として初のフランス通算700勝を達成。日本で活躍するC.ルメール騎手とは同い年で同郷、同期である。

ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)とは

 ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)とは、JRAが主催する国際騎手招待競走である。開催地は札幌競馬場。2014年まで行われていた「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」の名称を2015年より変更したもので、JRA所属騎手・地方競馬代表騎手・外国からの招待騎手が集い、ポイント制で優勝争いが行われる。

netkeibaアプリ(無料)今すぐダウンロード

最新情報

おすすめトピック

アクセスランキング

アクセス数

新着まとめ

もっと見る