当記事では、2024年8月24日(土)から8月25日(日)にかけて札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズの出場騎手と、各レースにおける騎乗予定馬を一覧形式で記載する。
当項目では、WASJ2024に出場するジョッキー14名および騎乗予定馬の一覧を記載する。
1968年2月23日生まれの56歳。2024年の日本ダービーをダノンデサイルで制し、WASJのJRA選定順位1位「本年の日本ダービー優勝騎手」となり、JRA代表騎手として選定された。
これまでメジロライアン・トロットサンダー・サクラローレル・セイウンスカイ・ブエナビスタ・ゴールドシップなど数々の名馬とコンビを組み、ロジユニヴァース・ワンアンドオンリー・ダノンデサイルとのコンビで日本ダービーを3勝。数々の記録を打ち立てている。
1990年3月1日生まれの34歳。2023年度のJRA賞騎手部門「MVJ」を受賞したことでWASJのJRA代表騎手として選定された。
2015年のJBCスプリントをコーリンベリーとのコンビで勝利し、G1級競走初制覇。その後アルアインとのコンビで皐月賞を制しJRAにおけるG1初制覇を飾ると、2020年にはデアリングタクトの手綱を執り、史上初となる無敗での牝馬三冠制覇を達成した。
1979年5月20日、フランス生まれの45歳。1999年にフランスの騎手免許を取得し、ディヴァインプロポーションズやイルーシヴウェーヴ、スタセリタ、ルアーヴルなどでG1を制覇。2015年にJRAの騎手免許試験を受験し、日本に移籍を果たした。
短期免許来日時にハーツクライ、カネヒキリ、ウオッカなどでJRAのG1を制しており、移籍後はアーモンドアイ、レイデオロ、フィエールマン、イクイノックスなど数々の名馬の鞍上を務め、G1を制している。
1980年7月8日生まれの44歳。1998年に地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得。大井競馬場を拠点に騎手としてのキャリアを開始した。地方所属時代にはフリオーソとのコンビで数々の重賞を制覇。2013年に中央競馬へ移籍を果たした。
中央移籍後、2014年から2016年にかけて3年連続でJRAリーディング騎手に輝いた。また、2022年にもリーディングを獲得。2024年にはジャスティンミラノを無敗の皐月賞制覇に導いた。
1985年10月15日、佐賀県生まれの38歳。曾祖父、祖父、父、伯父が調教師という競馬一家に生を受けた。選考委員会によって2024年WASJ出場騎手に選出された。
2008年にキャプテントゥーレで皐月賞を勝利し、G1及びクラシック競走初制覇を飾る。2016年にマカヒキで日本ダービーを勝利し、ダービージョッキーに輝くとともに、史上8人目のクラシック競走完全制覇を達成した。
1969年3月15日生まれの55歳。選考委員会によって2024年WASJ出場騎手に選出された。デビュー年に当時の新人最多勝記録を樹立し、2年目にはスーパークリークとのコンビで菊花賞を制覇。3年目には全国リーディングを獲得した。
JRAリーディング18回獲得、通算G1勝利数100勝以上、通算4000勝、歴代最多騎乗数記録を保持。日本ダービーは計6勝。2023年にはドウデュースとのコンビで有馬記念を制するなど、今もなお現役で走り続ける「競馬界のレジェンド」である。
1997年5月31日生まれの27歳。勝利数上位の騎手としてWASJ出場騎手に選出された。2016年に騎手デビューを果たすと、2017年よりオーストラリアへ渡り自主研修を開始。2018年には日本馬ソールインパクトとのコンビで、異国の地でG1初騎乗を果たした。
2020年にはダノンファラオとのコンビでG1級競走初制覇。以降、スタニングローズ・ドルチェモア・レモンポップとのコンビでG1を制し、2024年にはマッドクールで高松宮記念を制覇。またフォーエバーヤングの主戦を務め、ケンタッキーダービーで僅差の3着に入線するなど、活躍を続けている。
1984年生まれの39歳。地方競馬所属の代表騎手としてWASJに選出された。兵庫所属。2002年に騎手としてのキャリアをスタートし、エイシンニシパやナリタミニスターなどの鞍上として数々の重賞を制している。
スマイルミーシャの主戦騎手であり、同馬とのコンビで快進撃を続け、10年ぶりの牝馬ダービー馬誕生に導いている。また、5月には高知所属馬シンメデージーとのコンビで西日本クラシックを制覇。無敗4連勝中だった兵庫の注目馬オーシンロクゼロを破っている。
1990年6月3日生まれの34歳。インド洋に位置するモーリシャスの出身で、「モーリシャスの魔術師」の異名を持っている。2013年より香港を拠点に騎乗しており、以降香港のリーディング上位として活躍。2019年のWASJでは個人3位に入賞した。
南アフリカではジャクソンとのコンビでG1・ケープダービーなどを制覇。香港ジョッキークラブではミスタースタニングやロマンチックウォリアーなどの鞍上を務め、活躍している。
1990年5月25日、香港出身の34歳。16歳で香港ジョッキークラブの競馬学校に入学し、09/10年シーズンに騎手デビュー。2022年と2023年にはJRA短期免許で来日し、来日初年度にはカフジオクタゴンとのコンビでレパードステークスを制し、JRA重賞初制覇を挙げている。
世界最高賞金獲得馬ゴールデンシックスティの主戦として知られている。2020年に史上2頭目の香港4歳三冠を達成し、覇竹の16連勝で数々のG1を制し香港マイル3勝、チャンピオンズマイル三連覇を飾っている。また日本馬ラヴズオンリーユーが2021年のQE2世Cに遠征した際に鞍上を務め、同馬を優勝に導いた。
1994年2月6日生まれ、オーストラリア出身の30歳。15歳で見習い騎手としてデビューすると、2014年にはG1初勝利を飾った。日本から移籍したトーセンスターダムとのコンビではG1・2勝を挙げている。
日本にたびたび来日しており、メールドグラースやリスグラシュー、オメガパフュームの鞍上を務め数々の大レースを制覇。2023年にはタスティエーラとのコンビで、テン乗りながら日本ダービーを勝利した。テン乗りでの日本ダービー制覇は史上4人目。JRA史上初の南半球出身ダービージョッキーである。
1983年9月26日、ブラジル出身の40歳。ブラジルや南アフリカで1000勝以上を挙げ、2009年からはシンガポールに拠点を移した。2010年から2013年までリーディングを獲得。その後香港に移籍し、ラッパードラゴンとのコンビで香港4歳三冠を達成した。
圧倒的な戦績を誇り、各メディアからは「雷神」や「マジック・モレイラ」などと呼ばれている。日本でも優秀な成績をおさめており、リスグラシューでエリザベス女王杯を、キングズソードでJBCクラシックを、ステレンボッシュで桜花賞を勝利している。
1982年2月1日、アイルランド生まれの42歳。UAEを拠点として騎手生活を送っており、21/22シーズンから3季連続でリーディングに輝いた。2022年にはスイッツァランドとのコンビでドバイゴールデンシャヒーンを勝利した。
2024年のドバイワールドカップではローレルリバーに騎乗。最終コーナー手前で後続を大きく突き放す圧勝劇でウシュバテソーロの連覇を阻止した。また、日本にもJRA短期免許で来日し、勝利を飾っている。
1979年2月28日生まれ、フランス出身の45歳。1995年にデビューし、翌年には女性騎手のリーディングに輝いた。年度最優秀女性騎手に贈られる「クラヴァシュドール」を11回受賞している、フランスにおける女性騎手の先駆者であり、女性トップジョッキーである。
2024年6月には女性騎手として初のフランス通算700勝を達成。日本で活躍するC.ルメール騎手とは同い年で同郷、同期である。
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)とは、JRAが主催する国際騎手招待競走である。開催地は札幌競馬場。2014年まで行われていた「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」の名称を2015年より変更したもので、JRA所属騎手・地方競馬代表騎手・外国からの招待騎手が集い、ポイント制で優勝争いが行われる。
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