当記事では、イギリスの主要な競馬場を一覧形式で記載する。
イングランド・バークシャー州に所在する競馬場。イギリス王室が所有しており、ロイヤルアスコット開催時にはエリザベス女王が訪れる。また、7月には欧州三大競走として知られるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスが開催される。1711年に開場した歴史ある競馬場で、1807年からアスコットゴールドカップが行われている。
三角形型の特殊な形状のコースで、第4コーナーが存在しない。前述のロイヤルアスコット開催やブリティッシュチャンピオンズデーなど、多数の大レースが行われる。
イングランドのサリーに所在する競馬場で、クラシック競走である英ダービー・英オークスが開催される。馬蹄型の特殊な形状のコースで、左回りの芝コース。全長は2410mで、ダービー・オークスともにこの距離で施行される。
1730年から5月・10月に競馬が定期開催されるようになり、1779年には第12代ダービー伯爵によりオークスを施行。同競走の成功を受けてダービーが創設された。
1875年に開場し、現在は平地・障害と併用されている。平地競走は4月から9月まで、障害競走は11月から4月まで行われており、高い稼働率を誇る。G1・エクリプスステークスが開催されている。
平地コースは1周13ハロン(約2600m)で、最終直線は4ハロン。
サウス・ヨークシャー州のドンカスターに所在する競馬場。「世界最古の競走」といわれるドンカスターカップや、「世界最古のクラシック競走」であるセントレジャーステークス(英セントレジャー)が開催される。左回りの芝コース。
京都競馬場と提携しており、日本でも「ドンカスターカップ」が交換競走として開催されている。
ケンブリッジの近郊に所在。17世紀初頭から続く歴史のある競馬場。アルファベットの「L」を反転させたような形状の右回りコースで、コーナーは1つ。
英2000ギニー、英1000ギニー、ジュライカップなどが施行される。2000年には日本からアグネスワールドがジュライカップに参戦し、史上初となる日本調教馬による英G1制覇を果たした。
イングランド北部に所在する競馬場で、初めてレースが開催されたのは1731年。インターナショナルステークス、ヨークシャーオークス、ナンソープステークスなどのG1が施行されている。1周約3200mの左回りコースで、3本の引き込み線がある。イギリスの競馬場では珍しく、コースの起伏が少ないことでも知られる。
2005年には日本からゼンノロブロイがインターナショナルステークスに参戦し2着に好走した。
イングランド南部に所在する競馬場。「∞」の記号のような形状の特殊なコースで競馬が行われる。サセックスステークス、ナッソーステークス、グッドウッドカップなどの舞台。
2019年にはニューマーケットを起点に長期遠征をおこなっていた日本馬ディアドラがナッソーステークスに出走。日本で生産された日本調教馬として史上初となるイギリスG1制覇の快挙を達成した。
グロスタシャーに所在する競馬場。障害競走専門の競馬場であり、毎年3月にチェルトナムフェスティバルが開催される。
リヴァプール近郊のエイントリーに所在する競馬場。イギリスで最も人気のあるレース・グランドナショナルの開催地として知られている。
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