G1優勝馬の単勝オッズ 高配当ランキングTOP10

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 当記事では、G1優勝馬の単勝オッズを高配当順に10件まとめている。

単勝93.1倍の伏兵評価を覆して2019年の日本ダービー馬となったロジャーバローズ(撮影:下野雄規)
単勝93.1倍の伏兵評価を覆して2019年の日本ダービー馬となったロジャーバローズ(撮影:下野雄規)

ランキング早見表

  1. 【1位】サンドピアリス
  2. 【2位】コパノリッキー
  3. 【3位】ダイタクヤマト
  4. 【4位】ビートブラック
  5. 【5位】ダイユウサク
  6. 【6位】ノーリーズン
  7. 【7位】ロジャーバローズ
  8. 【8位】タケノベルベット
  9. 【9位】クィーンスプマンテ
  10. 【10位】ピンクカメオ
  11. 関連情報
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【1位】サンドピアリス

 馬名の意味は『砂の貴婦人』。父はアイドルホースハイセイコー。ダートのデビュー戦を勝ち上がり、旧4歳時にふたたびダートで2勝目を挙げていたが、芝では未勝利だった。20頭立ての最低人気で勝利を挙げており、最高18頭をフルゲートとする現行の制度では再現のできない大記録である。

 なお、同レースで1番人気だった桜花賞シャダイカグラはレース中に故障を発生しており、最下位での入線という対照的な結果となった。

【2位】コパノリッキー

 日本調教馬としてG1・Jpn1最多勝利記録となる11勝を挙げたダートの名馬。3歳時に兵庫CSを圧勝するなど早くから素質に注目されていたが、骨折の影響で休養を挟んでおり、復帰後の立て直しに数戦を要したためフェブラリーステークスでは16頭立ての16番人気という伏兵評価だった。

 このときの2着馬ホッコータルマエとは、後にダート路線の最前線でしのぎを削るライバル関係となる。

【3位】ダイタクヤマト

 類稀なる先行力と個性的なレース展開から人気を博した名マイラー・ダイタクヘリオスの代表産駒であり、自身も恵まれたスピードを武器に積極策を取っていた。本格化は遅く、6歳時の12月にオープン入りを迎えており、スプリンターズS出走時の主な実績は函館スプリントS2着。

 当該レースはアグネスワールドブラックホークなどG1馬が7頭集結する一戦だったが、本番では中盤から先頭に立つと、強豪馬の追撃を悠々と抑えて自身初のG1制覇を達成した。

【4位】ビートブラック

 同世代にヴィクトワールピサローズキングダムエイシンフラッシュなど数々の名馬が揃っており、自身も菊花賞で13番人気ながら3着に入線するなど中長距離を主戦場としていた。

 レース本番では逃げるゴールデンハインドを見るかたちで進め、中盤から先頭に躍り出ると、セーフティリードを保ったまま、追撃するトーセンジョーダンに4馬身をつけてG1初制覇を達成。なお、同レースには三冠馬オルフェーヴルが出走しており単勝1.3倍の圧倒的支持を受けていたものの11着同着に敗れており、ビートブラックの単勝もさることながら複勝も37.2倍の高配当となった。

【5位】ダイユウサク

 JRAから出走推薦馬に指定され参戦した有馬記念で、当時圧倒的な戦績を誇っていた名優・メジロマックイーンに先着しレコードタイムで制した。「これはびっくり、ダイユウサク」という名実況でも知られている。

【6位】ノーリーズン

 7分の2の抽選をくぐり抜けて出走を果たした皐月賞で、ナリタブライアンのレコードを更新する1分58秒5というタイムで大金星を挙げた。同レースの1番人気は後の日本ダービータニノギムレットだったが、こちらはタイガーカフェとの接戦の末に3着となり、ノーリーズンタイガーカフェの馬連は53090円という高配当となった。

【7位】ロジャーバローズ

 同厩馬サートゥルナーリアが圧倒的な1番人気となった日本ダービーで大金星を挙げた。逃げたリオンリオンが前半1000mを57秒8というハイペースを形作り、離れた2番手で追走。ダノンキングリーの追撃を僅差退けた。

【8位】タケノベルベット

 チューリップ賞スイートピーSとクラシックトライアル競走に出走するも優先出走権を得られず、格上挑戦でエリザベス女王杯に参戦。レースでは積極策でレースを牽引したメジロカンムリを差し切ってG1初制覇を達成した。

【9位】クィーンスプマンテ

 2009年のエリザベス女王杯。牝馬二冠を達成したブエナビスタが圧倒的支持を受けるなか、クィーンスプマンテは11番人気の伏兵評価だった。レース本番ではテイエムプリキュアとの先行争いとなり、そのまま2頭が後続をぐんぐん突き放す展開。直線でもセーフティリードは縮まらず、後続を振り切って悲願のG1初制覇を果たした。

【10位】ピンクカメオ

 2007年のNHKマイルカップ。1番人気のローレルゲレイロ(当時は1勝馬)が5.5倍という混戦ムードのなか、馬群後方から直線一気の末脚を見せたピンクカメオが他馬を勢いよく差し切り大金星を挙げた。3着には18番人気のムラマサノヨートーが入線し、2頭のワイドは58890円、3連単は973万9870円という大波乱決着となった。

 なお、ピンクカメオの半兄には、同じく東京マイルのG1・安田記念を制したブラックホークがいる。

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