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【芦毛まとめ】忘れられない芦毛の名馬たち

【芦毛まとめ】忘れられない芦毛の名馬たち

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「夏は芦毛を買え!」という格言から、netkeiba編集部が“芦毛馬”を大特集!
芦毛の始祖はサラブレッド三大始祖ではないAlcock Arabianと言われており、直系のAimwell(1782年生まれ)は三大始祖以外から唯一出た英ダービー馬として名前を刻んでいます。
昭和の競馬では記録よりも記憶に残る馬が多く、昭和の終わりから平成のはじめにかけてタマモクロスやオグリキャップが登場したあたりから、GI路線の中心に芦毛馬がいることも珍しくなくなりました。
その個性的で愛らしいルックスで多くのファンを魅了する芦毛馬たち。あなたの好きな馬も登場するかも?

1988年天皇賞秋はタマモクロスとオグリキャップの激突に沸いた。(写真:JRA)

1988年天皇賞秋はタマモクロスとオグリキャップの激突に沸いた。(写真:JRA)

忘れられない芦毛たちの特別コラム

忘れられない芦毛の名馬たち

オグリキャップ

オグリキャップ
馬名オグリキャップ
ダンシングキャップ
ホワイトナルビー
母父シルバーシャーク
生産者稲葉不奈男
生年月日1985年3月27日
産地三石町
主な勝ち鞍88'90'有馬記念
89'マイルCS
90'安田記念など

地方競馬からのサクセスストーリーに加えてバブル景気などもあり起こった第二次競馬ブームの中心馬。引退レースの90年有馬記念には約17万人のファンが中山競馬場に足を運び、優勝したオグリキャップに感動して沸き上がった“オグリコール”の大合唱は日本競馬名場面の一つ。

クロフネ

クロフネ
馬名クロフネ
フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
母父Classic Go Go
生産者Nicholas M. Lotz
生年月日1998年03月31日
産地
主な勝ち鞍2001'ジャパンカップダート
2001'NHKマイルCなど

外国産馬が3歳クラシックレースへ出走できるようになった“開放元年”を象徴する名馬。NHKマイルC優勝後に出走した日本ダービーでは5着に敗れ“黒船襲来”とはいかなかったが、その後に出走した武蔵野S、ジャパンカップダートでは異次元の走りを見せだれもが世界制覇を夢見た競走馬だった。世界進出を目前に患った屈腱炎で引退、種牡馬となった。種牡馬としてカレンチャン、ホエールキャプチャ、アエロリット、ソダシなど牝馬での強豪馬を多く排出した。netkeibaユーザーが選ぶ“平成のダート最強馬”にも選ばれている。

メジロマックイーン

メジロマックイーン
馬名メジロマックイーン
メジロテイターン
メジロオーロラ
母父リマンド
生産者吉田堅
生年月日1987年04月03日
産地浦河町
主な勝ち鞍91'92'天皇賞・春
90'菊花賞など

祖父メジロアサマ、父メジロティターンに続く父子3代天皇賞制覇を成し遂げたメジロ牧場の結晶ともいえる名馬。ステイヤーのイメージが強いが引退レースとなった京都大賞典ではレガシーワールドに0.6秒差つけレコードタイムで完勝していたようにスタミナだけでなくスピードも持ち合わせていた。

ゴールドシップ

ゴールドシップ
馬名ゴールドシップ
ステイゴールド
ポイントフラッグ
母父メジロマックイーン
生産者出口牧場
生年月日2009年3月6日
産地日高町
主な勝ち鞍12'皐月賞
12'菊花賞
12'有馬記念など

3歳時は皐月賞、菊花賞、有馬記念とGIを3勝し最優秀3歳牡馬に選出された。古馬になってからは2015年宝塚記念のようにゲートで立ち上がるなど、強さを脆さを併せ持った破天荒な芦毛馬として人気が高かった。