皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞3着、有馬記念2着。G1で惜敗を続けた関東のプリンス・メジロライアンが、ついに手にしたG1。それが91年宝塚記念だった。関東の競馬ファンにとっては「ようやく獲ってくれたよ」というのが正直な思いだった。 　期待の大...

　アーバンシックは火曜、小雨が降る中、坂路を2本消化し最終追い切りに備えた。25年始動戦の前走日経賞は3着に敗れたが、1週前はやや重のWコースで6F80秒7?1F11秒3。力強い伸び脚を披露した。 　武井師は「1週前は今まで以上に動けていました。高いレベ...

　2020年府中牝馬Sを制し、同年のエリザベス女王杯、有馬記念で2着と活躍したサラキアの2番子のサレジオ(牡、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)が6月15日の阪神・芝1800メートルでデビューする。2019年朝日杯FSなど重賞4勝を挙げた叔父サリオスなど、...

　48年ぶりの偉業なるか。レガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)が宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)で有馬記念からの直行ローテ連勝を狙う。 　前年の有馬記念覇者が宝塚記念に出走することは当然珍しくない。しかしながら、有馬記念から直行での参戦となると...

◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、阪神競馬場・芝2200メートル) 　グランプリホースの誇りで主役の座は譲らない。昨年の有馬記念で鮮やかな勝利を飾ったレガレイラは、レース後に右前脚第1指骨剥離(はくり)骨折が判明。その大一番以来となる復帰戦へ、太...