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【古馬ダート路線最新勢力図】海外遠征組に魅力あふれる3歳馬がどう挑むか

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史上5頭目の芝ダート両GI制覇を達成したモズアスコット(撮影:下野雄規)

史上5頭目の芝ダート両GI制覇を達成したモズアスコット(撮影:下野雄規)

 フェブラリーSは、前走の根岸Sからダートへと路線変更したモズアスコットが勝利。次走、芝に戻したとはいえ13着に敗れており、フェブラリーSのレースレベルにはやや疑問が残る。その一番の理由が、今年はドバイだけでなくサウジCに、昨年チャンピオンズCを制したクリソベリルを始め、ゴールドドリームが海を渡ったことが大きいだろう。今後は日本で出走を予定しており、レベルの高いレースが春以降は見られるはずである。

 昨年JBCクラシックを勝利し今年初戦の川崎記念も順当勝ちしたチュウワウィザードは6月24日の帝王賞から復帰。昨年末の東京大賞典を勝ったオメガパフュームも、平安Sを叩いて帝王賞への出走を予定している。

 あと1頭注目なのがカフェファラオ。まだ2戦しかしていないが、新馬⇒ヒヤシンスSの勝ちっぷりは豪快そのもの。昨年のクリソベリルは3歳でチャンピオンズCを勝っており、同馬もまだまだ上を目指せそう。まずは6月のユニコーンSでの走りに注目して欲しい。

2020年春・古馬ダート路線有力馬一覧

モズアスコット(牡)

モズアスコット(牡)
Frankel
India
母父Hennessy
厩舎矢作芳人(栗東)
馬主キャピタル・システム
生産者Summer Wind Farm
主な戦跡2020年フェブラリーS

クリソベリル(牡)

クリソベリル(牡)
ゴールドアリュール
クリソプレーズ
母父エルコンドルパサー
厩舎音無秀孝(栗東)
馬主キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
主な戦跡2019年チャンピオンズC

チュウワウィザード(牡)

チュウワウィザード(牡)
キングカメハメハ
チュウワブロッサム
母父デュランダル
厩舎大久保龍志(栗東)
馬主中西忍
生産者ノーザンファーム
主な戦跡2019年川崎記念

オメガパフューム(牡)

オメガパフューム(牡)
スウェプトオーヴァーボード
オメガフレグランス
母父ゴールドアリュール
厩舎安田翔伍(栗東)
馬主原禮子
生産者社台ファーム
主な戦跡2019年東京大賞典

カフェファラオ(牡)

カフェファラオ(牡)
American Pharoah
Mary's Follies
母父More Than Ready
厩舎堀宣行(美浦)
馬主西川光一
生産者Paul P. Pompa
主な戦跡2020年ヒヤシンスS

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