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【POG2020-2021】名牝ブエナビスタからついに最高傑作が誕生?

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5月11日から公開中のnetkeiba「POGマル秘リスト」から、netkeibaPOG特捜班がピックアップしたおすすめ馬を今回は特別に無料で公開! この「POGマル秘リスト」の中に埋もれている逸材を見つけ出せ!

ブエナベントゥーラ

母ブエナビスタのブエナベントゥーラ

◆ブエナベントゥーラ
牡/美浦・堀宣行厩舎/サンデーレーシング

 祖母はビワハイジ(阪神3歳牝馬S)、母ブエナビスタは牝馬クラシック二冠、天皇賞、JCなどGIを6勝。競走馬として走った産駒3頭は(いずれも父はキングカメハメハ)は、1〜3勝級。血統伝承にあと一歩、踏み込めない現状がもどかしい。しかし、父にモーリスを配し、兄弟一番――いや母さえ超える可能性を秘めた、万能サラブレッドが誕生。栗毛の肌は時にビッグレッドに輝き、闘志満々。調教の負荷を高くしても、即座に応えるエネルギーに満ちている。4月半ばから美浦トレセンで調教タイムを出し始め、6月の東京1週目、芝1400mデビューに向け飛翔態勢に入った。堀厩舎は前年、サリオスが新馬勝ちをはたしている。

◆ヨーホーレイク
牡/栗東・友道康夫厩舎/金子真人ホールディングス

 ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ラベンダーヴァレイなど、ディープインパクト産駒の兄姉、重賞勝ちおよび連対馬多数。仔出しもよく、本馬は12番仔にあたる。4月には栗東トレセン入り、体重は500キロ前後。首、背中は長め、胴伸びもよく皮膚は滑らか。気性はオンとオフの切り替えができ、走りはパワフル。弥生賞を制圧したカミノタサハラと姿形など共通点多い。兄は皐月賞4着でターフを去ったが、友道厩舎から兄超え。一族の願望ダービー奪取を目指す。

オーソクレース

母マリアライトのオーソクレース

◆オーソクレース
牡/美浦・久保田貴厩舎/キャロットファーム

 母はエリザベス女王杯、宝塚記念を外一気。母の兄弟はクリソライト、クリソベリル。配合によって、芝・ダートの両方でそれぞれGI勝ち馬を送り出している。420キロで、明け3歳デビューだった華奢な母とは体型一変。エピファネイアを配合した一番仔は、3月半ば480キロ前後で推移してきた。母系力だけでも十分将来像がイメージできるが、父エピファネイアの影響も随所に感じられ、覇気と厚みも兼ね備えている。ただし若干四肢は短め、距離はマイルがベースになるだろう。4月半ば、一旦美浦トレセンに入厩。ゲート試験を済ませ、さてどの新馬にシフトするかを思案中…。

シャフリヤール

兄にアルアインがいるシャフリヤール

◆シャフリヤール
牡/栗東・藤原英昭厩舎/サンデーレーシング

 母はBCフィリー&メアスプリントなど海外12勝、エクリプス賞を受賞した名牝。3番仔アルアインは皐月賞、大阪杯制覇、昨年をもって引退、種牡馬生活に入った。最大526キロまで大きくなったアルアインと比べると、2歳3月時は450キロ前後。牡馬にしては少し小さめだが、そのぶんスピード指数は高く、ディープの俊敏さをしっかりと受け継いでいる。早期デビューとはいかないだろうが、夏場を成長・トレーニング期間にあて、秋口もう一段上のスケールを獲得したい。

アレンシュタイン

北海道シリーズのデビュープランもあるアレンシュタイン

◆アレンシュタイン
牡/美浦・堀宣行厩舎/社台レースホース

 社台RH・募集価格は1億。母は独オークス制覇、タフで辛抱強い中長距離馬系の、ドイツ競馬史のブラックタイプがズラリと勢ぞろい。初仔・現3歳リメンバーメモリー(父キズナ)は、現役1勝。2番仔の推定体重は450キロ前後。やや小振りではあるが、父ディープインパクトの要素が、いっぱい詰まった鹿毛馬。緩急をつけ早めの組で育み、北海道シリーズのデビュープランもある。

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