第88回日本ダービー(2021年05月30日 G1 東京 芝2400m)の「騎手別距離成績データ」をご紹介。07年のウオッカ以来14年ぶりとなる牝馬Vを目指すサトノレイナスに騎乗するルメール騎手、昨年のコントレイルに続く無敗の2冠制覇に挑むエフフォーリアに騎乗する横山武史騎手。2016年以降の東京芝2400mの成績をみるとこの二人の成績には大きな差が…
このコースでは圧倒的な成績を残しているルメール騎手(ユーザー提供:megさん)
30日に東京競馬場で行われる、第88回日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m・1着賞金2億円)。
2018年生まれの競走馬の頂点を決める“競馬の祭典”日本ダービー(GI)。皐月賞を制したエフフォーリアが、昨年のコントレイルに続く無敗の2冠制覇に挑む。鞍上の横山武史騎手には、父・典弘騎手との親子制覇がかかる。ほかに07年のウオッカ以来14年ぶりとなる牝馬Vを目指すサトノレイナス、毎日杯をレコードで勝利したシャフリヤールなどが出走する。
日本ダービーだけでなく、オークス、ジャパンカップが行われる東京芝2400m。レース数も短中距離に比べると少なく、経験にも差が出るコースだ。今回日本ダービーに騎乗する騎手の東京芝2400mの成績を調べてみた。ウオッカ以来の牝馬制覇を狙うサトノレイナスに騎乗するルメール騎手が圧倒的に好成績。勝率が30.4%、複勝率は60%を超えている。複勝率でいうとM.デムーロ騎手、戸崎圭太騎手が続いている。サトノレイナス-アドマイヤハダル-グレートマジシャンの3連複は押さえておいた方がいいかもしれない。
今回一番人気のエフフォーリアに騎乗する横山武史騎手は2016年以降、このコースでは1勝しかしていない。ただ、昨年デアリングタクトでオークスを制した松山弘平騎手はオークスの勝利がこのコースの初勝利。馬の能力があれば気にしなくてもよいデータかもしれない…
2016年以降の東京芝2400mの騎手別成績 馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 01番 横山武史 1- 0- 0-18 5.3% 5.3% 5.3% 02番 池添謙一 3- 1- 1-12 17.6% 23.5% 29.4% 03番 石橋脩 6- 7- 7-41 9.8% 21.3% 32.8% 04番 横山典弘 5- 2- 2-32 12.2% 17.1% 22.0% 05番 武豊 3- 1- 1-23 10.7% 14.3% 17.9% 06番 大野拓弥 2- 2- 5-58 3.0% 6.0% 13.4% 07番 松山弘平 1- 0- 1-11 7.7% 7.7% 15.4% 08番 川田将雅 4- 4- 2-16 15.4% 30.8% 38.5% 09番 浜中俊 2- 0- 1- 8 18.2% 18.2% 27.3% 10番 福永祐一 7- 1- 8-33 14.3% 16.3% 32.7% 11番 吉田隼人 1- 2- 2- 9 7.1% 21.4% 35.7% 12番 和田竜二 2- 2- 1-13 11.1% 22.2% 27.8% 13番 戸崎圭太 14-20- 8-52 14.9% 36.2% 44.7% 14番 田辺裕信 10- 8- 6-71 10.5% 18.9% 25.3% 15番 デムーロ 11- 6-13-26 19.6% 30.4% 53.6% 16番 ルメール 28-20-10-34 30.4% 52.2% 63.0% 17番 藤岡佑介 0- 1- 1- 6 0.0% 12.5% 25.0%
※データは2016~2021年5月23日までのもの