第88回日本ダービー(2021年05月30日 G1 東京 芝2400m)の「馬番別データ」をご紹介。無敗クラシック2冠の期待がかかるエフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、07年ウオッカ以来14年ぶり史上4頭目の牝馬Vを狙うサトノレイナス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)。この人気2頭の過去馬番成績をみると明暗がくっきりと分かれた…
エフフォーリアは1枠1番からのスタート
30日に東京競馬場で行われる、第88回日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m・1着賞金2億円)の枠順が27日確定した。
エピファネイア産駒で、無敗クラシック2冠の期待がかかるエフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)は1枠1番からのスタートとなった。 また、07年ウオッカ以来、14年ぶり史上4頭目の牝馬Vを狙うサトノレイナス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は8枠16番、GI・2勝馬アルアインの全弟にあたるディープインパクト産駒シャフリヤール(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は5枠10番に入った。
枠順決定を踏まえて過去35年の日本ダービーの馬番成績をみてみると2019年ロジャーバローズ、2013年キズナ、2010年エイシンフラッシュ、2009年ロジユニヴァース、2008年ディープスカイと近年で勝ち馬5頭を出している1番、昨年のコントレイル、2011年オルフェーヴル、2005年ディープインパクト、1998年スペシャルウィーク、1988年サクラチヨノオーと同じ5頭が優勝している5番が最も勝ち馬を出している馬番だ。ちなみにサトノレイナスが入った馬番16番はアサクサキングス、ボールドエンペラーが2着に入っただけ、という数字に…複勝率ということで考えると内枠だけでなく13番が外目の馬番では良い成績だ。この枠順がどうレースに影響を及ぼすか…
日本ダービー過去35年馬番別成績 馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 01番 5- 3- 3- 23 14.7% 23.5% 32.4% 02番 3- 1- 0- 31 8.6% 11.4% 11.4% 03番 4- 2- 3- 26 11.4% 17.1% 25.7% 04番 1- 3- 1- 30 2.9% 11.4% 14.3% 05番 5- 2- 2- 26 14.3% 20.0% 25.7% 06番 1- 2- 3- 29 2.9% 8.6% 17.1% 07番 0- 4- 3- 27 0.0% 11.8% 20.6% 08番 1- 2- 1- 31 2.9% 8.6% 11.4% 09番 0- 2- 0- 33 0.0% 5.7% 5.7% 10番 2- 0- 1- 32 5.7% 5.7% 8.6% 11番 0- 4- 2- 29 0.0% 11.4% 17.1% 12番 3- 3- 0- 29 8.6% 17.1% 17.1% 13番 2- 3- 3- 27 5.7% 14.3% 22.9% 14番 2- 0- 3- 30 5.7% 5.7% 14.3% 15番 1- 0- 5- 29 2.9% 2.9% 17.1% 16番 0- 2- 0- 33 0.0% 5.7% 5.7% 17番 2- 0- 2- 30 5.9% 5.9% 11.8%
※データは1986〜2020年のもの