【有馬記念2020予想】細江純子さんの馬体診断！人気薄だが面白みがある馬とは…

更新日：2020年12月23日

第65回有馬記念（2020年12月27日 G1 中山芝2500m）の「細江純子さんが有力馬の馬体をチェック！」をご紹介。パドック診断が好評な細江純子さんがクロノジェネシス、フィエールマン、ラッキーライラックなど有馬記念に出走を予定している16頭の馬体診断をパドック診断が好評な細江純子さんに行っていただきました。人気薄ではあるが面白みのある馬もピックアップ！もちろん馬体写真付きでお届けします。

今までの中でも1番良い状態のフィエールマン

オーソリティ/美浦・木村哲也厩舎　牡3

オーソリティ(12月16日撮影)

　3歳とは思えない古馬のような風格で堂々とした立ち姿をしています。折り合い面に少し課題を残したタイプなだけに表情も気になっていましたが、キリッとしたハンサムな顔つきで落ち着きも感じられ、メンタル面も安定しているように見受けられます。休み明けとなった前走よりも腹回りが引き締まり全体的にパンプアップも。また体型的にも持久力を問われるコース向きにも感じ、一線級の古馬に混じって、どこまで戦えるか？楽しみです。

オセアグレイト/美浦・菊川正達厩舎　牡4

オセアグレイト(12月16日撮影)

　500キロ近くある体重ですが、手足が長く、胴もスラリとしており全く重たさのない、長距離ランナーの体型。状態がまだまだなのかな？という時は、細くなるというよりコジンマリと小さく見せ、トモに物足りなさが。よって今回のようなスラリと大きく見せているのは引き続き好状態をキープしているとみていいと思えます。

カレンブーケドール/美浦・国枝栄厩舎　牝4

カレンブーケドール(12月16日撮影)

　前走よりも前軸がシッカリとして立てているので、重心の位置が良くなっている印象を受けます。その分、前の可動域が大きく使えるような姿勢に。安定性が増しているように思え、休み明けからの1戦毎に良くなっていると感じます。もちろん残りの週も考えての調整でもあるので、当日、この写真よりも腹回りなどスッキリとした様子となれば、非常に面白みを感じます。