第37回マイルチャンピオンシップ(2020年11月22日 G1 阪神 芝1600m)の「【マイルCS予想】細江純子さんが有力馬の馬体をチェック!」をご紹介。パドック診断が好評な細江純子さんが史上8頭目のマイルGI春秋連覇狙うグランアレグリアを始め、サリオスやインディチャンプ、レシステンシアなどマイルチャンピオンシップに出走を予定している有力馬10頭の馬体診断をパドック診断が好評な細江純子さんに行っていただきました。もちろん馬体写真付きでお届けします。
グランアレグリア(11月12日撮影)
前走時が、パドックでは腹回りのボテッとした感じはあり、正直余裕を感じました。しかし騎手を背にして返し馬に向かうと、気が入りフィットした状態に。思わず、騙されたと感じるほどで、一流馬はONとOFFを直前まで使い分けると感じました。今回ですが、一度叩かれたことによりOFFの状態でもユルサは感じませんし、柔らかみのある筋肉をまといながら重厚感も。普通のレベルで良い状態を保っている、そんな印象です。
アドマイヤマーズ(11月11日撮影)
一度使ってガラリと良くなるタイプ。よってスワンS後となる今回、毛ヅヤや肌の薄さを感じる体となっており、その点は良くなっている印象を受ける一方で、でも少し細すぎるようにも思えます。また前回時のパドックでトモを流した歩きをしていたように見受けられ、その点も気になります…。
インディチャンプ(11月12日撮影)
もともと休み明けは腹回りをボデッと見せ、一度叩かれてからの方がよくなるタイプ。今回においてはスプリンターズSを回避しての5か月振りとなる為、そのあたりが気がかりでしたが、太目感はないですし、この馬の良さであるトモのボリューミーさもうかがえ、悪くないデキだと感じます。
サリオス(11月11日撮影)
体が変化してきました。ユル・ユル男クンから締まりのあるボディーに。中間、軽い疝痛などもあったようですが...
レシステンシア(11月11日撮影)
6か月半の休み明けとなりますが、久々を感じさせない素晴らしい体付きで驚きました。前肢を軸に...
サウンドキアラ(11月12日撮影)
冬ですが、毛ヅヤも悪くなく肌も薄く見せており、悪いという印象ではないのですが、この馬の...
ペルシアンナイト(11月12日撮影)
毎回書くのですが、若い頃はトモがユルク、重心が前に落ちてしまっている立ち方でしたが、それが年齢と共に...
ケイアイノーテック(11月12日撮影)
3走前の安田記念あたりから馬が良くなっていると思えます。前ノメリになりすぎず、前軸で...
ラウダシオン(11月11日撮影)
表情が凄く良いと思います。ノンストレスで気持ちが良さそうなケハイ。また...
タイセイビジョン(11月12日撮影)
立ち方のバランスが良い時に比べると、少し崩れていうように感じます。また前回時のパドックが...