夏の北海道の洋芝戦らしく、カリビアンゴールド(9人気3着)、フロンテアクイーン(4人気2着)、トーセンビクトリー(6人気2着)と、ネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引く馬がよく穴に。またミッキーチャーム(母父ダンジリ)、ディアドラ(父ハービンジャー)、カリビアンゴールド(母父ケープクロス)、ソウルスターリング(父フランケル)と、最近はダンジグの血を引く馬の活躍も目立つ。3歳で勝ったのはアエロリット、アイムユアーズ、アヴェンチュラ、アプリコットフィズ。GIで連対するクラスの馬ばかり。(解説:望田潤)
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母母ブラッシングブライドはサンロマン賞(仏G3・芝1600m)3着。母父ウォーエンブレムはケンタッキーダービー馬でウィクトーリアやブライトエンブレムなどの母父。デビュー戦から50キロ以上も体重を増やし、牝馬路線の上位常連に定着した。最近のパドックでも馬体の充実が目を引くし、昨年2着から更にパワーアップしている感。牝系のディスタントリラティヴが強いマイラーっぽい体型で、1600〜1800が適距離だろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
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トゥザヴィクトリーの姪で、トゥザグローリー、トゥザワールド、デニムアンドルビーなどのイトコ。この牝系のルーラーシップ産駒にはリオンリオンがおり、ルーラーシップ×アグネスタキオンはサンリヴァル=ヴァンケドミンゴ兄弟と同じ。ヌレイエフ5×3のクロスを持ち...もっと見る