2020年05月03日(日)に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1)予想でおすすめの予想をご紹介! 2020年のダイヤモンドSで325.5倍のミライヘノツバサに◎を打ち大穴を的中させた若原隆宏の予想を無料公開! 東大農学部獣医学課程卒で獣医師免許を持つ東京中日スポーツの馬体派が下す最終決断に刮目せよ!
前哨戦でヒットさせた大穴を、本番でどう扱うかというのは、穴記者が年に何度か直面するテーマのひとつだ。前哨戦の結果を見ての”変節”ではなく堂々と追いかけることができるという言い方がある一方、”柳の下のドジョウ”的な安直な選択ではないのか。その間で悩む。
こうしたケースにおけるポイントは2つ。
①前走でピックアップできた根拠は保持されているか。
②引き続き、穴でありつづけるのか。
天皇賞・春においてはミライヘノツバサがまさにこのテーマに乗ってくる。ダイヤモンドSには驚いたが、驚いたのは結果ではなく人気薄の程度だった。
日経賞でシャケトラの2着。これくらいの実績がある馬が、ハンデ戦でわかりやすく調教でも動いていたのだから、上位人気ではないにしてもいわゆる「3着でいい◎」として「普通の穴」くらいに思っていた。当日朝にオッズを見たときには、単勝が180倍くらいだったと記憶している。あわてて、当初買うつもりのなかった単勝もマークカードを塗った。その時点でも「まあ、最終的には50倍とか70倍くらいまで人気してくるだろう」と思っていた。結果的には歴史に残るレベルの大波乱だったが、フロックでもなんでもない。普通にあり得るレベルの結果が、普通に起こっただけなのだ。
では、天皇賞・春では彼をどう扱うべきだろうか。挙げたポイント2つにそって…