2018年6月30日、中京競馬場5Rで行われた新馬戦は、8頭立ての4番手でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気アドマイヤマーズが、直線で外から上がってきた3番人気ケイデンスコールと叩き合い、最後にこれをハナ差下して優勝した。勝ちタイムは1分37秒7(良)。...もっと見る

「ヨーイドンのレースになりました。そういうレースはあまり良くないです。先頭に立ったらフワフワするところがありました。2着の馬が来たら、(併せる形になって)ぐんぐん伸びました。良かったです。2歳らしくない2歳です」

2018年7月21日、中京競馬場で行われた中京2歳Sは、好位でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気アドマイヤマーズが、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の2番人気エイシンゾーンに3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒7(良)。...もっと見る

「初戦は抜け出してからふわっとしていたけど、１回使って良くなっていましたね。ペースが遅かったので自分のリズムで運びましたが、かなり強い内容でした」

2018年11月10日、京都競馬場で行われたデイリー杯2歳Sは、先手を取ったM.デムーロ騎手騎乗の1番人気アドマイヤマーズが、そのまま直線に入って、好位追走から並びかけてきた6番人気メイショウショウブを振り切り、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒4(良)。 ...もっと見る

「いい馬です。スタートも上手です。いつももう少し後ろからですが、ペースも遅かったので逃げました。新馬の時から思っていましたが、もう一つ上のギアがあるので距離はもう少し延びてもと思います。能力も高く頭のいい馬。体もプラス12キロと成長していました。性格もよく、他の馬が並んできても負けません。楽しみです」

2018年12月16日、阪神競馬場で行われた朝日杯FSは、3番手でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気アドマイヤマーズが、直線で前を交わして抜け出し、4番手から追い上げてきた9番人気クリノガウディーに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。...もっと見る

「本当に強いです。どんどん成長しています。競馬をわかっていて、頭の良い馬です。スタートが決まり、グランアレグリアを見ながらちょうど良い(ポジション)と思っていましたし、最後はすごく良い脚で伸びました。距離はもう少し延びても大丈夫だと思います。このままでも十分ですが、3歳になると他の馬も成長します。この馬も成長してくれたら、本当に楽しみです」

「2018年度JRA賞」競走馬各部門の受賞馬が発表され、最優秀2歳牡馬にはアドマイヤマーズが276票中、153票で選ばれた。記者投票ではこの他、サートゥルナーリアに123票が投じられた。 ...もっと見る

2019年2月10日、無敗の2歳王者アドマイヤマーズは2019年の始動戦で2着惜敗。逃げを選択して自分のリズムでペースを刻んだが、直後でマークしていたダノンキングリーに内から出し抜かれ、最後まで食らいつく勝負根性を見せたが、その差は詰まらなかった。...もっと見る

「今日のレース回顧なんだけど、たった今終わった共同通信杯。アドマイヤマーズにとって初めての輸送、そして東京競馬場、そして1800mと言う課題を持ったレースだった。」...もっと見る

2018年の最優秀2歳牡馬アドマイヤマーズは、直線で伸びを欠き4着に敗れた。 ...もっと見る

「皐月賞。僕にとっては非常に悔しい結果となった。レースはスタートから、しっかりと出ることが出来たが、周りの馬の速さからもペースが早くなると感じた。」...もっと見る

2019年5月5日、東京競馬場で行われたNHKマイルCは、中団の外でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気アドマイヤマーズが、直線で各馬を差し切り、最後は大外から追い上げてきた14番人気ケイデンスコールに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。 ...もっと見る

「馬の気持ちを大事に乗りました。悪くはありませんが、スタートが少し遅くなり、思ったより後ろの位置で他の馬を見ながら行きました。最後に外から他の馬が来ると、耳を絞ってもう一度伸びてくれました。1600mは一度も負けていません。この馬の良いところは負けない気持ちです」

「今日のレース回顧なんだけど、もちろん、先ほど行われたNHKマイルCだね。まずは、やったー!!!!」...もっと見る

一夜明けた6日は、終日自厩舎で激闘の疲れを癒やし、「いつものレース後と同じ感じ。朝食前のおやつもバリバリ食べていました」と津田助手も安堵（あんど）の笑みを浮かべた。...もっと見る

「直線で左にもたれていて全然伸びませんでした。敗因はわかりません。馬場は気にしていませんでしたが、今回久々ということもあったのかもしれません。使って良くなりそうです」

現地時間8日、香港のシャティン競馬場で行われた香港マイルは、好位の後ろでレースを進めたC.スミヨン騎手騎乗の5番人気アドマイヤマーズが、直線で抜け出し、外目から脚を伸ばした4番人気ワイククを1/2馬身差振り切って優勝した。 ...もっと見る

「近藤オーナーが香港のために仕立てたスーツを、今日は私が着て臨みました。馬の具合は本当に良く、道中もジョッキーと事前に立てた作戦どおりでした。ゴールするまで必死に応援しました。3歳馬でこのレースを勝った馬はいないとのことなので、すごく嬉しいです。世界のマイル王を目指してこれからも頑張ります。日本に帰ってから近藤オーナーに良い報告ができます」

　オーナーに捧げる勝利だ。日本の３歳馬アドマイヤマーズが、中団から鋭く伸びて海外Ｇ１初制覇。３連覇を狙った地元の英雄ビューティージェネレーションら古馬勢を力でねじ伏せ、栄光のゴールへ飛び込んだ。

　その瞬間、思わず友道師は目頭を熱くした。先月１７日、オーナーの近藤利一氏が７７歳で死去。この日は生前、近藤氏が香港で観戦するために新調したスーツを着て戦況を見守った。「僕が代わりに着てきました。近藤さんと一緒にいるような感じで応援していました。いい報告ができる」。ともに表彰式に並んだ近藤旬子（じゅんこ）夫人も感慨深げ。「まさか勝てると思っていなかったので。故人も喜んでいると思います」と声を震わせた。 ...もっと見る