札幌記念は「スーパーGII」の異名が示すように、1着賞金が最も高いGIIとなっている。そこでこの機会に他のGIIの賞金と比較してみよう。 　今年、JRAで施行される平地GIIは38鞍ある。当然ながら1着賞金の高さは古馬混合戦→3歳限定戦→2歳限定戦の順となる...

　重賞2勝を挙げたシュウジの姪となるニシノコハルビヨリ(牝2、美浦・尾形和幸厩舎)が、土曜新潟3Rの2歳新馬(芝1200m)でデビューする。 　ニシノコハルビヨリは父セイウンコウセイ、母タビズキ、母の父キンシャサノキセキの血統。母はJRAで未勝利に終わっ...

　日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。 　セレクト当歳上場番号357番「フローズンスタイ...

　日本最大の競走馬セール「セレクトセール2025」の2日目(当歳)が15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで実施された。 　上場番号346番「ダイアナヘイローの2025」(牡)は1億2500万円となった(金額は税抜き)。 　コントレイル産駒で母は短距離重賞...

　今年の紅梅S覇者のナムラクララ(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)が、土曜函館11RのTVh杯(3歳上・3勝クラス・芝1200m)でオープン返り咲きを狙う。 　ナムラクララは父アドマイヤマーズ、母サンクイーンII、母の父Storm Catの血統。半姉のナムラクレアは現役...

◆第32回函館スプリントS・G3(6月14日、函館競馬場・芝1200メートル、良) 　函館開催の幕開けを彩るサマースプリントシリーズ第1戦は16頭で争われ、クリストフ・ルメール騎手騎乗で単勝1・7倍で1番人気のナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父...

　6月14日(土)は東京・阪神・函館の3場開催。13日正午の馬場状態は、東京が芝良・ダート稍重、阪神と函館が芝・ダート共に良となっている。 ■函館スプリントSでナムラクレアが2度目の制覇を狙う 　函館11Rは芝1200mの函館スプリントS(GIII)。ナムラクレア...

◆第32回函館スプリントS・G3(6月14日、函館競馬場・芝1200メートル) 　　夏の函館競馬の開幕を告げる函館スプリントSの枠順が6月14日、確定した。 　24年の阪神Cを制するなど重賞5勝の実績馬で、3年ぶりの当レース制覇がかかるナムラクレア(牝6...

　マッドクールは初の東京輸送。名倉助手は「海外に行ったり、中山にも行っているので。問題なく落ち着いています」と愛馬の状態に安堵(あんど)した。 　新馬戦以来のマイル戦になるが「年末の阪神Cでメドはついた。ペースへの対応が鍵になるが、そこは(...

◆第75回安田記念・G1(6月8日、東京競馬場・芝1600メートル) 　今年の高松宮記念で6着のマッドクール(牡6歳、栗東・池添学厩舎、父ダークエンジェル)はマイルへの距離延長で昨年の高松宮記念以来のG1・2勝目を目指す。5月28日の1週前追い切りでは坂井...

　金鯱賞で重賞3勝目を挙げたクイーンズウォーク(牝4、栗東・中内田充正厩舎)が、ヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。 　クイーンズウォークは父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー、母の父Harlingtonの血統。母は15年の米G1・BC...

　高松宮記念3着から中4週のママコチャ(牝6＝池江)は坂路単走で4F53秒4?1F12秒3を計時。力強い踏み込みで時計の印象以上に迫力のある動きを披露した。 　池江師は「サッと流す感じで動きはいい。順調に来ている」とうなずく。CWコースの1週前追いで6F79秒...

　春G1新企画として今週から「調教超考」がスタート。スポニチ競馬の精鋭スタッフ陣が持ち回りの担当制で、最終追い切りの注目馬をピックアップ。前走時、1週前追いと比較しながら動きと状態を詳細に分析します。初回の高松宮記念は万哲とオサムが担当。ス...

　芦毛の馬体がひときわ輝く。昨年の覇者マッドクールはしまいに重点を置いて坂路4F55秒0?1F11秒7。ラストの鋭い伸びが光った。 　2週続けて追い切りに騎乗した坂井は「最後の反応が良かったし、いい状態」と好感触。昨年勝利後は精彩を欠いていたが、阪...

　春のG1シーズン開幕を告げるスプリント王決定戦「第55回高松宮記念」の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。2年連続2着のナムラクレア(牝6＝長谷川)はルメールを背に坂路で4F51秒5?1F12秒1の好時計。僚馬で半弟のナムラアトム(4歳3勝クラス)を突き放...

　「オーシャンＳ・Ｇ３」（３月１日、中山） 　東京新聞杯８着から中２週で臨むオフトレイルは２６日、栗東坂路で最終リハ。間隔が詰まるなかでも楽々と加速ラップを刻み、順調な仕上がりをアピールした。 　吉村師は「予定通り。状態は安定しています...

　「阪急杯・Ｇ３」（２２日、京都） 　猛時計をマークした。昨年の２着馬アサカラキングは１９日、美浦坂路で追われ、４Ｆ４９秒３-３６秒６-１２秒２と２３年１０月の美浦坂路改修後としては最速となる時計を馬なりで記録した。 　斎藤誠師は「風が強...

◆シアター(19日・吉田) 　昇級後は結果の出ていないシアター(牝4歳、栗東・茶木)だが、この日の栗東坂路では体重の軽い見習い騎手が騎乗したとはいえ、4F53秒0-12秒0(馬なり)をマーク。中間は一頓挫があり再調整となったが、この機敏な動きなら力は出せそ...

　長期ブランク明けの前走でも見せ場十分のソーダズリング。終いの脚は堅実で巻き返す。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■2/22(土)　阪急杯(4歳上・GIII・京都芝1400m) 　9カ月ぶりだった前走の阪神Cは6着でも、終いに良い脚を使って能力を再...

　「阪急杯・Ｇ３」（２２日、京都） 　１着馬に高松宮記念（３月３０日・中京）への優先出走権が付与される前哨戦。今年は阪神のスタンド工事の影響で、京都で行われる。 　阪神Ｃ１１着からの反撃に燃えるダノンマッキンリーが春の大舞台に弾みをつけ...