ダンツエランは角馬場で体をほぐした。橋本助手は「体調はいいですよ。体の張りもあります」と仕上がりに胸を張る。 　昨年ファンタジーSを不良馬場でV。「そこまで降らないかもしれないけど他の馬が苦にするようなら」と歓迎した。今年のJRA・G1はロー...

　昨年11月のファンタジーS勝ち馬ダンツエランは金曜朝、角馬場からCWコースで息を整えた。本田師は「前走を使って感じは良くなっています」と好感触。 　枠順は外めの14番に入ったが、「前々走(阪神JF17着)は接触があったからね。内よりも外の方がいい」...

　桜花賞当日の阪神競馬場は雨が降りそうな雰囲気だ。そこで道悪になった場合の注目馬をピックアップしたい。 　まずはシンプルに考えよう。1頭目はメンバー中唯一、芝の重?不良で勝ち鞍があるダンツエラン(牝3、栗東・本田優厩舎)だ。昨年のファンタジー...

◆第85回桜花賞・G1(4月13日、阪神競馬場・芝1600メートル) 　今年のG1はフェブラリーSのコスタノヴァ、高松宮記念のサトノレーヴ、先週の大阪杯のベラジオオペラとここまで、3戦全てロードカナロア産駒が勝利している。同一種牡馬の産駒による年明け...

　セレクトセールで高額取引されたショウナンザナドゥ(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。 　ショウナンザナドゥは父キズナ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitの血統。母は09年の米G1・デルマーデビュータントSの覇...

◆第85回桜花賞・G1(4月13日、阪神・芝1600メートル) 　春のG1シリーズ第3戦、第85回桜花賞は13日、阪神競馬場の芝1600メートルで行われる。1週間にわたりレースや出走馬などを掘り下げる「考察」は山本理貴記者が担当する。プロローグ編ではファンタ...

　現役屈指のダートスプリンターのリメイク(牡6、栗東・新谷功一厩舎)が、ドバイゴールデンシャヒーン(3歳以上・G1・ダ1200m)でG1初制覇を狙う。 　リメイクは父ラニ、母サリエル、母の父キングカメハメハの血統。父は16年のUAEダービーの覇者。同年の米G...

　セレクトセールで高値となったエピファネイア産駒のダノンアンチュラス(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜中山5Rの3歳未勝利(芝2200m)で初勝利を狙う。 　ダノンアンチュラスは父エピファネイア、母アンチュラス、母の父ディープインパクトの血統。母は11...

　04年のオークス馬のダイワエルシエーロを母に持つスライビングロード(牝3、栗東・福永祐一厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。 　スライビングロードは父レイデオロ、母ダイワエルシエーロ、母の父サンデーサイレンスの...

　ファンタジーS勝ち馬で阪神JFで17着だったダンツエラン(牝、栗東・本田優厩舎、父ロードカナロア)は報知杯FR(3月8日、阪神・芝1400メートル)から始動。同レースには紅梅S2着のインブロリオ(牝、栗東・吉村圭司厩舎、父アドマイヤムーン)、同6着のキャッ...

　昨年のファンタジーSを勝ったダンツエラン(牝3歳、栗東・本田優厩舎、父ロードカナロア)は報知杯FR・G2(3月8日、阪神競馬場・芝1400メートル)で復帰することになった。鞍上は引き続き、団野大成騎手＝栗東・斉藤崇史厩舎＝。ここから桜花賞・G1(4月13日...

　「ダンツ軍団」が22年ぶりのJRA・GI制覇なるか。ファンタジーSを制したダンツエラン(牝2、栗東・本田優厩舎)が、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)で2歳女王の座を狙う。 　ダンツエランは父ロードカナロア、母ミスチヴァスミスティ、母...

　京都競馬場で2日、ファンタジーステークス(2歳牝・GIII・芝1400m)が行われ、道中中団を追走した団野大成騎手騎乗の4番人気ダンツエラン(牝2、栗東・本田優厩舎)が逃げ粘るモズナナスター(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)、連れて伸びたベルビースタローン(牝2...

◆第29回ファンタジーS・G3(11月2日、京都競馬場・芝1400メートル、不良) 　東西で2日、2歳重賞が行われ、第29回ファンタジーS・G3(京都)は極悪の不良馬場のなか、大接戦を制したダンツエランが重賞初制覇。栗東・本田優調教師は、桜花賞馬レーヌミノ...

　「ファンタジーＳ・Ｇ３」（２日、京都） 　４番人気のダンツエランが不良馬場をものともせず、直線外から脚を伸ばしてゴール前の大激戦を鼻差で制した。殊勲の団野は「最後はつらくなりましたが、きょうの馬場もこなしてくれた。気が良過ぎて最初の２...

　デビュー2連勝中の1番人気カワキタマナレアは5着。後方で脚をため、外々を回してメンバー最速の上がりで追い込んだが、掲示板を確保するのが精いっぱいだった。 　鮫島駿は「ペースが遅すぎましたし、大外枠だったので外々を回らされる形になりました。...

　▼3着ベルビースタローン(西村淳)あと少しでしたね。 　▼4着ヴーレヴー(シュタルケ)直線で追い出してからエンジンのかかりが遅かった。それでも最後はいい脚を使ってくれた。 　▼6着スリールミニョン(永島)道悪も多少こなしてくれましたが、どうしても...

　メンバー最多のキャリア6戦目となった10番人気モズナナスターが逃げ粘って2着。勝ち馬ダンツエランに並びかけられてから、もうひと伸びしたが鼻差の惜敗となった。 　富田は「1200メートルを使っていたのでゲートをいい感じに出てくれました。直線も2番...

　不良馬場の激しい追い比べで勝ち切った。「第29回ファンタジーS」が2日、京都競馬場で行われ、団野大成(24)騎乗の4番人気ダンツエランが中団から脚を伸ばして重賞初参戦で鼻差V。本田優師(65)は5年ぶりの重賞制覇を飾った。2着に10番人気モズナナスター...

　京都11Rの第29回ファンタジーステークス(2歳GIII・牝馬・芝1400m)は4番人気ダンツエラン(団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒8(不良)。ハナ差の2着に10番人気モズナナスター、さらにハナ差の3着に15番人気ベルビースタローンが入った。 　ダ...