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【POG2020-2021】注目新種牡馬まとめ

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2015年の皐月賞・ダービーを制覇した“ダイナカール一族”ドゥラメンテ、古馬になって本格化したGI・6勝馬モーリスなどPOG2020-2021で産駒が国内でデビューする注目新種牡馬をまとめました。

2020年注目新種牡馬一覧

ドゥラメンテ

ドゥラメンテ完勝! ダービーレコードで2冠達成!/日本ダービー

ドゥラメンテ完勝! ダービーレコードで2冠達成!/日本ダービー

登録産駒数189頭
キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
母父サンデーサイレンス
生産者ノーザンファーム
主な戦績15'日本ダービー(G1)

2015年JRA所属騎手となった年にM.デムーロ騎手が出会ったドゥラメンテ。皐月賞の直線で見せたように、気性が激しく、荒々しい所も魅力の一つ。父キングカメハメハから続く親仔三代日本ダービー制覇、母から続く親仔四代GI制覇の偉業達成なるか。

モーリス

マイル王モーリスが中距離の勲章も獲得! GI・5勝目!/天皇賞・秋

マイル王モーリスが中距離の勲章も獲得! GI・5勝目!/天皇賞・秋

登録産駒数176頭
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
母父カーネギー
生産者戸川牧場
主な戦績16'天皇賞・秋(G1)

3歳時までは7戦2勝と成績を残せていなかったが、4歳になり堀宣行厩舎へ転厩後素質開花。4連勝で安田記念を制し、そのあともマイルCS、香港マイル、チャンピオンズマイル、とマイルGIを4連勝。秋には天皇賞・秋、香港Cと中距離GIを連勝し中距離での強さも見せた。メジロ牧場を支えてきた血脈が更に続くのかにも注目が集まる。

リオンディーズ

素質の高さを見せたリオンディーズのM・デムーロは声を弾ませ「すごい馬です」/朝日杯FS

素質の高さを見せたリオンディーズのM・デムーロは声を弾ませ「すごい馬です」/朝日杯FS

登録産駒数133頭
キングカメハメハ
シーザリオ
母父スペシャルウィーク
生産者ノーザンファーム
主な戦績15'朝日杯フューチュリティS(G1)

父はキングカメハメハ、母シーザリオの良血馬。2015年の朝日杯フューチュリティSをキャリア1戦で快勝。キャリア1戦で朝日杯FS(前身の朝日杯3歳S含む)を優勝したのは史上初の快挙。たぐいまれなる素質を持ちながらも気性面の課題があり3歳春は結果を出せず、その後左前繋部浅屈腱炎を発症し3歳で引退。父の素質を受け継ぐ者は登場するか?

アジアエクスプレス

中山最後の朝日杯は初芝のアジアエクスプレスが制す!/朝日杯FS

中山最後の朝日杯は初芝のアジアエクスプレスが制す!/朝日杯FS

登録産駒数118頭
ヘニーヒューズ
ランニングボブキャッツ
母父Running Stag
生産者Ocala Stud
主な戦績13'朝日杯フューチュリティS(G1)

父ヘニーヒューズの米国産馬。デビューから2戦はダートでのレースで5馬身差、7馬身差の圧勝。当初は全日本2歳優駿へ出走する予定だったが除外となり朝日杯フューチュリティSへ鞍上ムーア騎手で出走。初芝ながらここ2戦が評価され4番人気に。最後の直線でムーア騎手のムチに応え鋭い末脚を繰り出し優勝。皐月賞6着以降は再び闘いの場をダート戦に戻すも脚元のケガなどでレパードS優勝のみとなった。二刀流を受け継ぐ“超特急”は登場するか?

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ3連覇、ついにGI・10勝の記録達成/川崎記念

ホッコータルマエ3連覇、ついにGI・10勝の記録達成/川崎記念

登録産駒数110頭
キングカメハメハ
マダムチェロキー
母父Cherokee Run
生産者市川ファーム
主な戦績14'チャンピオンズC(G1)

2012年1月のデビュー戦では3.1秒差の11着だったが、2戦目でいきなり変わり身を見せ単勝49.1倍で優勝。春は古馬相手に1000万下のレースを勝ち上がり、8月のレパードSで重賞初制覇をしてからは徐々に本格化していき2014年のドバイWCで16着に敗れるまで16戦続けて馬券圏内をキープしていた。2013年かしわ記念でGI級競走初優勝を遂げてから2016年川崎記念までにGI級競走10勝の記録を打ち立てた。父のように頂に上り詰める産駒の登場が待たれる。

マクフィ

新種牡馬マクフィが日本軽種馬協会に到着

新種牡馬マクフィが日本軽種馬協会に到着

登録産駒数102頭
Dubawi
Dhelaal
母父Green Desert
産地英国
主な戦績10'英2000ギニー(G1)

2009年フランスでデビュー。2010年には英2000ギニー、ジャック・ル・マロワ賞を制しGI・2勝。ジャック・ル・マロワ賞は父Dubawi、祖父Dubai Millenniumも制しており3世代続けての優勝となった。2011年種牡馬入り後、初年度産駒からGI馬が2頭出るなど初年度から活躍。日本供用初年度から活躍馬がでるか期待されている。

ラブリーデイ

快進撃!ラブリーデイが2度目のGI制覇/天皇賞・秋

快進撃!ラブリーデイが2度目のGI制覇/天皇賞・秋

登録産駒数101頭
キングカメハメハ
ポップコーンジャズ
母父ダンスインザダーク
生産者ノーザンファーム
主な戦績15'天皇賞(秋)(G1)

2012年にデビュー。新馬、野路菊Sと連勝し、続く京王杯2歳Sで2着に入るもその後は苦戦が続く。初重賞制覇は2015年の中山金杯で続く京都記念も優勝し重賞連勝。天皇賞(春)8着後は鳴尾記念、宝塚記念、京都大賞典、天皇賞(秋)と4連勝、GI・2勝を挙げた。

ディスクリートキャット

登録産駒数96頭
Forestry
Pretty Discreet
母父Private Account
生産者E. Paul Robsham
主な戦績06'シガーマイルH(G1)

2歳時にアメリカでデビュー後、ゴドルフィンにトレード。デビューからわずか3戦目での出走となった2006年のUAEダービーでインヴァソールなどを相手に6馬身差を付け圧勝するなど9戦6勝の戦歴で引退し、アメリカで種牡馬入り。種牡馬となってからは3頭のG1勝ち馬に加え、日本では2015年根岸S勝ち馬、エアハリファを出している。2017年シーズンより日本のダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで供用されることなり、日本併用後の初年度産駒が2020年デビューとなる。

ミッキーアイル

登録産駒数72頭
ディープインパクト
スターアイル
母父ロックオブジブラルタル
生産者ノーザンファーム
主な戦績16'マイルCS(G1)

芝1600mの2歳未勝利戦を勝った時のタイムが1:32.3の2歳日本レコードで一躍注目を浴びる存在に。朝日杯FSは除外となったが、前日のひいらぎ賞では鮮やかに逃げ切り勝ちを収めた。なお、勝ち時計は翌日の朝日杯FSよりも0.5秒速いものだった。3歳以降もそのスピードを遺憾なく発揮し、マイル・短距離路線で活躍しGI・2勝を挙げた。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り、17〜19年秋にはシャトル種牡馬としてオーストラリアへ渡っている。自身の持っていた類稀なるスピードが産駒に受け継がれるかに注目が集まる。

エイシンヒカリ

【アイルランドT】(東京)〜エイシンヒカリが無傷の5連勝飾る

【アイルランドT】(東京)〜エイシンヒカリが無傷の5連勝飾る

登録産駒数53頭
ディープインパクト
キャタリナ
母父Storm Cat
生産者木田牧場
主な戦績16'イスパーン賞(G1)

デビューは3歳の4月末と遅くクラシックには間に合わなかった。エイシンヒカリの名を知らしめることになるのは2014年のアイルランドT。前半58.2秒のハイペースで大逃げを打ち、最後の直線に入ると内側から外ラチのすぐ側まで達してしまうほど外にヨレてしまうがそのまま後続に2馬身差をつけ無傷の5連勝を飾った。4歳時には香港C、5歳時にはイスパーン賞と海外でG1レースを2勝。そのイスパーン賞では先手を取れず苦しい競馬となったが、最後の直線では先頭を捉えると後続との差を8馬身広げる衝撃的な勝利だった。この勝利によってワールド・サラブレッド・ランキングの速報ランクで129ポンドを獲得し、ジャスタウェイ以来の日本馬単独首位となった。

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